MOUNTAIN PEOPLE ~Life in Sasayama~

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23年目のdon't look back in anger

2018-11-11 04:20:20 | Argentina

1995年、家の近所のCD屋の視聴機で、Don't look back in angerを聴いた。
聴いて即、購入したOASISのアルバム「(What's the story)morning glory」は、
それ以来、今に至るまで間違えなく人生で最も聴いたアルバムだ。
(ちなみに2番はthe beatles 「revolver」、3番はthe strokesのファーストかな)

 しかし、ライブに行くことは一度も叶わぬまま、OASISは解散してしまった。


 あれから、23年。
地球の裏側、ブエノスアイレスで、そんなささやかな夢が(少し)叶った。
先週の日曜日、ノエル・ギャラガーのコンサートに行って来ました。

開場のLUNA PARKは、2万人くらい入るアリーナ。大阪城ホールくらいの感じ。
21時開演。

Noel Gallagher's High Flying Birds名義のソロアルバムから数曲の後、
最初の盛り上がりは、little by little。
個人的にはあまり好きではなかったアルバムの曲だけど、当然の大合唱。
数曲のソロ曲ののちに、supersonic。
しかしまあ、この曲はリアムに歌ってほしいなあ、と思う。
ソロになってからの屈指の名曲Dead in the water、
そしてIf I had a gun。素晴らしかった。

そして、その後、whateverからのwonderwallというあり得ない名曲の連打。
しかし、これもやっぱり、リアムが歌わないとなあ、と思ってしまう。
それは、ノエルが一番思ってるのかもしれないけど。
一方、Half the world awayはやっぱりノエルの声がぴったりで、
この日のベストトラックでした。

アンコールの始まりは、Go let it out。
そしてそれに続いて、imagineと同じコード進行のイントロが始まった。
歌詞を見なくても、(音程はともかく)完璧に歌えるあの曲、
Don't look back in anger。会場はこの日一番の大合唱だった。

もうすっかりおじさんになったノエルは、全盛期の名曲の数々を歌った。
そこにリアム・ギャラガーはいない。
94年、95年のグラストンベリーや、96年のネブワースのような
伝説のライブには程遠かっただろう。

でも、ノエルが確かにそこにいて、何度となく聞いた、そしてこれからも何度となく聞くであろう
メロディーがそこにあった。