五次元世界へ誘う魂の道案内 ブログ

頭と心で築く 貢献と奉仕で成功し富む/成功に導き富を掴む心の法則4

真の成功と真の富を掴むシリーズ ビジネス・マインドシリーズ
当旧HP2001/9/16---当ブログへ再編集し再掲

成功は社会への貢献と奉仕(当旧会報1989年4月号より抜粋)

成功せる人の裏には成功すべき原因があります。
陰徳を積んでいるとか、今まで努力したけれども、その時まで報いを受けていなかったのが、愈々その収穫の時期が来たという具合にです。
一方、不成功の不成功者たる原因は、大抵の場合は自己の利益を先にして、他者に奉仕する事を忘れた者か、自己の都合や享楽を先にして、客の幸福に奉仕する義務を忘れた者であるのです。
自己の利益を先にする者は、他者より自分の利益になる部分を奪おうとする者でありますから、類は友を呼ぶという法則により自分がまた他者より奪われることになるのです。
他者に奉仕をすることを先にする者は、先ず他者に与えることを実践しようとする者ですから、自らもまた他者より与えられることになるのです。
モラロジーではこれを「義務先行の原理」と呼んでいます。
ここで「与える」ことは、何もこちらが他者に必要な金品などを無闇に投げ与えることではなく、建設的な他(第三)者や公のことに貢献するということです。
他者を害して一時的に儲ける様な人は、当旧HP2001/8/16「生存競争」で「飛び上がる方法」の「我の力」で、天地の法則を一時的に破って我意を実現したのですから、やがて天地の法則が循環し来たりて作用が働くと、その様な無理な事業の儲けは長く続かず、何時か木阿弥に戻ってしまう時が必ず来るものです。

本当の富みを得るには(当旧会報1989年12月号より抜粋)

権力とか武力で世界とか一部の国を掌中に入れたとしても、それらの富は本物ではなく「奪う者は奪われる」と云う、天地の法則によって無くなります。世界の歴史的な事実を見てもよく解るでしょう。
誠の富を得たければ、それなりの知識を得ることと努力が必要です。
昔の人は「家宝はねって待て」と云われました。「ねって」は「練る」でアイディアを練ることであり、自らの頭(脳力、才能、個性)を使うことです。
しかし、第三者に害を与えてはなりません。世の為に必要だといって一部の人から金品を奪い盗むことは悪いことです。
不滅の富と幸せは頭と心(精神、思考)で築くのです。富を金品のみで築くと奪われます。徳として天の倉に無形の財宝を積み重ねるのです。
先見力と知的所有権(同上号より抜粋)

今は知的所有権のことがクローズアップされています。これの有無によって企業の存続さえも決まってしまうのです。米国IBMと日立や富士通の知的所有権のトラブルは記憶に新しいものです。
身近なアイディア(世紀の発明)と言えば、食生活を変えたと言われる即席めんの「チキンラーメン」があります。31年も前(1958年8月)のことでした。
開発された安藤氏によると10年以上も構想を温めて試作に1年余を費やしたそうです。
今は日清食品会長である同氏によると「即席めんは、作る時は大変な研究を重ねている。手間もかかっている。決してインスタントではありません。食品は信頼と愛が不可欠」と話されてました。
その後、NHKテレビ放送の「プロジェクトX」番組で紹介された「カップヌードル」も開発されています。
どの様な事物でもそうですが、新しい何かを生み出す様な研究には開発者も、創業者にも大変な苦労が付きまとうものです。
例えば、国産乗用車を造られた豊田喜一郎氏は、豊田織機の社長を始め役員から当時ひどく反対されたのでした。佐吉翁のみが賛成されて達成するよう諭されて始まったのです。それもその筈です。普通の住宅1棟を建てるのに当時千円でしたが、豊田自動車の1号車は2千円したからです。
役員会議で「一体、誰が買ってくれるのか」と言うのが役員の意見だったのです。
当時、豊田自動車の創業には何とか通産省の認可に漕ぎ着けるには、豊田織機の資金を大半も投入して広大な土地を購入して、11ヶ所もの製造関連工場を建設する必要があったのでした。
今日の様に民衆にまで、モータリーゼーションの時代が到来するとは思いもしなかったことでしょう。佐吉翁には未来が見えたのでしょうか。

