まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

長良川鉄道 富加駅と関駅

2011-04-29 23:09:45 | 鉄道風景
だいぶ前から行きましょうと言っていた長良川鉄道へyumeさんと18きっぷで。
3月末なのでもう1ヶ月前になるな。。。

長良川鉄道はもと国鉄越美南線。越美北線とつなげて中部地方を縦断する計画だったが夢叶わぬまま、
第3セクターにより引き継がれた。古い駅舎がたくさん残っているので、2日間にかけて途中下車
して歩くプランをたてた。フリーきっぷは1日2000円、2枚で4000円。ちょっと高いが、
ローカル鉄道の応援のためにお金を落とすことにしている。


まず降り立ったのは富加駅。ホームを切り欠いた階段を降りて構内踏切を渡る。
丸石を積んだかわいいホーム。


駅舎は木造でおそらく国鉄時代からのそのまんま。うわぁ~いいなぁ。


装飾はないもののきっちり丁寧に作られていることが分かる。


駅前では毎月朝市が開かれるらしい。人々が集まる場所として大事に使われている駅だ。



関駅に着く直前にフェザーカミソリの工場が見える。関は言わずと知れた刃物の産地だ。
そして長良川鉄道の本社もある。車庫に入った車両がいくつも見えた。


少し大きいが富加駅とよく似た駅舎。


白く塗られた駅舎の壁に「美濃関駅」の文字が浮かんでいた。
昭和61年の第3セクター化のタイミングで多くの駅が変更されたようだが、ここもそう。
長年親しまれた駅名をなぜ変えるのか、、、よくわからない。


25年目にしてじわじわ逆襲を始めた旧駅名!?


お昼どきなので駅前で食べようと思っていたのだが関駅前にはお店が何もなく、刃物会館前駅の
方までまちを見がてら歩いて行くことにした。


刃物の町として全国的に名を知られ商店街もあったりして小さくない町なのだが、食べるところが
全くみつからない。それどころか、パン一つ売っている店がないのだ。


まちなかをくねくね流れる川を渡る橋はそれぞれ古く、親柱にはそろって焼き物でできた
丸いマークがついている。


あっ、これは「セキ」の字を図案化した関市のマークだ。


川沿いに古いギザギザ屋根の工場が建っていた。唐突に感じるのは周りの建物が取り払われて
広々しているせいだろう。中を除くと機械や道具などが置き去りにされたように残っていた。


川の改修をあちこちでやっていたが、護岸を石でやっているのがいい。
石積み風の型抜きコンクリートじゃなく、ここのはちゃんと天然の石を並べている。


刃物会館駅の近くに高そうな鰻屋が1軒あったが、外にメニューも出ておらず、さすがに尻込み。。。
結局食べ物にありつけないまま列車が来て、乗り合わせたおばちゃんにこの話をしたら、
大型総合スーパーがこの近くにできたのでまちなかの個人商店はやっていけなくなったとか。
便利になったのか不便になったのか。。。

続く

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2 コメント

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さすが。 (yume)
2011-05-09 21:43:31
ぷにょさんブログでは随分お久しぶりです♪
忙しさ+無力感にかまけて自分のブログはのんびりペース。。みなさんのブログ巡回はお休み。。なんて状態でいるうちにぷにょさん。。こんなにたくさんアップしてたんですねぇ。。

あの楽しかった長良川鉄道の旅がよみがえってきましたよ。。 

なんだか落ち着かない日続きの私ですが、また旅したくなってきました♪
返信する
yumeさん、 (ぷにょ)
2011-05-12 00:35:30
お久しぶりです(笑)
私はぐうたらGWでしたが、ちょこちょこしたのを含めて
ネタが溜まってきたので、早く出していかないと
書きそびれてしまうと焦ってます。。。

旅行の記事は続くと飽きてくるでしょうから
近所ネタも挟んでいきますよ~
書けるときに書いとかねば~~
返信する

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