モヒート

藤原竜也さんを応援しています。
舞台、古い着物、キレイなスイーツが大好きです。

「道元の冒険」東京楽

2008-07-31 12:23:54 | 舞台

♪すご~い、すごいのです~すご~い♪

劇中歌がリピートしていて、その度に脳内DVDが勝手に再生してしまうのです。

物語は道元の半生記を精神病院の入院患者に例えて進行していきます。

一見、ドタバタ喜劇、楽しさ満開の舞台のようですがラストの恐ろしい展開には度肝を抜かれます。

パンフレットによれば俳優達は「戯曲の構造の上に乗った演技をして」「銭とれる演技やって」「バカな批評家に叩かれるぞ!」等と蜷川さん流のダメだしをされたそうです。

なにせ、10人の俳優達で47役を演じ分けるというスーパーややこしいキャスティング

でも一人一人の個性は際立ち、それでいてしっくりとしている感じがして、とてもよかったです。

特に今回、北村有起哉さんと高橋洋さんのコンビは見ていて気持ちがよく、普段の生活でも、入りすぎず、離れすぎず良い関係なのでしょうと勝手に解釈してしまいました。

キャスティングの冴えもみごとです。

大小、太細、高低、老若、男女、二枚目三枚目……それぞれの俳優達が1人3~4役をして入れ替わりが激しい!そして皆、いとおしい

まるでこの世であくせくしている人間達、そのものです。

見ている観客も眠ってはいられないのです。

おまけにヨタロウさんのステキな歌もあるので俳優さんたちは大変だったと思います。

でもそんな事は感じさせず井上戯曲のパワーを体現して私達をびっくりさせてくれました!

途中、本物の鶏が出てきたりするのが蜷川さんらしいですが、今回は最初にドキリする事がなく、アレレ?と思っているうちに井上さんの世界に入り込み、まるで道元と一緒に座禅しているかのように感じました。

さて、いよいよ悟りを開いた道元(洋さん)が歌う「風鈴の歌」ですが……

悟りの境地を木場さんと歌うのですが何故かその感覚が伝わってきて、私も風鈴になって地球を宇宙を包み込む気持ちになってしまいました。

♪私の体が口になぁるぅ♪

洋さんいつも一番いいところを持っていってくれますね!

たぶんこの人は戯曲と演出家に真っ直ぐに対峙して、そこから飛び越える力を持っている人なんだろうなぁ

今回ちょっととちったけれど、ゆっきーのナイスフォローでこれまた会場中が沸きに沸きました

こんなに楽しそうな洋さん、初めて見たかもしれない。

しかし…

楽しいばかりで終わらないのが「道元」の凄いとこ!

ラストのサンバのリズムに乗ってここが精神病院の中だと分かり、リアルタイムのテレビの映像で現実と結ばれます。

道元さん達(患者たち)は狂気の中にいて、柵の中に閉じ込められています。

現実に戻った道元さん達の顔が怖い!

そして突然、本当にいきなりパッと消えるサンバの音と道元さん達、客席、ステージ共に暗黒の闇…

しばらくしてあの言葉が蘇ります

「夢は短い狂気 

 狂気は長い夢

 夢から醒めるときは

 死ぬとき」

すごい舞台です!

蜷川さん、魂の揺れ幅、凄すぎます

「滅し去るもの」として夢と狂気と死ぬときを感じました。

 

 

 

 


道元の冒険

2008-07-24 17:23:31 | 舞台

蜷川さん、やってくれました!!

すごいです→こういう表現しかできないのってたぶん本当にすごいのだ

新しい蜷川さん、感じました。

どこがって……それは後ほどゆっくり反芻するとして、とにかくすごいのよ!

実はある舞台を観てどんよりと落ち込んだ私でしたがこれでぶっ飛びました。

蜷川さん、素晴らしい

今までの私、or眠っていた(ねじ伏せていた?)私の魂を揺さぶり、たたき起こしてくれました!

とにかく、大感動です。

 ラストの音楽、俳優たち、舞台セットとのミスマッチが心にぎんぎんと響きます。

蜷川さん、すごいです(何回目?)

井上さんのホンも「日本語圏に生まれてよかったぁ」と思わせる言葉遊びがぎっしり詰まっていて楽しくてしょうがないのです。

きりがないのでこの辺で止めます。

感想は又後で(まだ書くのかい?)

とにかく、まだ観ていない方はすぐにコクーンに走る事を薦めます。

 


写真集-「竜也いまの俺」

2008-07-17 23:07:12 | 藤原竜也
藤原竜也写真集[竜也いまの俺]
いや~ん(*_*)
最高!
竜也さん、面白い!
(かもめ)でちょっと離れそうになった私(*_*)
でもこの写真集を見て又舞い上がってしまった。
綺麗!
そして面白いお方!

