まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

佐賀~長崎の旅 松浦鉄道に乗ってきた(3)

2016-10-23 23:39:35 | 鉄道風景
松浦鉄道の続き。



海が見えなくても田園は田園でまた美しい。山の形そのまま耕した棚田、黄色く実った稲穂、
あぜを彩る彼岸花、、、こういう風景に癒されるのは、日本人だなぁと思う。


こちらは佐々駅。車両基地のある広い駅で、ここでは運転士さんが交代した。


佐々から分岐した線があったようで、駅を過ぎて少し行ったところから廃線跡の築堤が伸びているのが見えた。
急いでカメラを構えたが、立ち上がりが遅く撮り逃し、、、(苦)


真申駅構内にあった、松浦鉄道全通記念碑。
「昭和20年3月最後の難工事であった当地真申付近の工事が完成。佐世保-有田間が全通し、松浦線となる。」


ひろびろと視界の開けた相浦駅のホームは高台にあって、木造の古い上屋が似合うね!
目の前の港は正面に島がありいかにも天然の良港。ここから黒島へのフェリーが出ている。
こういう駅で下りて、小さな港から船に乗り島へ渡る・・・憧れるなぁ。


相浦川を渡るとちょっと「まち」な雰囲気になってくる。


大学駅のホームに神棚発見。






あっ!左石駅のホーム上屋ばかり見ていたが、構内踏切を渡った方に駅舎があったんだ!しかも古いの!!
しまったなぁ~


並行する相浦川は大きな岩盤の上を水が流れている。


中佐世保と佐世保中央の間は200mしか離れていない。佐世保中央駅は商店街の最寄駅ということで
大勢の人が降りていった。


終点佐世保に到着。佐世保は産業遺産もあるしいろいろ見たいところがあるのだが、ちょろっと行ける
場所ではない。中途半端になるので今回はパス。
30分ぐらいあったので佐世駅のほんの駅前を見てみたが、こざっぱりきれいで面白い場所はなかったな。。。
思えば私も佐世保中央で降りて商店街をぶらぶらして佐世保まで行けばよかった。


ところでこの松浦鉄道の潜龍ヶ滝駅と吉井駅の間には、福井川橋梁、吉田橋梁、吉井川橋梁という三つの
コンクリート製アーチ橋があったということに、佐世保駅のホームに貼られた案内を見て気づいた。
登録有形文化財になっているこれらの橋は、1939(昭和14)年~1944(昭和19)年の間に完成。
谷が多く難所であった区間がこれによってつながり、全線開通が実現したのだ。

国鉄伊佐線時代の列車にも乗ってみたかったなぁ。また全然違った趣だっただろうな。
国鉄民営化ももう30年前。。。

さて、ここからJRで諫早へ移動しよう。


続く

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 佐賀~長崎の旅 松浦鉄道に... | トップ | 佐賀~長崎の旅 雲仙のタイル »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ねじまき)
2016-10-24 10:00:02
佐賀長崎の沿海部を進む旅ですね。
松浦鉄道のどこかで途中下車されるのかと思いましたが、乗り通しでしたか。
海沿いを行く路線と思いきや、海が楽しめるのは松浦周辺だけなんですよね。
天気が良くて何よりですね。

当ブログでも松浦鉄道に入ってます。
今は佐世保の町歩きパートですが、これからぷにょさんとは逆回りで旅が進みます!
返信する
ねじまきさん、 (ぷにょ)
2016-10-29 01:01:14
ねじまきさんのブログと逆進路ですね~
ちょっと見せてもらいました。読み進んでからまた
コメント入れさせてもらいますね!!
返信する

コメントを投稿

鉄道風景」カテゴリの最新記事