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2008-04-30 06:48:19 | 情報
日本を東西に二分する大断層帯である中央構造線を紹介する新城市鳳来寺山自然科学博物館の開館45周年記念特別展「大断層・愛知の中央構造線展」は、5月6日から同館で始まる。30枚のパネルと特徴ある岩石、化石など50点を展示、8月31日まで紹介すると同時に、連携事業で現地見学バスツアー、記念講演会を開催する。

 中央構造線大断層の露頭部分は、新城市内でしか見られない。加藤貞亨館長は「露頭部分の写真や説明のパネルを準備した。現地バスツアーも組んでいる。日本列島形成と中央構造線を知る良い機会」と展示準備に追われている。

 中央構造線は、西は九州熊本県八代湾から四国を縦断、紀伊半島から渥美半島沿いに豊川(とよがわ)と天竜川を北上して諏訪湖で糸魚川・静岡構造線とぶつかり、東へ方向転換して埼玉から茨城県沖まで約1000キロの大断層帯。

 太平洋のプレートの移動と、日本列島の成り立ちを解明する上で欠かせない断層帯だが、地表に露頭している部分は、富沢、川路の連吾川左岸、八束穂の国道151号バイパス工事区間の切通し、同地区の豊川用水新トンネル内、寒狭川の長篠大橋上流の河床―など。

 また、断層帯を挟む南北では、領家変成帯や三波川変成帯と呼ばれる特徴的な岩石が見られる。これらの岩石を展示すると同時に、化石類も展示し、鳳来寺山火山岩と鉱物を合わせて紹介する。

 展示期間中の企画は、現地見学バスツアーを5月9日、同15日の2回開催。記念講演会は「生きている大地・中央構造線をさぐる」のテーマで6月19日と同28日午後1時30分から同館で行う。問い合わせは、同館=電話0536(35)1001=へ。


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