政治学レポート-2(2009年8月9日)

2015年09月27日 16時14分26秒 | 日本大学通信教育部商学部商業学科

政治と行政との関係とは-行政部における政策形成機能の漸増に起因する行政概念の政治化の中で考えてみる-
1.はじめに
行政部における政策立案機能や政策決定機能の増大は、行政部が立法部や司法部に対し影響力を増大させ、19世紀の立法国家から、20世紀の行政国家への移行をもたらした。
このなかで、高度な専門知識や科学技術を持つ行政部の高級官僚は、利害ノ調整や意思決定に重要なヤクワリヲ果たようになった。
政策立案や政策決定における行政部の影響力の増大は、反面、官僚が政策立案や決定に実行力を行使する官僚政治の弊害をもたらすこともあり、強大化した行政部を統制する必要が生じる。
行政部における政策形成機能の漸増に起因する行政概念の政治化の中で、政治と行政の関係をどのように理解すればよいのだろうか。
本レポートでは、アメリカ合衆国の「政治・行政二分論」、「政治・行政連続論」、「政治・行政関連論」の説を解説し、政治と行政の関係を、行政統制を交えて論じることにする。
2.考察
<政治・行政二分論>
まず、この章では、何を基礎に行政を理解するかについて、解説することにする。
行政を如何なる概念とみなすかは、「国家作用(立法、行政、司法)のなかから立法と司法をひいたもの」という控除説により説明されることがある。しかし、行政を実体的に説明することは、控除説では不可能である。
それでは、何を基礎に行政を理解するか。
それは、政策との関連において理解することが有効であると考えられる。
 19世紀末から20世紀初頭にかけての、行政国家への移行期の「政治は政策もしくは国家意思の表現を扱わなければならない。行政は、これらの政策の執行を扱わなければならない」というグットナウの見解は、政策との関係において、政治と行政を理解しようとした点で実用的であり、政治と行政との関係を検討する場合の基本的な考えと言える。

以上、政治・行政二分論について説明してきたが、1933年から1945年までの国家の危機において、経済や社会構造が大きな変革ニ直面し、行政機能が拡大強化されたことによって、政治・行政二分論は修正を余儀なくされた。
1929年の大恐慌による社会的な危機を強力な中央集権的官僚機構の機能により克服することを主張したヘリングは、行政機能の大幅な拡大にトモナウ行政機構の増大化を擁護したが、一方で、行政部による政策決定への参加に着目し、その運用面において行政部に対する民主的統制の必要性についても主張した。
行政部が政策決定に携わり、それにより政治機能を増大させた。その結果が行政概念の政治化であり、行政を政治の一部とみなすことを可能にし、政治優位による政治と行政の同質性という政治・行政連続論の展開となった。
<政治・行政関連論>
第2次世界大戦後は、行政部が政策形成機能をより増大させ政治機能の拡大を図る場合、行政部と国民の意思との関係が問題となった。
本来、政策の執行を扱うとされた行政が、政策形成に参画し、それが根源的となっている状況において、政策形成過程に民意を反映させ、それにより行政を民衆統制の下に置くには如何なる方法があるかが問題になった。行政部の政策形成機能を認めつつ、民衆の側からの政策形成が要求されることとなった。
「行政は政策形成である。しかし、自律的・閉鎖的もしくは孤立的な政策形成ではない。それは、強力な力、すなわち社会において、そして社会により生じた力の競う分野での政策形成である。それは、なお、さまざまな政策形成に従う政策形成である」と提唱したアップルビーの見解は、行政部の政策形成を他の分野の政策形成と関連させることによって、民衆の意思を考慮しない行政部の政策形成を是正しようとした。この点において、政治・行政二分論や政治・行政連続ロンとはコトナル政治・行政関連論の展開を見出すことができる。
民衆的諸価値の実現を根底に据えた、政策形成機能を媒介としての政治と行政との弁証法的発展が政治・行政関連論の本質である。
3.結論
本論では、その時代背景・社会背景に基づき、行政国家化の中で、政治と行政の概念、行政部を如何に統制するかについて、「政治・行政二分」→「政治・行政連続論」→「政治・行政関連論」と解説してきた。
政治と行政との関係は、政策形成への民衆の意思の反映、政策の執行等を政治と行政がある程度一体となって展開するという立場をとり、民衆的諸価値の実現を根底に据えた,政策形成と政策執行の混合体である。


卒業式、ありがとう日大通信教育部

2012年03月26日 23時23分56秒 | 日本大学通信教育部商学部商業学科
卒業式に行ってきました。







今年は父兄の参加がNGの中、違和感ありあり。
日本武道館はいつ来てもいいなー。
アリーナ席サイコー
もう、15年位前のDef Lepperdのコンサート以来じゃない。
と思ったら、4年位前のエルトン・ジョン以来でした。
厳粛な感じで式を受けたかったのに、後方が騒がしい。
フマキラーの社長さんのありがたい祝辞の間も後方が・・・
4月から社会人なのにね~~って、いらん心配をしてしまいました。
卒業式後の電光掲示板のメッセージが泣かせるねー(少しウルウル)


