PoPo映画

映画徒然節…ネタばれ失礼

ショコラ

2008年05月26日 | さ行
出演:ジュリエット・ビノシュ ジョニー・デップ ジュディ・デンチ他

この映画でデップファンになりました。(ポっ)
これは、ジュリエット・ビノシュと娘が、封鎖的な村に流れ着いてきて、チョコレートショップを開くお話。何処にでもいるような、昔からのことを守り通そうとする、村長との対立。家庭内暴力の夫から逃げる女・偏屈婆との心の交流なんてのもありますが、それらのことがタラタラと流れていく映画です。
そこに登場するのが、デップ扮するルー。川を住処にフラフラとしているジプシーの役です。このジプシーたちは嫌われ者で、村長などはいや~な顔をするのですが、ジュリエット・ビノシュは好感を抱き、やっぱり恋に落ちます。

内容的には、ハラハラすることも少なく「やっぱりね、やっぱりね。」と進行します。が、たった一つの誤算、どきどきする所は格好良すぎるジョニー♪♪それだけです。(おいおい)
ミュージシャンになるために高校を中退したジョニーは、結局俳優になりましたが(導いたのが、ニコラス・ケイジってのも笑える)この映画のためだけにも、ギターをひいてくれて有難う!!(壊れ気味)途中のダンスシーンも、特別上手!!とかではなく、音楽の流れに気持ちよく乗って、素敵~!!なんです。(このシーンが、あるビデオではカットらしい。このシーンが良いのにぃ)
偏屈婆扮する、ジュディ・デンチも素敵な女優さんです。ただ、彼女の娘を演じた方がやたらと綺麗な人なので、「さぞかし旦那は格好良かったんだろう」という筋違いの感想を持ってしまいます。いや、それでも村で唯一の理解者として、良かった(彼女、たった7分ちょっとしか出なかった映画で、オスカーを取っちゃった。そのくらい、存在感がある)。脇をきっちり固めてくれる映画ってのは、見ていて安心しますよね。うん、見ながら安心できる映画です。

最後もきっちり、お約束で終わるので、「え~っ!?」って思う方は思うかも。ある映画サイトの感想でも「見終わったら、チョコレートが食べたくなった、それだけ」ってのもありましたし。
確かにそうなんですけど、チリパウダーの入ったホットチョコって、飲んでみたくなりませんか~??


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