五次元世界へ誘う魂の道案内 ブログ

成功の基は想像と超意識にアクセスし勇気ある実践 成功に導き富を掴む心の法則5

真の成功と真の富を掴むシリーズ
当旧HP2002/8/16---2021/10/8ブログへ掲載

成功と想像力(霊脳研究1987年10月号より抜粋)

 あなたはナポレオン・ヒル・プログラムをご存知でしようか。
 成功書で有名なナポレオン・ヒル氏の著書には「今までに成功する人々の行動を調べて見ると、初めの頃は勿論のこと何時になっても、その目標や事業に関係のある専門知識や技術を、貧欲に求め続けて止めようとはしないものなのです。ところが、成功しない人々は殆どが学校を卒業してしまえば、もう全ての勉強は終わったのだと言う、間違った考えを持っているものです。」と、あります。
 さらに「そして、必要な知識や技術が得られれば、次はそれを効果的に組み合わせて実行計画を作らなければならないのです。知識や技術は活用されて価値ある結果を生み出さない限り、全く値打ちの無いものなのです」と、書かれています。
 これに類似したことですが、(財)モラロジー研究所の講師の方々も同様に「モラロジーで説くところの有意義な講話を、貴重な時間を割いて有り難く聞いたところで、また、人生を良い方向へ導く方法の知識や技術を知っていても、それを自分の生活上の思考力や行動力に生かせない人は知識や技術の無い人と同じで、値打ちもなく詰まらないものです。」と、云われてます。
 さらに「自分はモラロジーを10年やっていますが、一向に変わっていません。とか、講話中はウンウンと解ったように頷いていても、いざ、実行となるとためらったり、出来ない人は、モラロジーをよく理解してないのと同じで、自分の人生に真理を生かせない人であり、詰まらないものです」と、云われてます。

つまり、真理の実践は生活の中にありますから、機会を見つけて思考や言動に生かす事が自らの運命を改善し良い方向へ進めます。
 どのように素晴らしいアイデアであっても、心から理解せず把握することも出来ないようでは、連想的に想いを巡らせることも不可能で、有効的な活用法も見い出せず、無価値のものとなってしまいます。
 昔から、人間がその心に想像できるものは、何時か必ず人間によって生み出すことが出来るものである。と、云われてきました。これが創造的な想像力なのです。行動を伴わない空念仏では空論と同じです。
 私たち人類は最近になって漸くと、人間には想像力という素晴らしい潜在的なものがある。ということに、やっと気が付いたばかりなのであり、そのほんの初歩的な利用を少し始めたに過ぎない。と、言っても過言ではないでしょう。
 私たちの精神を宇宙的な意識にまで高楊させることによって、高次元のインスピレーションを受けられるようになり、人間の限りある心(頭脳)に無限なる知性と直接に交信させることにより、人間智では得られない発明や発見が可能となるのです。

人間の特権を霊的な目覚めで超意識にアクセスして掴め(主に霊脳通信1993年2月号より抜粋)

 人間は誰であろうとも、成功とか栄光という憧れに向うことが出来る、大きな可能性を内に秘めて生まれ出てきたのです。
 それを速やかに達成したいものだと言っても、人は物心が付いてもしばらくは自分というものが分からないでしょう。
 小学生から中学生へと成長して自己の存在に気付き始めたら、先ずは自分の今までの置かれていた環境とか境遇を振り返ることで、立場を知るのも大切です。
 そして、日々に起こる様々の事柄を素直に受け入れて認識することで、自分の運命の流れを知ることが出来るでしょう。
 人としてより良く生きるために心の在り方を勉強すると共に自覚して、これから何を為すことがベストであるかを再認識して、未来に起るであろう困難(試練)を克服してバラ色の人生になるように勇気を持って、努力して生きなくてはならないものです。
 私たちは心底にある真の自己(霊的な実在)を知る時、今までに学んできた知識とか、習得した技術などの特技や伸ばした才能を、潜在意識の中へ取り入れることが出来るのです。
 サイ情報でも述べましたが、潜在意識の持つ力を意識的に方向付けさせて効果的に働かせると、通常の人知を超えて内在する脳力を何百倍にも活用することが出来るのです。
 このような超(潜在)意識にアクセスする術は、凡ての人間に許された特権とも言えるものです。が、心理(霊)的なトレーニングを積まないと出来ません



