癒しの泉

もともとは映画好き、最近は舞台好き(特に宝塚♪)の趣味ブログ★宝塚の中では宙組の真風涼帆さんにハマってます!

宙組Shakespeareマイ楽♪感想2 涙なしには見られない・・・

2016-03-12 23:33:58 | 宙組「Shakespeare」「HOT EYES!!」

シェイクスピア、感想の続き、いきまーす♪(けっこう長文w)

どこまで書いたっけ・・・

そうそう、ストラットフォードの回想シーンのあと…

・ロミオとジュリエットを上演した劇場にシーンが戻る

一座のみんながお辞儀をして、ウィルのWill in the Worldの歌のとこ、
後ろの役者や民衆たちがみんながピタッと止まるとこ!!
ここ、何度見ても鳥肌☆
そして、下手側でウィルを見守るアンとハムネット・・・
二人の穏やかな幸せそうな表情・・・ほんと幸せになる。。

時が止まったような一瞬一瞬を言葉にしてるかのようなウィルの歌。
すごく好き。てか、この曲良すぎるよぉおおお。
何度聞いても、ウルウルしちゃうのよね。。

演劇、舞台を愛する人たちすべてに捧げる歌!最高!


・ジョージとベスの画策シーン

きました!!
この作品の中で、最も大人の香りが漂う、妖艶なる夫婦!!
いやぁ~何度見ても、まかうらコンビは絶品ですわ・・・

最初にすっしーさんに調子に乗ってはいけない・・・的なこと言われたとき、
うららちゃんベスの表情が、若干曇るんだけど、
ほんと微妙なニュアンスで、その後は納得したかのような大人な対応。

すっしーさんが去ったあと、ジョージを誘い込むところで、
一気にハンターかのような目になるのよねぇ~ここらへんの演技、好きすぎる。

そして、ジョージを挑発させるかのような言葉を浴びせる・・・
「起きてもないことを恐れるなんて男らしくありませんわ」なんて言われたら、
黙っちゃいられないよね~ジョージ!!!
さすが、デキる女は違いますわ・・・こうやって夫を昇進させていくのですね・・・
勉強になりまっす!!!←って、違うかw( ̄▽ ̄)

そして、その言葉に乗せられるジョージ、目つきが変わる!
一気にオラオラムードに!!!
その勢いでベスに、顎クイッとして、キスしようと迫る・・・
このときのジョージの目線が最高に好き。あの目線くらいたい・・・
そして、ここの画が美しすぎる・・・
(キャトルさん、ここの舞台写真出しましょうよぉおおお~出さないなんてもったいないよっ!?)

そして、そのキスを華麗にかわすうららベス・・・絶妙すぎる・・・
いや~それにしても、このシーンのうららちゃんの演技、ほんと上手い。
貫禄、落ち着き、気品を感じずにはいられない・・・

それに乗せられて、さらに勢いを増すジョージ・・・
ジョージ、簡単に手に入る女より、追いかけるほうが好きなのかな!?
そういうところもいいわぁ~(≧∇≦)(勝手にそう思ってるw)

そして、銀橋で絡む二人・・・
真風ジョージを誘い込み、体をなでるような手つき・・・妖しすぎますって(◎o◎;)

そして、最後にジョージが強引にキス・・・
なんという夢のシチュエーション。
ジョージが強引にならざるおえない相手、それがベス!!!

もうさー生田先生、なんて最高な場面を作ってくれたんでしょう。。とにかく感謝・・・m(__)m


・ウィルがアンにドレスを送るシーン

ここの、白と薄い水色のドレス、ほんとにかわいい。
みりおんに合うね~このドレスを後半の冬物語のお芝居のところで着てくるのも、
二人の愛情の深さを感じる。

そして、このシーン
とにかく・・・とにかく・・・
ハムネットがかわいいのよぉ~
「ママ、きれいっ!」って言うとことか、
ウィルとアンの周りでキャッキャッ飛び回ってるところとか・・・
こんな子供がほしいです。。理想的すぎるよ。
だからこそ、後半のハムネットの死で本当に心が痛む。。


・エリザベス女王のテーマソングシーン

ここ、音楽めっちゃ盛り上がって好きだな~
とにかく、今回曲がめっちゃいい!

