PowerMacG4(DigitalAudio)に色々なOSをインストールする（少し長い）

(1)はじめに
オークションで入手したPowerMacG4には、MacOS J1-9.1がインストールされていたが、
OSやバックアップ用のCDは一切ついていない。一応ジャンク扱いなので、いつ不調になるかもしれない。
で、実験機として色々なOSをインストールしてみようと思い立った。
DisplayはStudioDisplay（15inchLCD ADC接続　Macにしか、接続できない）
（この　”思い立った”がまた、新たな苦難のはじまりであった。）

(2)Mac版がないOS
Haiku(http://www.haiku-os.org/)
OpenSolaris(http://hub.opensolaris.org/bin/view/Main/)

(3)CD版がないOS(DVD版はある。PowerMacG4はCD-RWDrive）
YDL(http://www.yellowdoglinux.com/)
OpenSUSE(http://www.opensuse.org/en/)
Ubuntu9.10(http://www.ubuntulinux.jp/)---isoイメージがCDに焼けない

(4)配布先が不明または配布終了なOS
Solaris2.5.1(http://www.oracle.com/us/products/servers-storage/solaris/index.html)

(5)インストールCDが認識されないOS
NetBSD5.1(http://www.netbsd.org/)
MKLinux(http://www.mklinux.org/)---isoイメージのダウンロードに約14時間かかったのに。泣きました。
LinuxMintPPC(http://www.linuxmint.com/)
arch linuxppc(http://www.archlinuxppc.org/)---インストール途中で、CDDriveがないと、kernel panic

(6)インストールCDが認識され、インストール画面までいったOS
FreeBSD8.1(http://www.freebsd.org/ja/)---パーティションをどうのこうのと細かく聞かれ、ビビッテGiveUp
VineLinux(http://www.vinelinux.org/)---GUIインストールができなかったので、GiveUp

と、この辺まではまーよかったが、以下のOSはインストール出来たが、Xが起動しなかった。
Linuxをはじめたころは、なかなかXの設定が難しかった。しかし、PCAT機にUbuntuをインストールしたときは、
なんなくXが起動した。まー、何とかなるさと思ったが、今回はてこずった。

(7)インストール出来たが、Xの設定がうまくいかなかったOS
Debian5.0(http://www.debian.or.jp/)
Ubuntu 10.04(http://www.ubuntulinux.jp/)---LowGraphicsでとにかくXが起動
Ubuntu 9.10(http://www.ubuntulinux.jp/)---LowGraphicsでとにかくXが起動

Ubuntuでは、xorg.confがなくてもxが起動するようだ。しかし、/etc/X11/xorg.confを新たに作成すれば、
xの起動時に読みにいくようだ。
xorg.confをいじる。だめだ......。ネットで調べまくる。xorg.confをなれないvi(vim)で書く。
一時、あきらめかける。サーバにしようと、弱きになる。我が家にサーバをおいてどうする。

(8)ようやく、Ubuntu9.10(英語版)で、xが起動出来た
といっても、次のサイトのお世話になったというか、ほぼその通りにしたら成功した。感謝いたします。

http://d.hatena.ne.jp/sillywalk7/20091101

私のPowerMacG4にインストールされていたMacOS J1.9.1を消して、MacOS XのCD（iBookに付いていた）のみを
インストールしようとしたら、9.1がインストールされていないからだめよとInstallerに叱られた。
で、OSが全くない状態以外は、サイト主の機器構成がほぼ、私のPowerMacG4と同じだったので、
これだととびついた次第。

(9)おわりに
まー、何とかxが起動してよかった。現在は、英語版。すこし、疲れたので、このまま。
そーいえば、昨日に(8)のサイトのお世話で、xが起動したはいいが、shutdownして、やれやれと就寝。
何時ごろかわからないが、午前０時ころかG4がかってに起動した。原因は不明。

Ubuntu9.10をインストールしているPCAT機とPowerMacG4は、自宅の改造木製パソコンラックでは、となり同士。
で、PowerMacG4に同じUbuntu9.10をインストールしてどないするねん。という話になる。

うーん、はじめはBeOSでもいれてみるかと軽い気持ちではじめたのだが。
しかし、G4上のUbuntu9.10はMacOSJ1.9.1の時よりきびきび動く。それに、ジャーンと例の起動音がする。
と、元インストールマニア（Linuxをはじめたころは、かたっぱしからディストリビューションをインストール
していた。）は、山があるから登るのだ。ごちゃごちゃ言うなとひそかにつぶやくのであった。