眠れない。
どうやったらクルマが動いてくれるのか、どうやったら固くならないのか。
運転教本ってやつを読んで、カーブの曲がり始めはこの辺とか、
頭ではわかっても、感覚がつかめない。
どうしよう、どうしよう…。
考えてるうちに深夜2時。いかん!寝ないと…。
もちろん見る夢は、運転の夢(笑)。
どんなにハンドル切っても曲がってくれない。
曲がったと思ったら曲がりすぎてポールに激突!
「うわぁ、またやっちゃった…」
はっと目が覚める。まだ1時間も経ってない。
そんな夢うつつ状態で、あっという間に朝。
外は雨。わたくしの心のようです。
朝食摂りにいっても、のどをうまく通っていかないし、
パン半分とコーヒーでさっさと退出。
出発までの時間、ひたすら教本ときょうのコース(左折右折)を頭に入れる。
2日目開始。
まずは学科授業から。ビデオを見て、○×クイズに答える。
「映像古いなー(笑)」とか思ってるうちに終了。
いよいよきてしまいました。次の時間は、実技です。
「憂鬱だ…」
先生は、前回と同じ方。がっちがちだったわたくしのことをよーく覚えてます。
さらにプレッシャーを感じながら、スタート。
案の定、最初はふらふら。カーブもうまく曲がれません。
ハンドル持つ手も相変わらずガチガチ。
「……泣きそう」
そのとき、先生からアドバイス。
「クルマには目がついてないんだよ。あなたがクルマの目にならないと。
もっと行く先をきちんとみて」
そこからです。
クルマを道路にまっすぐ走らせよう、次のカーブまで見越して、まっすぐ進もう、
そう思ってからは、ふっと力みが抜け、クルマが思う方向に進みだしたんです。
「あなたの見てる方に、クルマは進みます。
いまどうカーブを曲がったかなんて、過去のことはいいの。
次をどううまく曲がるか、先を見据えて進みなさい」
不思議と、ハンドル持ってる手に力は入らなくなるし、
からまることもなくなってました(まだ持ち替えして怒られるけど)。
「おー、クルマを『運転』できてるよ!!!」
実技1時間目終了後、先生がひとこと。
「適度な緊張はいいけど、固くなっては逆効果。
そういう点では、教習の最初と最後じゃ雲泥の差だね」
いつの間にか雨はやみ、薄日が射してました。
わたくしの心のように(ウソのようなホントの話)。
昼食を挟んで、実技2時間目。今度は右折、左折です。
ウインカーも出して、コースを変えて、巻き込みを見て、と
格段にしなきゃいけないことが増え、また緊張。
とはいえ、先ほどちょっとつかんだコツのおかげで、
いわゆるふつうのカーブはふつうにこなせるようになってたので、
左折右折のときの順序だけ、ぶつぶつと唱えながら、コースをぐるぐる。
何周かすると、ここで何をしなきゃいけないか覚えてきたので、
「先生に言われる前にやれるようにしよう」と思い、忠実に実行。
後方確認をしたらふらついてしまったり、右にコースを変える際の
アクセルとブレーキの踏み方なんかはまだうまく出来てません。
が、先生の口数が徐々に少なくなってきたことを密かに喜びつつ、
ちょっと運転が楽しくなってきました。
先生はしまいには「仕事柄、芸能人とかいっぱい会うんじゃないの?」
とか雑談しだし、ぼくもちょっとそれに答えられるくらいの余裕ができてきました。
まだ、注意しなきゃいけないとこをきちっと注意できてないし、
正直自分の進行方向考えるので精一杯だけど、きのうの今頃に比べれば
ずっと進歩できたんじゃないでしょうか。
実技終了後、ようやくおなかがすいてきました(笑・昼ご飯もあんま食べれなかった)。
あすは朝練。
実技2時間で、異なる2コースを走ることになります。
標識とかにきちんと従わなきゃいけないし、速度にも決まり事が出てきたり、
毎日ハードルは高くなっていきますが、きのうほどの胃の痛さはありません。
ただ、油断大敵です。
やっぱりその日初めて乗るときは、緊張もするし、感覚も鈍ってるでしょう。
そのとき、パニックにならず、冷静に、落ち着いてやれるかどうか。
そういう点で、毎日感覚を忘れる前に乗れる合宿はありがたいです!
あすもがんばります!
