ClassicII On Ubuntu9.1 その1（ほぼテキストのみで）

1)はじめに
BasiliskIIで、System7.5.3を動かす事は、何とかできた。これで、おしまいにするつもりだったが、
今度は、ClassicIIを再現することにした。また、これも試行錯誤の連続。

2)実機のClassicII
現在も起動可能
System7.0.1 + SweetJAM(インストール用FDあり）

3)インストール前、中、後の問題点
1.ClassicIIのマウスを紛失した
2.DiskCopy 4.2はエミュレータでは動かない
3.Ubuntuが動いているPC(code name bunbun)とClassicIIとのデータ転送手段がない
イ.bunbunにはFDドライブがない
ロ.bunbunは以前購入して現在はつかっていないUSB接続のFDドライブ(メルコ製　MODEL NO.FD-USB)を認識しない
ハ.bunbunのWindowsXP(VirtualBox)もUSB接続のFDドライブを認識しない
ニ.PowerBook1400のFDドライブユニットは故障している
4.Unixアイコンがない

4)解決策（または、苦しまぎれの方法)
1.通信販売で、中古の純正マウス(長方形の1ボタン)を購入
2.及び3.は以下の手順によった
　イ.ClassicIIで、SweetJAMのFDからDiskCopy4.2で、ディスクイメージを作成
　ロ.ClassiCIIからPowerBookへAppleTalk(プリンタ/モデムケーブル接続)で、ディスクイメージを転送
　ハ.PowerBookからbunbunへnetatalk(LAN接続)で、ディスクイメージを転送
　ニ.BasiliskIIのVolumesに次のイメージをAddして起動
System701OnUbuntu.image(System7.0.1をインストールしたディスクイメージ)
(インストール手順は、その2)
ForWork.Image(作業用ディスクイメージ)
JAM Disk1からJAM Disk10の10個のディスクイメージ
ホ.BasiliskIIをStart.System7.0.1が起動
へ.デスクトップ上のJAM Disk1からJAM Disk10をForWorkにコピー
　ト.System7.0.1をいったんshutdown
チ.ニ.のVolumesからJAM Disk1からJAM Disk10をRemoveして、BasiliskIIをStart.System7.0.1が起動
　リ.ForWorkーー＞JAM Disk1ーー＞InstallerでSweetJAMを起動
ヌ.SweetJAMをSystem7.0.1にインストールできた

で、気をよくしてClarisWorksのインストール用FDから、ディスクイメージを作成して、ClarisWorksのインストールも行う
　イ.手順は、SweetJAMとほぼ同様
　ロ.ただ、作業用のForWorkをAddしないで、ディスクイメージ5個
(Communication.Help.Installer.Program.References)をAddして、start
ハ.デスクトップ上のInstallerをダブルクリックして、Install開始
　　その際、Customizeを選ぶ。HyperTourを省略したため
　ニ.いったん、shutdownして、System701OnUbuntuのみで、start
ホ.ClarisWorksを起動。Serial Numberの入力を求められる。一瞬あせる。正規に購入したのだが、登録カードがない。ものはためしと、FDに記載されている英数字を入力。起動成功。

4.他のSystem7.5.3のイメージとForWorkイメージでは、Unixアイコンがあるので、ForWorkイメージ経由で、System701OnUbuntuに、データを送る。
また、bunbunのCDドライブにMac仕様のCDを入れると、System701OnUbunutuが読めるので、昔のMac雑誌の付録CDから、必要なデータを読む。

5)System7.0.1で、ClarisWorks,SweetJAMが動いている様子。



6)おわりに
グレイ画面はBasiliskIIで、選択できない。
About This Macintoshで、IIciとなっている。
と、完全なClassicIIではないが、まーよしとしよう。

ここで、素朴な疑問。今も動いているClassicIIが手元にあるのに、
なぜこんな面倒な事をするのでしょうか。
その疑問は正しい。理由は、私にもわからない。
他のサイトで、ある人が書かれていたが、BasiliskIIはインストールするまでが楽しい。いざ、使うとなると、OldMacでは、たいした事は出来ない。
と、またもや、BasiliskIIに手を出してしまったこりない中年男ではあった。