愛が結晶してゆく

ふと愛が形を結んでゆくことを感じられる瞬間

微かに　微かに

ゆっくり　ゆっくり

けれど確かに

愛が結晶してゆく

そのとき私は

恍惚のような

眩暈のような

しあわせを感じるのです

こころの声

こころの声に耳を澄まそう

全身全霊かたむけて

耳を澄まそう

ほら、まるでサンタクロースのソリの音のように

遠くの方から微かに響く

シャン　　シャン　　シャン

シャン　シャン　シャン　シャン　シャン

確かにわたしの方へ

確かにわたしの方へ

シャン　　　　シャン　　　　　　シャン






近づいてくる

なみだいろ

僕は涙

僕は涙

世界中で一番ふかふかのベッドだよ

さぁ

今夜はもうなんにも考えなくって良いよ

さぁ

ゆっくりと

僕の胸の中で

おやすみ

せいいっぱいの

わたしの想いよ




あなたに届け

涙

涙を流せるってことは

とってもしあわせなことなんだよ

知ってた？

真夜中の雨と

私の涙と

このお酒と



みんな同じ水

ひかりのことを

子供のように

大声上げて泣きながら

私はわすれない

ひかりのことを

私はわすれない

ひかりのことを

恋水

この頬伝う涙も

もしかしたら

あなたの頬に光った遠い涙も

なにもかも

みんな一緒なんだと

今、気付いた

そしたら

とっても安心したよ

あなたの涙も

わたしの涙も

それはひとつの

バラ色の人生

もしもこの私の人生で

あなたに出逢っていなければ

今、一体私は何をしていただろう

どんなふうなことを考えていただろう

身を切り裂かれるほどの苦痛も無い代わりに

なんのときめきもよろこびもなかっただろう

きっとその人生の色はモノトーン

あなたに出逢えた

この私の人生

ラ・ブィアン・ローズ

受け取れなかったボール

私は目がとっても悪いので

球技は子供の頃から

大の苦手でした

すぐ近くからでも

飛んできたボールを

受け止めることができた

ためしがないのです

どんなにたいせつなボールでも

受けとめることができなければ

なんにもなりません

目は見えなくたって

心の目でちゃ～んと

受け止められるでしょ？