書簡六十一＆第四部定理四七備考

　書簡三十三がオルデンブルクHeinrich Ordenburgからスピノザに送られたのが1665年12月8日。次のオルデンブルクからスピノザへの書簡は,記録が残っているのは書簡六十一で,1675年6

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2024年6月14日

努力と能動&観想と表象

　努力conatusとは何かということを検討したときに明らかにしたように,現実的に存在する人間...

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2024年6月5日

返信の推測&慣性の法則とコナトゥス

　書簡三十三には返信がありません。これは見つかっていないだけかもしれませんし,スピノザが...

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2024年5月28日

現在と未来&第三部諸感情の定義一説明

　支払いの例から分かるように,第四部定理六四と第四部定理六六は両立します。すなわち,悪の...

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2024年5月21日

すべては関係性の中に

17世紀の哲学者、スピノザを読んでみようと思ったのですけれど… 主著の『エチカ』は名うての難解な本であるので、いきなり読んで...

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2024年5月1日

書簡十三＆チルンハウスとシュラー

　スピノザがデカルトRené Descartesの物理学の影響を受けていた一例を示している書簡十三は,...

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2024年4月20日

カトリックの屋根裏教会

アムステルダムの運河沿いの邸宅内にある「屋根裏の教会」。アムステルダムの街に教会は数あ...

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2024年4月6日

努力&奇妙

　フロムErich Seligmann Frommが『人間における自由Man for Himself』で働きと目標とを関連...

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2024年3月28日

返信&強い決意

　オルデンブルクHeinrich Ordenburgはスピノザの外見を知っていたのですから,少なくともスピ...

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2024年3月17日

支払い&対立

　第四部定理六六の残された課題について論理的に考察していく前に,結論めいたことになってし...

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2024年3月12日

全能と自由意志＆第一部定理三三備考一

　第一部定理一七備考でスピノザが示している神Deusの全能についての主張と,最も関係してくる...

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2024年3月5日