goo blog サービス終了のお知らせ 

PS DESIGN service

トータルデザイン、システムメンテナンスのお手伝いをしております「ピーエスデザインサービス」のスタッフブログです

「UNITED POWER TD700L」を周辺機器サーバーに

2010年12月03日 | ④コンピューター全般

Img_0067 格安で5台程仕入れたTD700Lですが、どんな用途に使用するのがベストなのか思案中です。

 

前回までは、LinuxやWindows XP等をインストールした実験を行っておりましたが、今回は仕事で使う為にOSを考えずに用途だけ考えてみました。

 

以前から、当社で使用するUSB接続機器等を集中的に管理する「専用サーバー」が欲しかったのですが、数台のプリンターや複合機。その他にスキャナー等も有りますので、USBハブを利用しても様々な意味で不便だったのです。

 

そこで、TD700LをUSB機器の専用サーバーに仕上げる事にしました。

最近のプリンター等は、ネットワークに直接接続出来ますが、それは個人の利用でしたら良いとして、仕事で使うとなると古い物も利用しなくてはなりません。

 

また、OSの問題も有り、私のようにデザイン系の会社では「Mac」や「Windows」が混在しているのも事実です。

その為にUSB機器を集中管理出来るサーバーが有ると便利なのではないか?と思い、業務提携しているK氏(いつもお世話になっております)に話をすると、K氏も同じシステムがご要望のようで、丁度良い機会ですからK氏の事務所にもプリンター用のサーバーとして置いて頂く事にしました。

 

K氏も同じようにデザイン系の会社を経営しておりますので、私と同じように「Mac」と「Windows」が共存しています。

やはり同じような考えで、周辺機器を集中管理出来れば、特別なインターフェースが無くとも拡張が容易になります。

よって、ネットワーク上のPCから周辺機器にアクセスする事も容易になると言うことです。

Img_0068 TD700LのUSBは2機搭載されており、1つは入力用の予備となりますから、実質1箇所のUSBにUSBハブを通じての接続となるのですが、プリンターの接続なのでUSB規格も気になりません。

 

年内中に本体の設定をして、年始には設置して実験したいと思っています。

まぁ個人の方には必用の無いシステムでしょうけれど(笑)、私のような個人事業者は、アプリケーションや業者とのデータの関係で、新しい機器を導入する事はめったにありませんから、こんなシステムも便利なんです。

それにTD700Lは放置したまま運用するのに適していますしね!


イーサネットLANアダプタ「corega FEther PCC-TXF」

2010年11月25日 | ④コンピューター全般

Tfx 当社では旧型のPC等も修理等の再生作業をしていますが、旧型規格の物を再生するにあたり重要なのが周辺機器。

古い部品や周辺機器だからと言って処分したり出来ない現状ですが、必用な時程、助かるのも事実です。

 

先日までご紹介していたThinkPad i1400のように、LANを持たない機種等には、別にPCカードスロットを利用したインターフェースを用意しなくてはならないのですが、状況によっては無線カードだったり、有線だったりと状況に合わせなくてはなりません。

 

XP時代のPCであれば、LANのインターフェースも装備されていますから問題は少ないと思うのですが、旧型PCではそうはいきません。

当社で使用しているLANアダプター「corega FEther PCC-TXF」は、数年前にThinkPadの再生作業があった時に購入した物なのですが、当時でも処分品でしたので1,000円以下で購入出来たと思います。

 

今だから安く買える周辺機器も沢山存在しますから、旧規格のハードウェアで2000やXPまでのOSを使用している方は、周辺機器を見直してみるのはいかが?


TD700L 1号機はXPのアップデートで…

2010年11月19日 | ④コンピューター全般

先日、Windows XPのインストールが可能となったTD700Lですが、アップデート時点で画像出力が出来なくなるというトラブルが発生してしまいました。

 

アップデート前まではRCAでもS端子でも画像が映し出されていたのですが、アップデート時に再起動を繰り返しているうちに何も移らなくなるという結果に…

 

実はこの1号機、面白半分に自宅へ持ち帰り、PS3のメディアサーバーとしての実験をしていた最中の出来事だったのです。

 

これはさすがに誤算でした(汗)通常のPC用画像出力のインターフェースを持たないTD700Lですから、画像が映らなければどうにもなりません。

それにWindowsを使用しているのに、面倒な手間をかける事にも問題があるでしょうから、黙ってLinuxでSambaですかね(笑)逆に面白くなってきました。

 

WIndows 2000環境での動作は確認していませんが、とりあえず日曜日にでもCentOSとSambaをインストールしたいと思います。


「UNITED POWER TD700L」で少し遊んでみました②

2010年11月16日 | ④コンピューター全般

原因不明でのインストールエラーですが、予想したようにUSBドライブが影響していたようです。

 

