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ドイツ地方警察装備の変遷 6

2016年05月08日 | サバゲー&コスプレ

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ドイツ地方警察装備の変遷 5 から続きます。



LE とは (Law-Enforcement) の略で日本語で言うと法執行機関です。
代表的な法執行機関は警察で、F のコスプレは ドイツ地方警察特別出動コマンド(SEK) という部隊です。




RICOH GR


一番の変更点であり、しかし一番目立たない変更点であるオーバーオールです。
前回は黒のタクティカルパンツに同じく黒のコンシャツでした。

これはちょっと畑違いのメーカーである ドイツ KWON 製で OVERALL BLACK SPECIAL FÜR SECURITY という製品です。
仏 LE と異なりアサルトスーツの採用例は多岐に渡り、リサーチ力不足もあり特定に至ってません。

一応はニー、エルボー、ショルダー部分には厚手の生地で補強されており、らしい体裁になっています。
ただ XL を注文したのですが、惜しむらくは裾が少し短いんです。

写真だとブーツ (Adidas GSG9) との関係は良好のように見えます。
ただこれでジャストサイズだとニーパッドやレッグリグを装着するとずり上がり短くなってしまうのです。

スーツのみ着た場合は裾を引きずるくらいでちょうど良い長さというのが経験則です。
これで短いから XXL だと今度はちょうど良かった幅がブカブカになる場合が多く悩ましいところです。







RICOH GR


ハイマウントである B&T BT-21298 の入手が難しい事から苦肉の策です。
現状の BT-21222 とホロサイトの間にレイル対応のスペーサーを入れてみました。

これで高さ的にはだいたい同じですが、全長がホロとほぼ同寸なのでやや不安定に見えます。
偶然ですがスペーサーに穿たれた赤矢印の小さな穴から MP5 オリジナルのアイアンサイトが覗けるのには驚きました。






RICOH GR


以前から欲しかった黒いベルトパッドです。
種類はそれこそ星の数ほどありますが、価格はピンきりです。

カッコイイと思った TYR の製品はベルトパッドだけで 30K オーバーなので流石に‥
ベストやポーチ類で個人的に採用が多い 5.11 の製品を選びました。

中を通すコブラバックルのリガーベルトも 5.11 のマーベリックです。
カフポーチはあらゆる箇所を移動した後、左後方のベルトに落ち着きました。

その対にウェポンキャッチがありますが、一度も使用したことが無く再調の要ありです。








RICOH GR


これも懸案の一つだったスロートアーマー、ショルダーアーマーです。
実物アーマーのメーカーはなかなか日本に輸出してくれませんが、これは国内で生産されたレプリカです。

ショルダーは問題なく装着できたのですが、スロートはイメージよりも小さかったですね。
従来のネックアーマーとの関係も暫定ですので、今後どのように装着するか考えていきたいと思います。







RICOH GR


とりあえずアーマーだけ…と試着を始めたのですが、興が乗っていろいろ着込んでしまいました。
トップ写真とこの写真が前後左右となります。

やはりショルダーアーマーがあると格段にドイツ LE っぽくなりますね。
この日は PROTEC のヘルメット+ゴーグルではなく、バラクラバにヘッドセットオンリーとしました。

本来ならこの上からバイザーヘルメットを被るんですが、まだその姿は見えてません。
左レッグリグは真横ですが、右のホルスターは本職さんでも例があるように後ろ気味につけてみました。

こうするとホルスター前の Glock FM78/81 フィールドナイフが脚の真横に来るようになり膝を曲げる動作が楽なんです。
ただその結果ウェポンキャッチが真後ろに来てしまうので何の役にも立ちませんなぁ。






RICOH GR


お約束の射撃ポーズ左右。
バラクラバにヘッドセットというのは着替え中や移動中、待機中等で、実際に発砲する際はバイザーヘルメットを被っているでしょう。







RICOH GR


さて突然のテイザーです。
実際の SEK/MEK でもテイザー装備の例は多いです。

中野のウォリアーズさんがオリジナルで X26 レプリカ を制作されると聞き手を上げました。
完成は 5 月中旬以降との事でしたが、早手回しにホルスターの入手となった訳です。

メジャーな BHI CQC ではなく、このスケルトンタイプになった意味は大してありません。
強いて言うならこちらの方がカッコイイかなぁと思ったからです。

ここら辺りが当連続記事の ドイツ LE 装備 という所以でしょう。
全体の雰囲気がそれっぽければ細かな差異は気にしないのがウチのやり方です。

もちろんナイロンの製造年まで考察されるブンデス諸先輩方の姿勢は大尊敬しています。
ですが自分としてはそこまでの域に達していなくとも楽しめてますのでよしとしています。







RICOH GR


さて ebay で購入したホルスターは通常のベルトループが付いておりました。
それを外してしばらく使っていなかった G-Code のアタッチメント各種を取り出します。

まず金属のアダプターをホルスターに装着します。
ネジは 3 箇所バッチリですが、上下が逆になってしまいました。

ちなみにマジックの文字は以前に所持していた XDM45+TLR-1 用のホルスターに用いていたからです。
MOLLE 装着のディスクは上下を逆にすればそのまま使えます。