 精神的な高揚と素直で清浄な気持ちを育むことで、人格を高め魂の自在を得ることが出来ます。
 魂(霊性)のレベルを揚げることは、自分を肉体と見なす考えから脱却して、高次元の霊的な存在である自己の心を掌握して、支配することの出来る状態であります。
 本来は天(大生命)より与えられていた自身の自治権を、現世の物質的な観方から忘却していたのを、霊的な目覚めから思い出して何時でも自在に行使することが、出来るようになるのです。
 それが真の人間の姿であり、すでに成功も栄光も掌中にあるといえます。
 長い人生の中で起きる様々な事象は全て自己の内なるものが決めていくのです。
 だから日々の心掛けから始まるところの人柄とか、思考という人生観からくる人格は重要な訳なのです。人の基本は性格から造られるといいます。
 性格が捻くれていると何事にも悪く考えてしまい、生き様にしても素直になれず運命を改善するとか、心の在り方を学ぶ意欲も湧いて来ないものです。
 日々の何気ない意志決定も知らずに自己の未来を造っているのです。心の在り方・意識の使い方に用心・注意をしましょう。
 つまり、常に抱く想い・思考・願望・信念・信条・意志などの内容によって潜在意識に積み重ねられ、その人の性格が知らず知らずの内に決まり、生活状態が定まり、環境も整い、境遇までも同化して人格が形成されて行き、やがて月日が流れると運命も決定してきます。(参考:運命成立のプロセス)

真理を見極めた勇気ある実践(主に霊脳通信1993年8月号より抜粋)

 人格や品性を高める聖人の教えに基づく真理の実行は、同志と共同に行なうことはできません。
 真理の話は皆と共同的に聴くことはできても、その実行となると一人一人は個人的に霊的なレベルを始め、思考や習慣などが違いますから、他者と相談して行なうことなどは不可能です。
 これは各自の運命的な高次元の世界から観た「天の倉」に積まれた徳の分量がそれなりにある人のみが、それぞれの相応しい徳の分量に応じて、自分一人で実践すべきことなのです。
 人としての行為すべてに善悪の報酬は、因果律によりそれを実行した当事者へ確実に還ってくるわけですから、善を為せば当然に積徳となることは言うまでもないでしょう。
 勇気のない人には、真理(倫理)の実践はできません。(関連:宗教の目的)
 特に真理の実行をするに当り、その人に先天的な徳の分量がそれなりにある程度なくてはならないばかりでなく、他人に率先して実践するだけの勇気がなくてはとてもできないものです。
 孔子は「仁者必ず勇あり、勇者必ずしも仁あらず」と云っています。
 真理である聖人の教えを体得して実践し、かつそれを普及させようとするような天真爛漫な心で、正しい勇気を持った人のみが真理の実践ができるといえます。
 ですから、全ての人は努力し励まなければユートピアが訪れるようなことはあり得ないのです。
 一般に多くの宗教家などの教えは、導師などが自分の考えるところや信じるところをもって、人間の実生活を示す標準としているとか、聖人の教えの一部から自分の利己心に合う項目のみを選んで、それを自分も守りながら、かつその事項によって人をも導こうとするのです。
 しかし、そのような教えるところは、やはり偏見を免れない教説に過ぎないということです。
 従って一般的に宗教という教えの多くは、人間の精神(思考)を標準とするようになっていますから、教える内容は実生活の標準が単に偏見であるばかりでなく、教えの中に多くの誤りを含んでいるのです。
 ですから、そのような不完全の教えによって民衆や社会、国家は知らず知らずに害されて、全ての実践者には真の安心も幸福も来ないのです。つまり、宗教団体の活動には矛盾も多く含まれています。
 そのために私たちは、日頃から本サイトで紹介する諸聖人の教えに基づく真理(倫理)を参考にされて脳力開発に励み自己を高めて心眼を開き、何が本当に真理の教えであり、何が偽りの教えであるかを見極める能力を備えるようにしなければ、自らも間違った道を知らずに歩むことになるでしょう。
 このようなことでは真の成功も真の富も真の幸せも掌中には掴めないものです。
 今の世の中の動きを眺めていますと、世界中から「我こそは真の救世主だ」と名乗り出る導師が多くて、民衆を惑わせていますが、どれも暫らくすると化けの皮が剥げて偽り者で失望させられているのが現状です。
 真理を学び実践する光明思想の必要性は、利己的な本能は人間の天性でありますから、これは教えなくても自然に知っている(邪悪な想念からの囁きもある)ものでありますが、徳を積むような真理(法則)は教えても行わない不心得な者が多くて、普及させるには極めて困難な事業であります。と、モラロジーでは言われています。

続きに2020/10/14「成功は思考と才能の発揮と奉仕で掴む 成功に導き富を掴む心の法則 6」があります。

編集後記

昨夜は関東で地震が起きましたが、未だ何かのエネルギーを感じています。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「真の成功と富を掴む心の法則」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事