うんで、
場所は変わって、三崎町の通信教育部。
学位授与式。通信は大人なので落ち着くわー。
出席者一人一人の佐藤先生から手渡し。
みんなよかったよかった。
校友会から記念品があるぞーー
ボールペン?はたまた万年筆か?
ごそごそ・・・期待が大きかっただけに、何じゃこりゃの万歩計。最低。
おいおい、やめてくれよーーーーの大がっかり(--;)
昼食は祝賀会があるから、当然パスー。

ホテルメトロポリタンエドモントの祝賀会。14:45~


まあ、3時には飲み食い開始の予想。
15:30にここを出ないと、16:20のバスに間に合わない。
初めて通信の学部長先生を見ました。福田弥夫(フクダ ヤスオ)先生です。
厳粛に式は進み、あー静かでいい!人の話はしっかりと聞かないとね。
ありがたい話でした。福田弥夫(フクダ ヤスオ)先生ありがとう~。
続いて校友会の方の祝辞。
途中までいい話。で終わると思いきや(会場のみんなも全員そう思ったハズ(苦笑))、
校友会正規会員の話が長い~(苦笑)。
乾杯が始まったのが15:16分。
残り14分。
大急ぎで、ビールを続けざまに飲み。食べ物の列に大急ぎで並ぶ。
料理はさすがの都会のホテル、おいしい~~。
みなさん、タダなので出席しましょうね。
二回おかわり、したところでTIME UP。
水道橋駅まで走りましたよ。ビールが回る~~。
帰りのバスは爆睡でした。
お会いしかった二人の方にも会えたし、楽しめた卒業式でした。
もう三崎町には当分来ないだろうなー。

ありがとう日大通教、とても充実した楽しい3年間でした。
お世話になりました。

日大通教のいいところ

2012年02月13日 11時22分12秒 | 日本大学通信教育部商学部商業学科
日大のいいところ。
1.スクーリングは、通学課程の教授が授業をしてくれる。
2.授業を真面目にやってくれる。
3.学生も真面目に授業に取り込んでいる。
4.ネームバリューがある。
5.最寄り駅が、水道橋なので、東京駅から近い。
6.周りにお店がいっぱいある。

修得単位と成績が確定しました

2012年01月26日 22時06分07秒 | 日本大学通信教育部商学部商業学科
修得単位と成績が確定しました。
あとは卒業式を待つだけです。

■総合教育科目
 0000 一括認定 20 編入
 0021 法学 A
 0023 政治学 A
 0024 経済学 A
■外国語科目
 0041 英語Ⅰ    編入
 0042 英語Ⅱ S
 0043 英語Ⅲ B
 0046 英語基礎 A
 0075 保健体育講義Ⅱ B
 0077 体育実技Ⅰ A
■専門教育科目(選択必修)
 0140 商法 A
 0173 税法 S
 0737 国際経済論 A
 0746 金融論 A
 0811 商学総論 A
 0821 商品学 A
 0822 貿易論 A
 0823 マーケティング S
 0825 保険総論 A
 0827 交通論 A
 0829 証券市場論 B
 0830 広告論 A
 0831 商業政策 B
 0833 国際金融論 C
 0897 観光事業論 C
■専門教育科目(選択科目)
 0000 一括認定 32 編入
 0841 経営学 A

いつまでメンテナンス中?

2012年01月25日 22時21分32秒 | 日本大学通信教育部商学部商業学科
第4回カモシュウ、メディアの結果が葉書で届きました。
4科目とも全て合格、では成績は~~~~~~~
ワクワクしながら、日本大学通信教育部のWebSiteで確認しようとしたら、
まさかのメンテナンス中、一日たっても復旧せず(--;)
こりゃデータベースの復旧に失敗かな。
まあ、気長に待ちます!

もっと遠くへ

2012年01月08日 01時04分41秒 | 日本大学通信教育部商学部商業学科
レミオロメン
作詞:藤巻亮太
作曲:藤巻亮太

もっと遠くへ行きたいと願った
たった一度生まれてきた奇跡は計り知れない
だから だからこそ怖いのかもしれない
レールに乗っかるのも無限に広がる自由も

まだ見ぬ未来 答え求めても
雲はちぎれて 風は星の上を吹きつける

どこまで行ってもゴールはいつも
心の奥にあるものだから
どの十字路がつなぐ未来も
目の前の一瞬にすべてを捧げて
駆け抜けるよ まだ明日は
どんな色にも染まってないさ           
君に出会えて僕は弱さと
初めて向きあえた 迷いの向こうに
光を求めて


ありのまま生きようとして傷つくだけの日々
君も僕も誤魔化せない思いを胸に秘めている

夢に届かず 恋に破れて
涙の底の震える感情に気付いたよ

何度だってやり直せる 
だけど今は二度と来ない
心の奥の手付かずの場所
踏み込めば痛くて涙も落ちるけど
進んで行くのさ 時代のせいや
誰かのせいにするくらいなら
もう一度夢を描けるはずさ
青空に奇麗な君の笑顔が
広がっていくように

日が昂(の)ぼり新しい世界が創(はじ)まる
表現し続けるんだ

ありままを

諦めないで その心が
決めた道を走り抜けて
強い風が吹いた日こそ
誰よりも 速く 強く 美しく
駆け抜けてよ 夢の中を
光の方へ 闇を裂いて
きっと答えは一つじゃないさ
あらゆる全力を尽くしていくのさ
もっと遠くへ
 
君との出会いを抱きしめていくのさ
もっと遠くへ