F log
以前logのレスで書いたとおり、Fの母は結婚前バレリーナでした。
元旦に実家に寄ったとき、以前のアルバムを見せてもらいその場でパチリと撮影してきました。
50年も前の写真です。もう目線も時効だとは思いますが・・・
東北のある県に昭和一桁で生を受けた母は、弟が合唱指揮者、兄の子供がチェンバロ奏者に
なるという音楽的素養のある家庭で育ちました。(が、けっして裕福ではなかった)
当時としては高い165cmという身長が仇となり、パ・ド・ドゥの男役をやらされたりしたらしいです。
白黒の写真には母が19歳から20代後半までの舞台や練習場(スタジオとは言わない)、
当時の発表会などいろいろ写っていました。
トップの写真は朝日新聞社のカメラマンが撮影したらしいのですが詳細は不明。
衣装は手作り感が漂う素朴なもの。実際何着も手がけたそうです。
下の写真にはサイン(旧姓だ)までしてあります。誰のために???
地方都市とはいえバレリーナがなぜに千葉の頑固者と結婚することになったのか。
Fの父親といったら音楽・芸術的関心はゼロ。いやマイナス。
母が聴いていたラジカセを、うるさいといって叩き壊したという逸話があります。
ま、ほとんど勤め以外、父は猟師でしたから。愛読書は月刊「丸」だし・・・・
私にとっての祖母も同居だったので、母は苦労したと思いますよ。
そんな環境でいつしかバレエに対する気持ちも薄れてきてしまったのだと思います。
ああ、もったいない。
不惑近くなって突然の息子のバレエ熱を母はどう思ってるのでしょうか。
「30年遅せぇ~よ!!」
だろうな、たぶん。
よ~く考えると母からバレエと音楽を、父から○○をと、とってもわかりやすいですね。
普通はどちらかになりそうなものですけど。
でもバレエと音楽がここまでくるのにはかなり紆余曲折がありました。メタってた時代なんかもあり・・
それに比べ○○は終始一貫しています
困ったことです(笑)
半世紀も前の写真ですが、保存が良いようで結構見られました。
上下の写真などはもともと白黒の世界ですから違和感ないですね。
こうして、今のF様になられた訳なのですね。納得しました。
でもでも、随分前のお写真のようですが、お母様素敵ですねぇ~。いいですね~。お母様がバレリーナーだなんて、、、。
そうですね、もしやっていたら今頃はコジョカルちゃんをリフトしていたかも・・・などという妄想入ってしまいました。
実際は強権親父のせいで、バレエのバの字もでなかったそうです。空襲を経験したような世代には、男が踊るなどということは考えられなかったのでしょうね。
もっとも無理やり行かされたら、それはそれで反発したのでしょうけれど
小さい頃むりやりバレエ教室に通わせられるようなことはなかったのですか?
そこで開花していたら長身のFさんのこと、ひき手あまただったことでしょう。