軽くヤバイ?!30過ぎの合宿免許日記

13泊の最短コースで免許を取ろうと、30過ぎのオトコが悪戦苦闘してます。

初日。緊張。

2005-10-14 21:58:21 | Weblog
「車はやっぱ助手席だよね♪」なんて、どこぞの高飛車なオンナノコみたいな
ことを言ってたわたくしですが、愛する子供のため心機一転(?)一念発起して
免許をとることに決めたのが、今年の6月くらいだったでしょうか。
「今年は夏休み返上でちゃちゃっととっちゃうぞ!」そう考えたわたくし、
最短14日でとれる!と書いてあった某自動車学校のコトバを鵜呑みにして
夏休みを決めちゃったんですが、よ~く話を聞くと、仮免の試験は平日だけとか
予約とるのが大変とか何とかで、わたくしの夏休みだけでは、すすんでも仮免の
実地試験までだとわかり、青ざめました。
「これじゃ、何回も平日に休みをもらわにゃいかんではないか…」
そこで、社会人としては無謀とわかりつつも、上司に13日間の休みを要望(笑)。
なんとかオッケーをもらって、いまわたくし、遠い山形の地でこのブログを書いてます。

まあ長い前フリはさておき、本題へ。

昼前に駅に到着し、迎えの方を見つけます。
「んじゃ、いきましょかー」
予想されたことではあったが、本日入所するのはわたくし一人。

ここがわたくしの学び舎です。


受付をすますと、14時から適性試験なので、それまで休憩しててくださいと
言われたので、用意されたお弁当を食べつつ、テキストをぱらぱら。
最初はちょうど授業中だったので、ほんとに室内は静か。
「人少ないなー。ま、気楽でいいかな」
なんて思ってたら、チャイムが鳴って、急にざわざわしだした。
すると室内にはどんどん、髪が赤いのやら金髪やらがわんさかと…。
「げげっ。浮いてるな、オレ」
すこし不安と寂しさ、自分のトシを感じた瞬間でした。

適性検査で単調な試験をこなし、その結果は「運転的制度:5」。
「すばらしい!」とお墨付きをいただき、まずは無難なスタート?
その後車の運転席だけ置いてある部屋で、ハンドル周りのものを
がちゃがちゃと動かす。
「おー、オトナな感じじゃ~ん」
ウインカーを中指であげてはおろし、おろしてはあげて悦に入る33歳(笑)。

さて、そんな程度の知識で、いきなり実習がはじまります。
初めての、ホンモノのクルマ。
子供の頃は興味あったんだけど、オトナになってからはまったく興味が
もてなかったクルマというものを、はじめて自分の力で動かすわけです。

「む、むずかしいぃ~!!」

まずは右カーブのコースを走ったんですが、目の前ばっかり見ちゃって
クルマがふらふら。挙げ句の果てにハンドル持ってる手がからまるわ、
それを直そうとしてハンドルばっか見てるわ(笑)、がっちがち。
まずいつハンドルを切りはじめていいかわかんないし、
どれくらいハンドルきればいいかわかんないし、
いつハンドル戻せばいいかわかんないし、
ブレーキ踏むタイミングもわかんないしああもうどうしようー!!!!
と思ってる間に「ハイじゃあ次は左カーブ」って!
やっとつかみかけた感覚がまた戻っちゃって、さらに左カーブは
運転席から遠いからか曲がるタイミングがますますつかみにくい。
「もっとハンドル切って!」「手の位置!」「どこ見てんの?」
「正面向いて!」「ハンドル強くつかみ過ぎ!」「ブレーキもっと踏んで!」…

終盤には自分でもどこ見てるのかわからなくなってきて、
頭が真っ白になって、さらに強くハンドル握りしめてしまってまた怒られ、
終わった後には脱力感と緊張でグッタリ、のどはカラカラでした。
いやあ、すいすいと運転している世のみなみなさまって、すごいんだなーって
思ってしまいました。

そんなこんなで、なんとか初日終了です。
バスでホテルまで送ってもらい、ようやくほっと一息。
合宿とは言っても、泊まるのはホテルのシングルルームなのです。
いわゆる相部屋でワイワイなんてのは、30過ぎのオッサンには
かなりキツイので、このプランで正解でしょう。
いちおうホテルですから、ディナーもけっこういいものを出してくれます。

(エビフライ3本と、真鯛?のムニエルでした)

明日は、右折と左折の手順を、教科書読んで頭に叩き込んでおくように、
と言われたので、これから勉強します!
叱咤激励、冷やかし、なんでもいいので反応を待ってます。