Img_0042 エンベデッド目的のマザーなので、オンボード利用可能なIDEスロットは一つしか有りません。

ほとんどの拡張スロットは省略されてしまっていますが、CDドライブを内蔵出来るように、IDEケーブルを増設し、ケーブルのマスターにCDドライブ、スレーブにハードディスクを取り付けして「ブルーバックエラー」だったWindowsのインストールを検証してみました。

 

USBドライブでのインストールは、恐らくですが転送速度の関係でタイムアウト状態でしたので、この部分でエラーが発生したのだと思われます。

Img_0043 IDEケーブルにドライブを接続したところ、エラーも無く、転送速度も速いのでスムーズにインストールが可能でした。

BIOS設定には、USBでの対応項目が多いので柔軟だと思っていたのですが、そこが落とし穴だったようですね。

全てのUSB接続ドライブが駄目だとは言えませんが、この方法なら予算を掛けずに対応出来ますから、これも一つの方法だと結論しました。

 

WIndowsのインストールが可能だとわかったので、この「TD700L1号機」は「i tunes」サーバーにしようと思います。

2号機から5号機は、全てLinuxサーバーを考えていますが、何に使いましょうかね…先に製作しているサーバーも有りますから、困りました(汗)

 

と言っても、新品のTD700L(それも5台!)が送料込みで3,000円ですしラッキーな買い物でした。

1号機の完全完成時にはレポートしますね!


「UNITED POWER TD700L」で少し遊んでみました(笑)

2010年11月15日 | ④コンピューター全般

Set Top Boxである「TD700L」。いじるには面倒な機械ですが、結構面白い。

以前、ご紹介したように、オークションで出品されている方が5台程追加出品されたので、そのうち4台を同じく100円で落札させて頂きました(爆)。

ちなみに4台だと送料1,000円のサイズを超えるので、1,500円らしいのですが、本体価格と合わせても4台で1,900円なのはオイシイ!

 

そこで、先に購入したTD700Lを好き勝手にいじってみる事にしました。

まず、IDEのスロットに直接取り付けされている32MBのフラッシュメモリーですが、予定していた「Free NAS」がインストールできず、このフラッシュメモリーが原因の可能性もあるので、一旦取り外し、原因を調査中です。

※Windows 2000 proやXP等もブルーバックが発生し、インストール出来ませんでした。

Img_0037 そこで、Linuxサーバーにする為にフラッシュメモリーから通常のハードディスクへの換装を試みました。

サイズ的には、2.5インチのハードディスクが良いのですが、変換が当社には無かったので、無理やり(?)3.5インチのハードディスクを搭載。

※実際にはインナーケースの中にギリギリというか、ちょうど良く収まりました。

と、結果では簡単ですが、実はこの機種、電源がマザー用の20ピンコネクターしか付いていません。

 

Img_0041_4そこで、ピンアサインからドライブ用電源のコネクターを増設しました。これでハードディスク1台分位は大丈夫でしょう。

CD/DVDドライブ、マウス、キーボードをUSB接続し、まずインストールの簡単なPuppy Linuxをインストール。

 

Img_0032 グラフィック出力がRCAかS端子となるので、グラフィックの設定さえ上手くいけばGUIでのインストールも問題ありません。

ちなみに写真ではRCAになっていますが、あまりにも文字が見えずにS端子で出力しました。

Img_0031 余談ですが、今回使用したテレビは、お役御免になった20インチの「地上アナログ液晶テレビ」。

HDMIやD端子も備えているので非常に便利なのですが、今回の為に復活させました。

 

さてさて、Puppy Linuxのインストールが成功に終わったので、他のLinuxもインストールしてみることに…

「CentOS5」と「Fedora Core6」。インストールには多少のコツが…という程ではないのですが、「X Window System」が使えません。

使わなければ普通に画面表示もされますので、普通にインストール出来ました。

 

さぁ、「TD700L」の1号機となったわけですが、5台も有りますからね~(笑)

画像出力さえデジタルならメディアPCにするんですが、アナログですから全てサーバーにするしかないですね。

Windowsがスムーズにインストール出来れば1台は「i tune」用のサーバーにするんですが、まだ調査中なので結果が出たらレポートしますね。

 

ブルーバックトラブルや、インストールエラーの原因ってUSB接続機器のせいかな?などと思っています(特にCDドライブ)。

エンベデッド機器って面倒なのが多いよね(汗)TD700の方は簡単にインストール出来るのに…CDドライブもUSBではなく、内臓のケーブルに接続したら問題無い可能性もありますし、明日に実験してみようかと思っています。