HITO3395

Life&Photo in Northland from3 7 times of north latitude

在りし日の女川漁港 IXY30S

2011-03-21 19:23:45 | Weblog
宮城県女川町の避難所に支援活動に行ってきました。
街の状況は絶望的です、なにひとつ面影は残っていません。

避難所の皆さんは大変疲れています、でも何故そこまで強く、
正しくいられるのでしょうか。滞在している間にトラブルもなく
声を荒げる人も一人もいませんでした。我慢強く寡黙な人ばかりです。
何人かの取引先の従業員の方に声をかけられました、「もう、何にも無い」
みな同じ事を言います、返す言葉がありません。

そんな中で切れました、某巨大メディアが取材していました。
支援者(医療関係者)を取材していたのですが、車でバックしてきて積んできている
支援物資と搬入する所を説明していました(この時は搬入はありませんでした、
カメラ機材やメディアの取材には興味があったので注視していました)
取材陣と共にその場を離れた医療関係者がしばらくして戻ってきました。
それも再びバックで同じ位置に、リヤゲートを開けカメラに向かって同じセリフで
説明して搬入していきました。完璧にシナリオのあるやらせの取材でした。
そこまでして美しい絵になる取材がしたいのでしょうか?