RICOH GR


ドロップレッグ用のアタッチメントはディスクをいったん外してやはり上下を逆に装着し直します。
そのまま右につけるとセカンダリーのホルスターであるサファリランドと干渉します。









なので実際のハンブルク MEK の隊員を参考にして‥







RICOH GR


左ドロップレッグとしてみました。
ベルトパッドから下に伸びるレッグリグの上に重ねて装着します。

思いつきは良かったのですが、実際に装着してみると MP5 のマガジン、特に後方が抜きづらいです。
非常にカッコイイのですが、この辺りの使い勝手も含めて再考したいと思っています。







RICOH GR


さて遅れてきた大物、イスラエル FAB DEFENSE 社 A.R.S.(MP7用) が届いたのも同時期です。
現在 MP5 に装着している スイス B&T 社のバイザーストック とともに何としても欲しいパーツでした。

トライ・アンド・エラーを繰り返しようやくスイスの業者からの個人輸入に成功しました。
この曲がりくねったストックだけでマルイの次世代が買えるほどの価格ですが他には代えられない魅力があります。







RICOH GR


ストック自体は素晴らしく精度が高い造りでフォールディング機能もカチッと気持よく決まります。
またストックパイプの伸張でずかパイプ自体にもバネが内蔵されており、ロックを外すとシャコンと伸びるのです。

これはちょっと興奮しましたw







RICOH GR


問題なのは所有している WE MP7 GBB には上手く装着できない事です。
写真はストック基部を比較したものですが、上下 2 本のピンのうち下ピン部分の幅が違い過ぎます。

チャージングハンドルの太さも実銃とはまったく異なり WE のは太いです。
ポン付けは期待していませんでしたが、これは困ったことになりました。

そんな折、ツイッターの TL で、VFC MP7 の同部分を写真で見せて頂く機会がありました。
そしたらなんと FAB とほとんど同じ形状なんです。

さすが正規ライセンス取得品は違いますねぇ。

というわけで VFC MP7 GBB を発注することになりました。
そうなれば 「家庭内銃四丁規制」 に照らしても違法となりますので、WE MP7 は売却する こととなります。






RICOH GR


秋葉原のショップ SIDE ARMS さんに VFC MP7 GBB の入手と FAB ストックの加工をお願いしました。
この写真は待ちきれず WE MP7 にストックをあてがい、その他も画像加工た完成予想写真です。

これに加えいったん外した前後のアイアンサイトも元に戻し、ホロサイトはもう少し前に出したいところです。
加えて右サイドレイルに装着する予定の TLR-2 も入手予定です。

バイエルン SEK ではホロと T1 が混在していますが、当面ホロで MP5 と共用させるつもりです。
将来的には T1 も考えてはいますが…



独 LE の MP7 持ちに支給されることの多い 30rd マガジンも再現加工を依頼しました。
その際ガスタンクはキャンセルとなり、BB 弾を発射できないコスプレ専用品となりますw

しかし合成写真とはいえカッコイイと思いませんか?
やはり 30rd マガジンは一番バランスがよいと思ってます。







RICOH GR


諸々そろったらこのバイエルン州警察 SEK お兄さんに準ずる格好をしてたみたいです。
もちろんグローイン先端にバイエルンのパッチを貼ってw






RICOH GR


現状問題はやはりバイザーヘルメットです。

最近では SEK の装備も徐々に変わってきました。
上から下まで真っ黒だった装備を茶系、緑系に更新する部隊が出てきました。

黒い塊の威圧感を表したい F としては反対なのですが、その場合ヘルメットが Ops Core で行けるというメリットがあります。
バイザーヘルメットの入手はあいかわらず難航していますので現実的には魅力のある装備となります。

ただドイツ LE の黒に憧れた一ファンとしてはやはり寂しく感じるのも事実です。
また非黒の装備を一から集めなければならないというのも気が遠くなります。






RICOH GR



というわけで亀の歩みでここまでやって来ましたが、まだまだ悩みのタネは尽きないようです。


ところでこの装備を見たある方に「これでゲームやるんですか?たいへんですね」と言われました。
いやいやこれはあくまで ドイツ地方警察特別出動コマンドのコスプレ です。

まずアーマーだけで約 10kg ありますので、上から下までだと相当な重量になります。
体力的にこれでインドア、アウトドアを駆けまわるのは無理ですね。

ブログのカテゴリーも「サバゲー&コスプレ」に変更しましたしw

現在の夢はバイザーヘルメットをなんとか入手して装備に一応の区切りをつけること。
そして独 LE のみならず欧州各国、いや全世界中の LE を志す皆様とともに何らかのイベントに参加できたらと思ってます。

ツイッターの TL でも話題になりましたが、各国 LE の各国語によるパッチをずらりと並べて写真撮ったら壮観でしょうね。
なんとか身体の動くうちに少しでも夢に近づきたいと思います。






ドイツ地方警察装備の変遷 7 に続きます











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