まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

茨城へ。

2016-04-08 23:49:47 | 鉄道風景
去年の9月のことだが、、、茨城県へ行って来た。
茨城へ、何しに?って、実はローソンでやっていた茨城空港キャンペーンに応募して当選したのだ!
往復のチケット代を2万円まで補助してくれるというもので、当たる気満々で応募したら
読み通り当たった(笑)。スカイマークの神戸~茨城便のチケット代はちょうど2万円以内におさまった。


当選してからどこへ行こうかと調べたのだが、近代建築も結構あるし木造駅舎もある。退屈しなさそうだ。
茨城空港は神戸空港と同じくらいのこじんまりした規模でカジュアルな空港だった。
空港からは水戸への急行バスが出ているが、JRの最寄駅である石岡へ路線バスで向かおう。
というのは、石岡のまちに近代建築がたくさんあるらしいと知ったから。
観光バス型のバスが並ぶ乗り場に停まっているひときわ庶民的なバスに乗り込む(笑)。

根っからの関西人には全く縁のない北関東という地、車窓風景を物珍しく眺めている私の耳に
ふと入ってきたのは「次は小川駅」というアナウンス。おや?石岡駅が最寄の鉄道駅じゃなかったか?
他にも鉄道が通っているのか??
スマホで調べてみると、小川駅とは、2007年に廃線となった鹿島鉄道の駅名のようだ。


そして、「ここからバス専用道を走ります」と。ん!?それは・・・やっぱり、廃線跡だ。
四箇村駅から専用道に入る。振り返って見ると草むらが続いていた。


フロントガラスから見える、ずーっと先まで続くまっすぐな道。駅跡が停留所になっていて、
四箇村駅、新高浜駅、玉里駅などと駅名がそのままバス停名になっている。


ホームをそのまま残してあり鉄道時代の面影をそのままとどめている駅もあった。


時々一般道路とクロスするところには何と遮断機が付いていて、バスが近づくとバーが自動的に
上がるようになっている。もとは列車の通行時に一般道を遮断していたのが90度方向が変わり、
今は専用道への一般車の誤進入防止のためのゲートとなっているのだ。


ここに鉄道が走っていたんだなぁ。。。
バスって、やっぱり待っている間どうしても心細い。ほんとに来るんだろうかと不安に
思ってしまう。実際、バス停で時刻表を見て待っていたが来ないのでバス会社に電話したら
もう廃止されたと言われたこともある。(現地に時刻表があるのにこれはヒドすぎる!!)
路線によって乗り場が違っていたために目の前を目当てのバスが通り過ぎて行ったことも多数。
駅やレール、架線などの大掛かりな設備を備えた鉄道の安心感はバスの比ではない。
しかしその信頼の鉄道も採算合わなければなくなってしまうわけだが・・・(汗)


続く

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