里山の雪が消えだして
早朝山登りを始めた頃
薄暗い時間帯に若槻城址跡を通過
鎌倉時代の城跡ですが 何となく怖い
どんな事があったのかは全く知らないけれど
矢の刺さった落ち武者が居そう
「早朝から失礼します 5月に岐阜で戦いがあるので訓練させて下さい」
「ここで鍛えて立派に戦ってきます」
こんな事を心で思いながら何回も通過してました
そして戦いは終わり 武勲は上げられず山城跡
「無様な戦いしてすみませんでした」
「まだまだ鍛錬不足 恥ずかしい限りです」
そんな報告をしながら通過して登る
そして下りに山城跡を通過した時
「討ち死にせず 初陣を終らせた事は立派」
そんな言葉が後ろから聞こえた気が
思った様な成績が出せず 弱い自分が許せなかったのですが
少しばかり心が落ち着きました
「これからも朝から騒がしくしますが 見守って下さい」
そんな事を心の中で思った古城跡