戦後に戦闘機ゼロ戦の技術は焼失し禁止され、民生産業に転換して応用

我国で、技術力は充分に備わっているのに育ってない分野は、航空機の旅客機製造の産業ではないかと思います。米国のボーイングやロッキードなど下請け企業として、大手数社がそれらの部分品を製造しているのに過ぎません。
NHKテレビ放送の「プロジェクトX」番組でも紹介された、国産の「YS-11」を製造していましたが解散しています。
終戦時に米国は我国の職人が開発し製造した「ゼロ戦」の、優れた飛行性能に驚嘆してライバル的な脅威から、GHQは我国の飛行機産業を全部解体すると共に設計図は勿論のこと、ゼロ戦などを全て燃やして10年間は研究開発も製造も禁止しました。
それで、培った飛行機の様々な優れた技術は、オートバイ産業や自動車産業を始め、ピアノなどの楽器産業、新幹線車両、工作機械産業、モーターボートなどの小型船舶、家電品などへと転換されていき、何れも優秀な製品を生み出すことになりました。

パソコン関連

1970年代後半、ゼロックス社のパロアルト研究所(PARC)では、「アラン・ケイ博士」が「ダイナブック」構想の暫定的として開発されたウィンドウ、アイコン、マウスといったGUIを採用した、ワークステーションの「Alto」テクノロジーやアーキテクチャの研究や実験をされていました。
同社では製品化の予定はなく同研究所を訪問したスティーブ氏とゲイツ氏は、「Mac」や「Win」へと引き継がれました。
ゼロックス社の創業者は、未来の研究実験室は愛と祈りの部屋になるだろうと言われているそうです。
かつて、パソコンのOS使用について、我国のある企業は自社製品に「MS-DOS」を移植改造して使用していたため、マイクロソフト社より特許権の侵害だとして提訴されたことがありました。
それでその企業は係争中にこのままでは裁判で不利になると考えて、「MS-DOS」はソフトウェアであり、特許権ではなく著作権に相当すると言い出しまして、それが最終的には判決になり、ロイヤリティーはそれほど変らないのに権利期間は特許権の20年から著作権の50年になったという、藪蛇な発想で技術革新の足を引っ張る様な苦い経緯があります。
最近では、PCパソコンのOSはマイクロソフト社による市場の独占状態が続き、世界では各方面に弊害が現れています。
国産のトロン・プロジェクトによると、TRON-OSはプログラムが小さく小型で利点もあり家電製品を始め、携帯電話や自動車のエンジン制御とか、パソコン周辺機器などに採用されて搭載しています。トロン協会は普及を目指す。
コンピューターの応用である、プレイステーションなどの高性能なゲーム機は日本発であり、世界の市場をほぼ独占して大ヒット中の状況ですから、マイクロソフト社が参入を試みましたが普及は無理のようです。

映画産業とアニメ

一方、ディズニーランドでお馴染みのアニメ・ディズニー映画も同様に大変な苦労でした。
当時、映画と言えば花形産業で絶対的というほどの権威があり、映画館も同様でした。
そこへ青年のウオルト・ディズニー氏が作ったマンガ映画(動画)を上映して頂くべく、米国各地の映画館に頼みに回った訳です。
ところが、映画館側はマンガ(アニメーション)というのは映画ではないと、権威の面目を守るために拒否され続けていたのでした。
最も当時のマンガ映画はパラパラマンガの如く、1秒当たりのコマ数が少なく動きはぎこちなく貧弱で、その上数分で終わりという短編の有様だったのです。
さらに、父母や兄弟を始め、親戚にまで異端視されました。でも彼は作品の改良と工夫をして作り続けて米国各地を頼み歩きました。
そして、ある地方の映画館では無料でしかも休憩中の時間であればと上映を赦されたのです。
ところが、その作品の受けがよく話題になり本格的に上映されると共に、今まで断られてきた米国各地の映画館でも徐々に引き合いが来る様になり、遂には全米的な規模にまでマンガ映画(アニメーション)のブームが訪れたのでした。
彼は子供たちに夢と希望と冒険を与えて、子供たちが思う存分に遊べて楽しめる国(施設)を築くという、壮大なプランを抱き続けて遂に成すことが出来たのです。
多くの人を楽しませ幸福にする夢は必ず実現するのです。そこには、利用する人も恩恵を受けると共に、それを成した人も恩恵を受けるという、自然の秩序に従っていて愛の現れなのです。

