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映画徒然節…ネタばれ失礼

サウンド・オブ・ミュージック  

2008年06月25日 | さ行
出演:ジュリー・アンドリュース  クリストファー・プラマー  エリノア・パーカー  リチャード・ヘイドン  他

さて、この名作をどのようにアップしようかしら。

第2次世界大戦下のオーストリア。母国愛の強いトラップ一家に、家庭教師として修道女見習のマリア(ジュリー・アンドリュース)が赴く。母を亡くし、やたらとお堅い父(クリストファー・プラマー)を持つ癖のある7人の子供たちを、大きな愛で包み込むマリア。家族が団結していくのとは裏腹に、ナチスの勢いが増して一家を窮地に追い込む…。

高校の音楽の先生が面白い人で、授業中やたらとミュージカル映画を見せてくれました(面倒臭かったのか?)。…屋根の上のバイオリン弾き…アマデウス…、その中でも一押しがこの「サウンド・オブ・ミュージック」だった気がします。
小さい頃から耳に入っている「ドレミの歌」をはじめ、「エーデルワイス」「ひとりぼっちの山羊(羊)飼い」「私のお気に入り」は、聞けば誰しも分かる有名な曲。そして、ラストの「Climb Ev'ry Mountain『すべての山に登れ』」は出だしもサビも同じメロディラインなのに全く違った印象を感じさせる名曲です。
1965年度のアカデミー作品賞・監督賞・音響賞・編集賞・編曲賞に輝きました。

高校の頃はミュージカル映画として、さして背景を考えずに見ていた感じがします。大人になって戦争や当時の資料に接して行く内に、なんて深い映画なんだろう…戦争や愛国心を謳った映画だったんだって気付きました…遅い??途中出てくる修道女たちのちょいとギャグちっくなのも、また良し!!
主演のジュリー・アンドリュースの歌声は未だに映画史に残ってると思う。先日観た「魔法にかけられて」も、カーテン生地から子供服を作るってとこにこの作品へのオマージュが伺えます。
戦争・家族・愛・歌・波乱・逃避行…劇的になる要素を兼ね備え、きちんとまとめた映画。本当の「トラップ一家」をモデルに、素晴らしい映画に昇華させてると思います。もう、こんな名作を前に、コメントは必要無いよねレビュー放棄

俳優・内容・映像・音楽…すべてにおいて名作と謳われ、未だにファンの多い作品です。う~ん、こんな賞賛感想ばっか書いても仕方無いのか?
個人的に「Climb Ev'ry Mountain『すべての山に登れ』」だけがこの映画を観るまで全く知らなかった曲…そして、一番好きな曲。「夢を見つけるまで、全ての山を登れ」…高校時代から今まで、これほど前向きにさせてくれた曲はありません。必要以上に前向きな私の応援かかもね。


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