まねき猫舎

幸せの行方

『いつの時代も、今、この時が幸せと思えるようにしている。リッチが幸せではない。貧しくても幸せはある。昔狭い部屋に家族川の字になって寝ていた時代。あれはあれで幸せだった。お金で買えない幸せを感じる自分でありたい』と、先日倉本聰さんがテレビで話されていました。

そして、昨年末にtentenちゃんがしみじみと、
『ムラ旅をして思ったのだけど、本当の幸せって何かな~って思ったんです。確かにマチにはいろいろな物があってお金もある。ムラにはブランドショップもなければフレンチレストランもない。でも、ムラで会う人たちは、みんなすっごい素敵な笑顔で幸せそうなんですよ。ご夫婦仲いいし。それ見ていると、ホントの幸せって何かなぁ~って。ムラの人が本当はマチの人よりすっごく幸せなのかもと思ったんですよね』と、2週間のムラ旅を終えた感想を話してくれました。

そして、年明けに遊びに来た友達が、
『悪いけど、ウチの方が収入はある。でもね、すっごく幸せそうなんだよね。夫婦で畑耕して大根とか作って。お洒落とか無縁な格好しているけど、すっごく幸せそうなんだよね。子供達もすっごく楽しそうだし。お金があるから幸せじゃないんだよね~と思ってしまった』と、話していました。


『九州のムラへ行こう!』へ携わるようになって、私も倉本さんや彼女達の考えに同感です。ムラへ入るたびに「究極の贅沢ココにあり」と思いますもの。tentenちゃんが言うように、確かに、ムラにはなぁ~んにもありません。“パスタ”はなかけど“すぱげってぃー”ならあるよの世界です。でも、みんなすっごくいい笑顔なんです。スッピンで部屋着なのに、すっごくキレイなんです。そんなムラ人に出逢うたびに、「究極の幸せココにあり」と思うのです。

ひと昔前の私は、私利私欲の為、自分のステイスタスの為だけに、仕事をしていました。でも、昨年夏から『九州のムラへ行こう!』の仕事に関わらせていただいて、それ以上に仕事には大切な物があると、心の底から思うようになりました。わかってはいたんですけどね。でも、そんな台詞を口にしながら、心の底では私利私欲やステイタスの為に仕事をしていましたからね。九ムラの仕事を通して、自然と関わり恵みを感じ、人と関わり絆と繋がりを感じetc…。それらに心の底から気づいたら、ふっと肩の力が抜け、楽しんで仕事をすることができるようになりました。

その結果、周りの人や会う人に「フジコさん、人生すっごく楽しんでいるでしょう」とか「毎日楽しいでしょう」「いっつも周りに人がいっぱいいますよね」など、今までとは違った印象を与えるようになりました。

景気が悪い今だからこそ…の、倉本聰さんの言葉&tentenちゃんの感想&友達の意見。景気の悪さにちょっぴり感謝です
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「今日の一言」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事