いい気分で終わって、午後は観光に行けるくらいの気持ちのゆとりができればなー。
どうやったらクルマが動いてくれるのか、どうやったら固くならないのか。
運転教本ってやつを読んで、カーブの曲がり始めはこの辺とか、
頭ではわかっても、感覚がつかめない。
どうしよう、どうしよう…。
考えてるうちに深夜2時。いかん!寝ないと…。
もちろん見る夢は、運転の夢(笑)。
どんなにハンドル切っても曲がってくれない。
曲がったと思ったら曲がりすぎてポールに激突!
「うわぁ、またやっちゃった…」
はっと目が覚める。まだ1時間も経ってない。
そんな夢うつつ状態で、あっという間に朝。
外は雨。わたくしの心のようです。
朝食摂りにいっても、のどをうまく通っていかないし、
パン半分とコーヒーでさっさと退出。
出発までの時間、ひたすら教本ときょうのコース(左折右折)を頭に入れる。
2日目開始。
まずは学科授業から。ビデオを見て、○×クイズに答える。
「映像古いなー(笑)」とか思ってるうちに終了。
いよいよきてしまいました。次の時間は、実技です。
「憂鬱だ…」
先生は、前回と同じ方。がっちがちだったわたくしのことをよーく覚えてます。
さらにプレッシャーを感じながら、スタート。
案の定、最初はふらふら。カーブもうまく曲がれません。
ハンドル持つ手も相変わらずガチガチ。
「……泣きそう」
そのとき、先生からアドバイス。
「クルマには目がついてないんだよ。あなたがクルマの目にならないと。
もっと行く先をきちんとみて」
そこからです。
クルマを道路にまっすぐ走らせよう、次のカーブまで見越して、まっすぐ進もう、
そう思ってからは、ふっと力みが抜け、クルマが思う方向に進みだしたんです。
「あなたの見てる方に、クルマは進みます。
いまどうカーブを曲がったかなんて、過去のことはいいの。
次をどううまく曲がるか、先を見据えて進みなさい」
不思議と、ハンドル持ってる手に力は入らなくなるし、
からまることもなくなってました(まだ持ち替えして怒られるけど)。
「おー、クルマを『運転』できてるよ!!!」
実技1時間目終了後、先生がひとこと。
「適度な緊張はいいけど、固くなっては逆効果。
そういう点では、教習の最初と最後じゃ雲泥の差だね」
いつの間にか雨はやみ、薄日が射してました。
わたくしの心のように(ウソのようなホントの話)。
昼食を挟んで、実技2時間目。今度は右折、左折です。
ウインカーも出して、コースを変えて、巻き込みを見て、と
格段にしなきゃいけないことが増え、また緊張。
とはいえ、先ほどちょっとつかんだコツのおかげで、
いわゆるふつうのカーブはふつうにこなせるようになってたので、
左折右折のときの順序だけ、ぶつぶつと唱えながら、コースをぐるぐる。
何周かすると、ここで何をしなきゃいけないか覚えてきたので、
「先生に言われる前にやれるようにしよう」と思い、忠実に実行。
後方確認をしたらふらついてしまったり、右にコースを変える際の
アクセルとブレーキの踏み方なんかはまだうまく出来てません。
が、先生の口数が徐々に少なくなってきたことを密かに喜びつつ、
ちょっと運転が楽しくなってきました。
先生はしまいには「仕事柄、芸能人とかいっぱい会うんじゃないの?」
とか雑談しだし、ぼくもちょっとそれに答えられるくらいの余裕ができてきました。
まだ、注意しなきゃいけないとこをきちっと注意できてないし、
正直自分の進行方向考えるので精一杯だけど、きのうの今頃に比べれば
ずっと進歩できたんじゃないでしょうか。
実技終了後、ようやくおなかがすいてきました(笑・昼ご飯もあんま食べれなかった)。
あすは朝練。
実技2時間で、異なる2コースを走ることになります。
標識とかにきちんと従わなきゃいけないし、速度にも決まり事が出てきたり、
毎日ハードルは高くなっていきますが、きのうほどの胃の痛さはありません。
ただ、油断大敵です。
やっぱりその日初めて乗るときは、緊張もするし、感覚も鈍ってるでしょう。
そのとき、パニックにならず、冷静に、落ち着いてやれるかどうか。
そういう点で、毎日感覚を忘れる前に乗れる合宿はありがたいです!
あすもがんばります!
いい気分で終わって、午後は観光に行けるくらいの気持ちのゆとりができればなー。