プンプイ的生活

ウワンな 【プンプイ@オーサカ】 がお届けする
 分かる人にしか分からない少々マニアックなタイ専門のブログですが。。。

バンコク ライブレポート①

2005年01月11日 | ★プンプイ的ライブレポート★
12月29日の夜の到着予定が、大幅にディレイして到着したのは既に日付が30日になった後でした。 そして実質1日目の30日です。

イベント自粛 にて全くスケジュールが組めない状況だったのですが、前日にも KOH MR.SAXMAN のライブへ行っていたSLY師匠にお誘い頂き、合流した後に師匠の運転する車 (バンコクで自由にドライブ出来るなんてスゴイ!) で、カオサンにある BRICK BAR へ向かいました。 運転しながら、KOHさん本人 に電話して、場所や時間を確認しています。 店に電話するのではなく、本人へ電話するんですよ! スゴイとしか言えません!! 間もなく到着しましたが、既にライブは始まっていました。

『BRICK BAR』 はバックパッカーの聖地 カオサンロード の雑居ビルの1階にある非常にオシャレなジャズバーです。 しかも、1番前のド真ん中のテーブルです。 今回はKOHさんの単独ライブではなく、ジャズセッションにサックスで参加している様です。
我々の顔を見るなりニッコリ微笑んで、早速KOHさんが挨拶にやって来て、握手 してくれたのですが、演奏中 ですよ!!! その後も演奏中なのに、自分のパートでない時には何度もテーブルまで来てくれます! (と言っても、目の前なので1歩でテーブルなんですが...)
それにしても、コーさんの 上半身の筋肉 はスゴイですよ! 変な部分で関心してしまいました。

残念ながらジャズに関する知識は持っていないのですが、聞いた事のある有名な曲も多々あり、非常に楽しめました。 特にリーダーらしき方のギターが非常に 渋く て感動しました。 途中からSLY師匠のお友達の チェキさん (11月のパーミー東京公演にてステージで歌った元JT-Bridgeの女性ボーカルです) ら多数が合流したのですが、ここで何とスゴイ出来事がありました! なんと コーさんチェキさんステージに引っ張り出して しまいました! ジャズバープロのジャズメンをバック に、即興にて パーミー『ヤークローンダンダン』 (ジャズバージョン) を披露してしまいました! チェキさん達は、現在タイでのデビューを目指して頑張っているそうですが、今後の活動も期待しています。 頑張って下さい!!!

大変心苦しかったのですが、次のライブの時間が迫っていたので、コーさんのライブを途中で抜け出しました! コーさん、ごめんなさい! でも、生で聞いた 『パワナー』 には感激しましたよ!
そして師匠の車で2人で向かった先は、ラパオsoi71の 『LINK71』 です。 勿論 『SILLY FOOLS』 のライブです!!! 実はカセートナワミンでの 『CLASH』『BIG ASS』 とも迷ったのですが、相次ぐキャンセルの中、 『シリーのライブは行われる!』 との情報の元、シリーに絞り込みました。
到着と同時にライブが始まった様で、中から演奏が聞こえ始めました!

非常に小さなパブなんですが、店内どころか野外のテーブルまで満席です。 店内に入ると、既に身動きさせ取れない程にギュウギュウ詰めの状態で、ステージなんて全く見えません。 そんな状況でもステージに向かってドンドン進んでいくSLY師匠の後ろにピッタリ付いて、どうにかステージ正面に辿り着きました。 まるで 通勤満員電車 状態です!!!
しかしここは日本の様なライブハウスではなく、タイのパブです。 私とステージの間には2つのテーブルがあったのですが、奴らはライブの最中にでもウエイターを呼んで、普通に のミキサー類や ドリンクオーダー をしています。 目の前でシリーのライブをやっているのに、まるでBGMにするかの様に酒を浴び、ノリまくっています! なんて贅沢な楽しみ方なんでしょう!!

別に入場料が必要な訳でもなく、ただ単に 『飲み屋のアトラクション』 として、トップスターが目の前で演奏しているのです。 ステージが全く見えない所でもグラス片手にみんな踊って本当に楽しんでいます。 これぞタイ なんです!!! 一刻も目を離さない様に必死になって見ている私と彼らは根本的に 音楽に対するスタンス が違うのです。 毎晩どこかでライブが行われ、それが野外の公園だったり、場末のパブだったり、田舎ののど自慢大会だったり、トップスターであっても関係なく庶民の生活の溶け込んでいるのです!
うらやましい としか言い様のない音楽環境です!!!

サイコー に盛り上がって興奮したライブの終了後に直ぐ脱出すると、そこには客や友人と話す トー がいるではないですか! ラン兄さん なんて、友人達と一緒に既に酒で盛り上がっています。 緊張を隠しきれずトーに声を掛け、まだ汗まみれのトーと 2ショット です! そして横のテーブルを見ると、なんと 『BIG ASS』 のデックがいるのですが、その隣には見覚えのある 某日本人女性 が座っているではないですか! 実際にお話しするのは初めてだったのですが、お互いに大阪でのタイ関連のイベントでは良く見かけるので、顔は互いに知っていました。 ビッグアスは当日のライブがキャンセルになったので、遊びに来ていたそうです。 そして、ラッキーにも デック とも 2ショット です!

トーは意外とヒョウキンで明るくて、おなか の状態がちょっと気になりますが、サイコーです!
デックはちょっと怖そうだったのですが、カバンを斜めに襷がけした大人しい普通の兄ちゃんでした。
この時、シリーもビッグアスもCDジャケットを持参していたのですが、2ショットだけで興奮状態だったので、サイン を貰うまで頭が回転していませんでした。 今から思えば非常に残念なんですが、この時は本当に興奮状態で、足も震え、ずっと 『ヤッター! 2ショットだ! スゲェー!』 って、ひとり言を延々リピートするだけの ヤバイ人 になっていた私ですから、しかたありません!!! 一晩に2本のライブを見て、大好きな3人のアーティストに会えたのですから、興奮しない方がおかしい状況です。
興奮冷めやらぬまま、SLY師匠の運転する車では SILLY FOOLS のCDをBGMに3人で帰路に着きました。
さぁ! 明日は大晦日だ!! 誰のライブでカウントダウン出来るのやら!?