お礼がえし

あなたからいただいた両手に抱えきれないほどたくさんの

うれしいうれしいクリスマスプレゼント

いったい何をお礼がえししたらいいのかしらと

ずっと思いあぐねているのだけれど

こんなにぼんやりの私の頭にはちっとも思い浮かびません

でもこんな私にでもできることが

たったひとつだけあるかもしれない

それはわたしの心をピカピカに磨くことです

あなたの前で恥ずかしくない美しい心ができたなら

まるごとぜ～んぶ空色のリボンで結わえて

あなたへの贈り物

きっと他のなによりも

あなたはよろこんでくれると思う

しあわせの基準

しあわせの基準を定めるのは他の誰でもない

この「わたし」という自分自身に他ならないのですね！

満開の桜の花のように私の全てをまるごと

しあわせにしてあげられるよう

「やわらかな心」をいつもいつも忘れないように

いつもいつも心に持ち続けていたいです

しあわせふしあわせ

神様は人に

しあわせとふしあわせ

きっちりおんなじ量ずつ

お与えくださっているのだろうか

それでもやっぱり

ほんのすうこしだけ

哀しみのほうが多い気がする

自分の心が好き

好きなものは好きと素直に感じられる

自分の心が好き

キャンドルだけの灯りで

クリスマスが過ぎてもずっと聴いてたいような

音楽にこの身をまかせて

みんなみんな幸せになれますように

そうふと想える

自分の心が好き

雪の日

雪の朝は「さあ、全体休めっ！！」の

号令がかかる

今日だけは子供に帰っていいんだよ

どんな悪さをしたって悪戯したって、きっと

神様は許してくださる

こんなに南の国に雪が降る朝

やっぱりやっぱり特別な朝！！！

　　　　　

炎は生きている

寒い朝はまず火を起こします

昨夜の埋み火が残っていてくれたならラッキー

火に力があります

ほっぺたをプ～ッとふくらませて

あたたかい吐息をいっぱい吹きかけてあげます

炎はかならず答えてくれます

寒い朝の私のいちばんのお友達です

星の舞踏会

明かりを消したらそこにはもうひとつの世界がひろがる

すっかり葉っぱを落としてしまったケヤキの枝の向こうには

明るいシャンデリアのようなお月さま

またたく星たちと手をとりあって

さあ、踊りましょう

今宵は空の扉が大きく開かれて

私を手招きしてくれる

時を翔るチケットです、さあどうぞ

たったの一言で

あなたのたったの一言で

今日はこんなに心穏やかな私がいます

人の心ってほんとうに不思議だなぁ～

みんなのしあわせ

もしも私がしあわせに笑ったとしたら

その笑顔のむこうにかならず

誰かの悲しそうな顔が見える

きれいごとかもしれないけれど

みんな、みんな、み～～んな

しあわせになれる方法ってないのかな？

自分の形

上手くは言葉で言い表せないんだけど

たとえば

自分が自分でなくなればいいなって思う

空みたいになれたらいいなぁ～

時にはぴんく色にだって

もちろん淡いみず色にだって

自由自在に自分の形を

変えられたらいいのになぁ～