久しぶりの記事ですが、久しぶりにPS3以外の話題。
弊社はPS3専門業者ではございませんので、様々な内容のご相談が寄せられます。
PS3の次に多い修復ご依頼がタイトルにも書いていますが「HP製TX1000」。
Windows Vista時代のスペックにしては、程よく内容が良いモデル。
小さい筐体に搭載CPUがデュアルコアでスーパードライブ内蔵という無謀な作り(?)が災いして、搭載チップに不具合が発生するので有名なモデルなんです。
無線LANが使えない、画像出力しない、最悪は起動しない等のトラブルが起きるのですが、弊社では不具合対策を考え、様々な検証を行ってきました。
不具合を起こした基板を修復するのは、弊社では難しい問題では無かったのですが、どう対策するかが一番の問題。
各パーツの位置や構造を考えると根本的に冷却機能を改善するしかない結果となるのですが、さすがにノートPCでは限界がありますので、使用する冷却グリスの選択で効率を上げ、更に筐体を加工する事で対策できるようになりました。
今回、施工したのがコレ。
筐体ボトムケースの一部ですが、本来見えないファンの部分に開口部を設け、吸入効率を上げてみました。
勿論、開口部のサイズも適当ではなく、計算した上での開口部のサイズで金属製のケースを加工してみたのです。
当然、本来の吸入口は小さな吸入口でしたから、ファンは頻繁に反応するものの、吸入効率が上がったせいで、排気温度も低く抑えられました。
TX1000は異常な排気温度で有名なのですが、モバイルに使わず、固定設置で使うのであれば、使える加工ですね。
但し、お客様ご依頼には要検討でしょうか…さすがにファンが剥き出しですからね~(汗)
ちなみに弊社でTX1000のチップセットトラブル修理金額は¥20,000~となります。
タブレットになるしスーパードライブ内蔵で非常に便利なノートPCですが、修復金額を考えると新しいのが買えますから、まぁ特殊な対策と言う事ですね。