完全に殻が破れてる〓
普通の人はこんなにたくさんの表情を持ってはいない。
アイドル藤原竜也を演じていない彼〓
「売るほど感情がある方」
紀信さん、さすがでございます。

でもまだ身毒丸のページは見てないのよ(^o^;
瞬間が切りとられるって、すごーい
怖くて、嬉しくて、もったいなくて見れてませぬ(笑)
全ページを見ての感想は又後日。

「かもめ」

2008-07-11 09:43:36 | 藤原竜也

10日「かもめ」行ってきました。

楽も行かないので今回で最後になります。

今回は真ッ白な状態で見ようと思い、前回のことは忘れて挑みました。

席も下手ブロック、前方で俳優の表情も手に取るようによく分かりました。

マイクのおかげで、セリフも聞えすぎる位聞えたし、俳優達の演技は分かりすぎる位、分かりやすかったし、トレープレフが片手に持っている撃ち落としたカモメはホンモノに見えたし、全てが完璧でした。

でも、ステージの上には情緒のカケラもなく、まるで歌のないミュージカルか、〇〇先生の講演会を聞いているような錯覚になりました。

カテコでの竜也さんはニコリともせず、つまらなそうなお顔で、共演者達とのコミュニケーションも無し。

これも役のままで…という演出だったら面白いと思いました。

終わってから「シスターズ」を観た友人とお茶しました。こちらは意外にも超面白そう!!!

東京公演はグッと我慢してお盆の新潟公演まで待ちます!

楽しみがなくちゃねやっていけないのよ~

 

 

 

 


カメレオン初日舞台挨拶♪

2008-07-09 09:22:50 | 藤原竜也

カメレオン初日舞台挨拶

野田伍郎に会ってきたよ~

この映画に関しては「えっ!どうしてそんな展開になるの?」などという突っ込み所が多々あり、物語自体にのめり込めない私が情けないのだが、野田伍郎さんに関してはgoodだと思った。

それはゴローさんの持つ、何となくキモチワルイ感がスクリーンを通して伝わって来たせいかと思うので。

ゴローを好きか嫌いかは別として、確かに彼はスクリーンの中で生きていた

阪本監督の映画はスルメのようだと言われている。

私もあと2回くらいは見るかな。

藤原竜也さんは100以上ものインタビューをこなし

舞台中だというのにこの映画にかけるプロモーション活動は今までにない力の入れ方!

映画の中で普通に生きられる自分を見てもらいたかったのだろう。

俳優は演出家や映画監督との共同作業で俳優としての新しい自分を発見できる。

この映画はまさにそうだ。

ほんとにステキな竜也さん!といかない所がいい

映画終了後の舞台挨拶ではちょっと疲れた不安な感じがした。

連日のプロモーション活動に「かもめ」の舞台、テレビ出演ではさすがの竜也さんもお疲れでしょう。

ホリプロさん、1週間くらい、休ませてあげてよ~ 

 

 

 


カメレオントークショー

2008-07-02 11:21:01 | 藤原竜也

アロハ~♪

無事、帰国しました

成田からそのまま新宿へ

着いた所が「新宿バルト、カメレオントークショー」

まさか、竜也さんに会えるなんて日本を出発した時は思ってもいなかったので、とっても嬉しかった。

準備してくれた竜友さん達、本当に有難う

カメレオン公開記念セレモニー等というのも見れてラッキー でした。

が、こちらはカメレオンガールズという不思議なモデルさん達登場でちょっとしらけてしまった

阪本監督、竜也さん、水川あさみさんが登場すると大きな拍手が……ただし映画公開前なので物凄い拍手という訳ではない。

今日で102誌の取材を受けたという竜也さん、この映画への熱い想いが伝わる。

インタビューも今までのものと同じ、だから応える返事も同じことの繰り返しになってしまう。

時差ぼけでボーッとしていたせいか、話の内容はあまり覚えていない。

ただ、竜也さんが文句ナシに美しいので何を喋ろうがどうでもよく、見とれてしまいボーッとしてしまった

セレモニーが終わり、いよいよトークショーが始まる。

ここでも同じような事を聞かれ、同じようなことを応える。

ここでも私、完全にボーッとなり見とれるのみ

途中、スクリーンにメイキング映像が流れる。

モニターを集中して見つめる竜也さん←ここがツボ

いつもご自分の映像を見る時はすごい真剣なのよね。

そんな時もとっても姿勢が美しい

ずっと座っているのが苦手なのか、さり気無くストレッチしている。

そんな姿も美しく、見とれるのみの私なのでした。

トークショーの後は竜友さんと京風料理のお店へgo

久しぶりの日本料理はとっても美味しくて、幸せな夜でした。