スマホについて その後（森川、渡辺）

スマート・ホーヘンスです。
23世紀航時管理局の森川隊員、渡辺チーフのその後です。

森川隊員の行方不明に責任を感じた渡辺チーフは周囲の慰留を振り切り、管理局を退職。
スマート　ホッパーの改良に没頭した。

そして3年後、HGPS（HyperGlobalPositionSearch)という監視システムを開発した。
従来、スマート　ホッパーで目的の世界にホッピング（航時飛行）する場合、
データを打ち込み、出発していた。しかし、今どこにいつの時代にいるかを監視する装置がなかった。
スマート　ホッパー供用開始時から万が一の場合に対応する監視装置の不在が懸念されていた。
が、そういう事はありえないという開発メーカーの声に誰一人反論しなかった。

約10年間、出発した隊員が全て無事に帰還。その内監視装置のことも忘れ去られた。
ところが、今回森川隊員の事故発生。

HGPSにより、渡辺チーフは森川隊員の現在地、滞在世界をつきとめ、ホッピングし、森川隊員の
帰還に成功。

その後、森川隊員は管理局を退職。渡辺チーフと　スタジオ　バガボンドという会社を設立。
HGPS Version2の開発に取り組んでいる。