夫婦大戦争その１

Ｆ嫁　log

先日、タイコレッスンを終えて、一杯みんなとひっかけてご機嫌さんで帰ってきたＦ。
「タブラ（ダルブッカ）古い方を売ろうと思うのよ～、いいかしら？」と突然言い出しました。

我が家にはタブラが二つあって・・・一つはＦが最近使っているモザイク模様。もう一つは
最初に購入した茶色のシンプルタイプ。こちらは、Ｆから私にお下がりという事になって
いたのですが、主に花瓶台となっていました。

私も、深くは考えず、Ｆの勢いに押され「良いわよ～」

翌日になって、次回のタイコレッスンの時はどうするのかな？と心配になり始めました。
私用のタブラがないのだもの・・・。レンタルするのもなんだかね・・・。
でも、そこは、Ｂ型脳天気な私。
（Ｆちゃんたら、また新しいのを買って、私にモザイクお下がりしてくれるのかしら？
クリスマスも近いしな～）
なんて都合の良いことを考え始めました。

で、更に翌日、何気なく、夕飯時にＦに
「次のタイコレッスンの時、あたしは・・・」と話しかけたら
間髪入れずに、Ｆが
「タイコレッスン、君は受けないでしょ」
と言うのです。

えっ
えっ
ええ～っ

疑いもなく、あっけらかんと、笑顔で言うＦ。
一瞬、頭が真っ白に。

しばらくして、突然、頭の中でスパークする怒号。
「だから、タブラ売っちゃったんかい」
「誰のおかげでSafiクラスに参加できてると思ってるんかい」
「あたしのアイデンティティは何処にいったのよ」

目の前のＦは、私の怒りにも気づかず、サンフランシスコの空のように爽やかな顔。

ムナシイ・・・虚しすぎる・・・

しばし、自室に引きこもる私。

しばらくして、Ｆが異変に気づきやって来た。
「なんかやっちゃったかしら」
とりあえず、謝るＦ。

「あたし、タイコレッスンに出たいの」
というと
「えっなんで？レッスン費も二人分だと高いし、君、パーカッション下手だし」

ぶっつん

切れました。

あ～こんな気持ちはどこにぶつければいいのでしょう。
その時、ちょうど次回のタイコレッスンと日時が重なっている為、諦めていたベリーダンスの
ワークショップを申し込もうと思い立つ（ただじゃ転ばないよ）私。
電話を手に持ち、
「小松スタジオですか？12月4日、ベアータとホレイシオのワークショップ予約お願いいたします」
で、Ｆに
「と言うわけで、次回のタイコレッスン行きませんから。タイコレッスン＆レンタル代も高いし！」
と捨て台詞。


夫婦なんて所詮は他人。
死ぬときはひとりぽっち。
もういいの、ひとりで生きていく。

という訳で・・・次回につづく・・・