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映画徒然節…ネタばれ失礼

チャーリーとチョコレート工場

2008年05月28日 | た行
出演:ジョニー・デップ フレディー・ハイモア ヘレナ・ボナム=カーター クリストファー・リー他

良くも悪くもティム・バートン(監督)。ティム・バートンの世界でございま~す♪
 
ウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)の経営するチョコレート工場は、15年間人の出入りが無く、チョコレートを出荷するだけの謎の工場でした。そんな中「ウォンカ製の板チョコに入っている”金のチケット”を手に入れた5人の子供に特別に工場見学を許す」と発表されました。次々と発見される金のチケット。最後の一枚は貧しいチャーリー・バケット(フレディー・ハイモア)の手に渡りました。そして、工場に入る2月1日を迎え…。

今から40年以上前に発表された「チョコレート工場の秘密」が原作です。過去にハリウッドで映画化されたこともあり、リメイクとも言われています。ジョニーとティムのコンビは過去に「シザーハンズ」・「エド・ウッド」・「スリーピ・ホロウ」と三作品ありますが、呆れるほど個性的な映画。超大好き~!!な作品たちです。やっぱり奴らは天才だ!!そして今回もまた、ファンタジーというかブラックユーモアというか、型にとらわれないティム・バートンらしい演出の映画になりました。
ただね、ちょいとばかり奇をてらいすぎたなぁ…って気はしました。最終的にチャーリーがチケットを手に入れた方法なんかを見ていると、腑に落ちない点もありましたから…(原作に忠実なの??今度読んでみます)。勧善懲悪・因果報応、40年前の原作だしね、古臭いっちゃぁ古臭い。でも、それらをカバーするに足る音楽と映像の素晴らしさ、ストーリーの面白さがありました。部分部分で分かる人には分かる小技を効かせたり、何も分からないいろはを爆笑させる面白コントもありました。
つまりこの映画は「子供から大人まで平均以上に楽しめる映画」なんだなぁ…って感想です。ウンパ・ルンパ(ディープ・ロイ)は可愛いし、その音楽も最高♪要所要所に家族愛を散りばめ、ウォンカの父親役でクリストファー・リーってのは、涙が出るほど嬉しかったです。

でね、今回はいろは(長女)と一緒に観たってのが、私の中では最大のポイントになりました。子供と一緒に映画を観る…というか、分かり合える相手と一緒と言うのは、やはり良いものです。家族愛の所ではポロポロ涙をこぼし、コントの場面では大笑いするいろはと一緒に観れたのが、わたくし的には最大の収穫でした。吹き替えだったしね、最大限に楽しめたとは言えないかもしれないけれど、この映画は私の中で大きなウェイトを占めると思われます(多分いろはも…)。
うん、人生のちょっとしたポイントにジョニー&ティムの映画を持ってこれて、大満足でした(超個人的)。


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