◇ 最高値更新はFRBしだいだが・・・ = ダウ平均は先週719ドルの値上がり。ついに10日間の連騰を達成、この間に1500ドル近く上昇した。10日間の連騰は5年11か月ぶり。終り値は3万5200ドル台に乗せている。史上最高値は昨年1月に付けた3万6799ドルだったから、あと1500ドルあまりに接近した。市場では「7月の利上げは織り込んだ。これが利上げの打ち止めになる」という見方が大勢を占めている。
FRBは今週25-26日にFOMC(公開市場委員会)を開き、新しい金利を決める。そこで0.25%の利上げを決めることは、ほぼ確実。もしパウエル議長が「利上げの打ち止め」を示唆すれば、株価はさらに続伸。ダウ平均は史上最高値を更新する可能性が大きい。物価や賃金の動向が落ち着きをみせているため、市場はかなり期待している。だがパウエル議長が9月以降の見通しを述べることはないのではないか。その場合、市場がどう反応するのか。最大の注目点である。
日経平均は先週87円の値下がり。週初は日銀が長期金利操作の変動幅を拡大するという見方が強まり、銀行株を中心に上昇した。しかし植田日銀総裁がG20後の会見でこれを否定したため、株価は反落。為替市場では円安が進行した。外国人投資家の目はニューヨーク市場に集中しており、円安でも東京市場への資金流入は増えなかった。今週はアメリカが利上げ、日銀は現状維持となりそう。市場がどう反応するか。これも注目点である。もう1つ、原油の国際価格が上昇し始めたことも気がかり。
今週は26日に、6月の企業向けサービス価格。28日に、7月の東京都区部・消費者物価。アメリカでは25日に、5月のFHFA住宅価格指数、7月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。26日に、6月の新築住宅販売。27日に、4-6月期のGDP速報、6月の中古住宅販売が発表される。なお25-26日にはFRB,27-28日には日銀の政策決定会合が開かれる。
≪24日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
FRBは今週25-26日にFOMC(公開市場委員会)を開き、新しい金利を決める。そこで0.25%の利上げを決めることは、ほぼ確実。もしパウエル議長が「利上げの打ち止め」を示唆すれば、株価はさらに続伸。ダウ平均は史上最高値を更新する可能性が大きい。物価や賃金の動向が落ち着きをみせているため、市場はかなり期待している。だがパウエル議長が9月以降の見通しを述べることはないのではないか。その場合、市場がどう反応するのか。最大の注目点である。
日経平均は先週87円の値下がり。週初は日銀が長期金利操作の変動幅を拡大するという見方が強まり、銀行株を中心に上昇した。しかし植田日銀総裁がG20後の会見でこれを否定したため、株価は反落。為替市場では円安が進行した。外国人投資家の目はニューヨーク市場に集中しており、円安でも東京市場への資金流入は増えなかった。今週はアメリカが利上げ、日銀は現状維持となりそう。市場がどう反応するか。これも注目点である。もう1つ、原油の国際価格が上昇し始めたことも気がかり。
今週は26日に、6月の企業向けサービス価格。28日に、7月の東京都区部・消費者物価。アメリカでは25日に、5月のFHFA住宅価格指数、7月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。26日に、6月の新築住宅販売。27日に、4-6月期のGDP速報、6月の中古住宅販売が発表される。なお25-26日にはFRB,27-28日には日銀の政策決定会合が開かれる。
≪24日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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