掌

「そしていつもこの涙を拭うのも私の手」

こうも繰り返される夕暮れ時なら
少しは慣れてもいいものを
どうしてこんなにもせつないのでしょう。
涙の粒の落ちる速度のその速さは
まるでナイフのようです。

涙が糸なら

逢いたくて

両の眼から

糸のような涙が零れる

もしも涙が糸なら

きっとあなたに届くでしょう

心に結わえることだって

できるかもしれない

あ～、そんな糸が欲しいな

春風のキス

くちびるに

触れた気がして

あっ、春風

春の宵

近くに

とても近くに

あなたを

感じる

春の宵なら

ジャックとジャスミン

昇ろ昇ろよ

ジャスミン階段

きっと届くよ

天までとどく

お空の上のあなたまで

春のワルツを

ジャスミンの

香りは自由

踊ろうよ

アンドウトロワ

春のワルツを

ＵＦＯ

マザーリーフはほんとは

タイムマシンだったって知ってました？

注；このエントリーはブログペットのココロが書きました。

桜の手紙なら

いえいえ桜の花びらに

涙で書いた手紙なら

きっと

風が届けてくれるでしょ

そんなに遠くならぬうち




追伸

すぐにプッチンと切れてしまって下のような
投稿をしてしまいました。頭に血が昇って
桜の季節だということをすっかり忘れて
いました。石に書いては届かない手紙でも
桜の花びらなら、きっと？

百年後に届く手紙

「あなたに逢いたい」と

百年後に届く手紙を

石に刻もう