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映画徒然節…ネタばれ失礼

かもめ食堂

2008年05月29日 | か行
出演:小林聡美 片桐はいり もたいまさこ 他

フィンランドはヘルシンキで、日本食の店「かもめ食堂」を営んでいるさちえ(小林聡美)。客は余りいないものの、日本フェチの男の子が常連になり、その内徐々に人が集まってくる…。

なんて~の、この、人との距離感。素晴らしいではないですか!!
小林聡美+片桐はいり+もたいまさこってキャストに、好きな人は好き♪オーラが漂っていますけど、このキャストが嫌いな人は、近寄らない方が良いでしょうね!ってくらいキャストから引き込まれ、素敵な映画でした。この映画、好きだなぁ~♪
ストーリーは、なんてことは無いです。人の日常生活+αです。
でもその中に、みんな淋しいこともあるし悲しいこともあるって教えてくれる。他人の生活も、それぞれ生きていて淋しいことも悲しいこともあるんだよ。自分だけじゃないんだよって気付かせてくれます。思い上がってはいけないんだわ!!
もたいまさこが待っていた荷物や森の中で探し当てたきのこ預けられた猫など、抽象的なところはあるけれど、全てが映画の中で役割を持っていて、考えさせられる映画でした。途中女4人でサングラスして日向ぼっこ(?)してるシーンがあるんだけど、なんだかほのぼのとしていて、凄く好きなシーンです。
観た人それぞれで、受ける印象が違うんじゃないでしょうかね?この映画。
一時のハリウッドみたいに「ど~だ~!面白いだろ~!!」的な押付がましさは全く無くて、ポ~ンと「さぁ、どうだった?」って投げかけられてる気がします。
かもめ食堂で使われている家具も雑貨もシンプルだけどとても使い勝手が良さそうで、そんな小道具を見ているだけで嬉しくなります。こんなの使ってみたい♪
感想は書きにくいけど、この映画好きです!!
あなたは、どんな風に思いましたか?


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