映画の話しが出たついでに関連の話題を紹介しますと、「ジュラシックパーク」のスチーブン・スピルバーグ、「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカスといった売れっ子の映画監督を世に出した、ロサンゼルス市の南カリフォルニア大学映画・テレビ学部では、実写したフィルムの編集や映画に多用される様になった、コンピューターグラフィックスの技術を学んでいます。
授業のカリキュラムは学生のアイディアを画面上に表現する際、いかに新しい技術を上手く使うかに重点を置き、ストーリーや画面をこうしたいというアイディア自体を教えることはなく、内容も実践的であり5分程度の短い映画を卒業製作にしています。
さらに学部の施設が映画会社のスタジオとして使われて、業界と大学が相互協力している体制になっており、米国社会が娯楽に関わる人を育成しようとする土壌があることです。我国の教育体制は「娯楽」を単なる「遊び」として切り捨て、自由な発想を抱くアーチストは育ち辛い環境・体制になっています。
しかし我が国でも、近年は優秀な映画が多くなり数々の受賞作品もあって、アニメ映画も大ヒットしています。

初めの言葉(努力で事象を好転する)(当旧会報1990年2月号より抜粋)

幽の次元では節分からが新しい年の始まりとなります。
この世界は、幽と顕、裏と表、陰と陽、闇と光、影と明、プラスとマイナスのように正反対の性質に大きく分かれています。
このことは事物の現象が何時、如何なる時にでも平衡のバランスとか、チャンスがあれば大逆転することを意味しているのです。
不運の境遇に於いても、たゆまぬ努力を通して魂を磨き準備を積み重ねてベストを尽くしていると、そのチャンスに巡り会った時に実力を発揮することで幸運を掴むことが出来ます。
つまり、日々の生活が修行(試練)であり学習である訳です。ある人は毎日が試されていると言います。
最近、陰陽師の安部晴明氏のことが話題になっていますが、幽、霊の次元を操れば不可能を可能に出来ます。
成功書でお馴染みのナポレオン・ヒル博士は、かつて青年の新聞記者として駆け出しの頃に、世界一の鉄鋼王にして大富豪のアンドリュー・カーネギー氏より、人生成功の秘訣を解き明かした書物を無報酬で編纂するように要請され、返事を促されました。
彼は千載一遇と思い躊躇わずに30秒で即答して同氏よりOKが出て、新聞記者を続けながら時間を割いて、同氏より紹介された多くの成功者より秘訣を伝授され、それを体系化し幾多の困難と無給にも拘わらず、20年の歳月を掛けて完成されたのです。善い夢は実現するのです。
ナポレオンヒルの成功哲学は、世界の成功者2,500人の「知恵と経験」を体系化してあり、あなたの経験を「成功への糧」に変えることでしよう。
一方で今、世界各国の首脳や内閣が一番に欲しい成功の秘訣は、確立された政治の方法ではないでしょうか。新しい主義や主張に基づき国も民衆も豊かになり、国と国も和解して手を取り合える様な皆に平和と幸福を得られる政策が必要でしょう。

ライバルへ悪巧みや陥れで成功するか(当旧会報1992年8月号より抜粋)

例えば、独占欲が深く名誉と暴利を得ることを望み、ライバルが優れた技術とか権利を持っているから、自分達が事業を展開する上で脅威となり、目の上のこぶの様な存在です。
それで、一方的に攻撃して打破すれば、自社が企画した商品を自分たちのみが独占した事業が出来ると安易に考えたところで、高次元の観点から観れば彼らにそれだけの徳(霊的なレベル)がなければ、それ以上に智徳のある者が登場して新技術や新商品を開発して、それに代ってしまうものなのです。
一方、宗教では「与えよされば与えられん」と云われていますが、金品を無闇に投げ与えたり、誰かまわずに与えても良いということはないものです。
例えば道楽人や盗人に金品を与えることは無慈悲な行いであり、与えた金品は道楽や盗みの程度を益々と増大するように循環して、やがてその人は堕落してしまうからです。
本当の慈悲とは、金品よりも真理を学び実行することで、人格を高め徳を積むことが幸運の近道であることを教えることであり、そのために人心を開発し救済することが必要なのです。
ここで利己的な本能は人間の天性でありますから、これは教えなくても自然に知っている(邪悪な想念からの囁きもある)ものでありますが、徳を積むような真理(法則)は教えても心掛けの努力が必要で、行わない不心得な者が多くて普及させるには極めて困難な事業であります。と、モラロジーでは言われています。
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