あと、エリザベス女王の周りの人々の関係がこのシーンだけでかなりわかる。
セシル一派を押しのけて、サウサンプトンやエセックスがエリザベスに寄ってきて、手にキスしたり・・・
よくできてるなぁ~って♪
ここで愛ちゃんがめっちゃ長い髪をファッサーってやって、女官たちがキャーってなってるのがツボ♪


・ジョージによってウィルが欲に落ちるシーン

キターーーー!!!
これまた大好物シーン。いや、ほんと今回好きなシーンが多すぎて困る(^^;)

ウィルとジョージの妖しい絡み。
若干、ジョージがウィルのことを後ろからあすなろ抱きみたいになっててさ・・・
王家のフィナーレに続き、二人が絡むと妖しすぎるのだよ!!!(ショーは妖しいのレベルを完全に超えてましたけどw)
でも、なんだかんだ言ってめちゃめちゃ好きすぎるんですけどね(//▽//)

それと思ったのが、まぁさまと真風っちのハモリ、どんどんいい感じになってるなぁ~迫力あるし!
エリザの最終答弁のシーンも期待しよーっと♪

あと、まどかちゃんを連れてくるベス、そしてそれを促すジョージの構図がどう見ても・・・
ジョージとベスの子供がまどかちゃんに見えてしまうのだけど・・・( ̄▽ ̄)
だって、あんなに若いのにパイプくわえてて妖しげって、ジョージとベスの子供に決まってるやん!みたいなw
とにかく、そのあとの愛ちゃんがまどかちゃんに壁ドンしてるのも含めて、
いいもの見せてもらいました~☆


・劇中劇メドレー

ここから一気にシェイクスピアの書いた劇が上演されていきますね~
音楽にのって、次々と上演されていくんだけど、
一座の役者たちがいろんなコスチュームを着てるのが、なんか贅沢♪

特に好きなのが、ジュリアスシーザーのところ!
もえこちゃんとかなこちゃん、背高くて衣装が似合うんだなこれが!!

あと、マクベスのとこのりくくんもカッコイイ♪
宙組の男役はスタイル抜群だから、コスチューム着せたらピカイチ☆
エリザもほんと、楽しみだわ~


そうやって名声を得ていく一方で家族から離れていくウィル・・・

民衆からもてはやされてるのを上手側で悲しそうな目で見ているまっぷーパパが、
もうほんと・・・切なすぎて胸がキューンとなる。。

そんな中、すれ違うウィルとアン・・・
ここがほんと切ない。

夫の仕事場に入っていけない辛さってあるよね。
それがものすごくわかるから、アンにものすごく感情移入してしまう。
そして、悲しそうなアンに寄ってくるハムネットが可愛すぎて、もうほんと胸が痛い。。


・ウィルがアンの家出とハムネットの死を知るシーン

ここの手紙の演出も、生田先生、さすがです。
次々に手紙の内容が差し迫ってくる感じが出てて、すごくいい。
そして、後悔に苛まれるウィル・・・
絶望するウィルの叫びが、悲痛すぎて何度見てもつらい。。

銀橋の歌、後半は冒頭のロンドンの町であおいさんが歌っていた曲のリプライズ。
「悲しみは一人では来ない。必ず連れを伴ってくる~」だったかな?
これが本当に意味深で。。

勝手な解釈ですが、ここでいう悲しみはアンの悲しみ。
そして、「連れ」というのはハムネットの死なのかなと。
結局、アンを悲しませたことで、大切なものを失うきっかけになってしまった・・・
ということが、ウィルを追い詰めることになるんだろうな。
なるほど、こうくるか・・・と納得。。


・エリザベス女王とのシーン

何度も見て、改めて気づいたんですけど、
劇場が封鎖されて、ロンドン塔送りにされる手前で、
エリザベス女王に最後のチャンスを交渉するジョージってやっぱり頭良いんだろうなあと。
(なんか、後半のお笑いのせいでかなり面白キャラになってたけどw)

しかも、エリザベス女王のプライドを挑発するようなこと
「芝居の神髄はご存じないようですな~」とか言って、
あえてこちらの狙いに乗ってくるように誘い込むあたり・・・かなりの交渉術だわ!
なんで、今まで気づかなかったんだろう。。( ̄▽ ̄)

でも、それを逆手にとって、
「あなたたちは役者をなさい!」と自分のペースに持っていくあたり、やはりエリザベス女王が一枚上手かな・・・
この辺の駆け引き、よくできてるなあ~

できない!って言ってるウィルに「いいから、お前はだまってろ!」というところは完全にスタンモードやしw
このへんから一気にお笑い要素が強くなるのよね~それがまた絶妙のバランスで!

「痛いんだぞ~アイアンメイデン」のくだりは、もはや言う前から笑ってしまう・・・
くる、、くるぞぉ!って思ってても笑っちゃうw
もはや真風っちのコメディセンス、絶品だわ☆


・酒場のシーン

面白いシーンから、一気にシリアスモードになる。
ここはリチャードのコマさんだからこそできる場面。
何度見ても、リチャードのセリフには胸が熱くなるのよね。。

男同士の友情、そしてけじめ。自分の役割を果たすということ。
いろんなものに通じますね。
だから、この物語、好きなのかなぁ。
自分に言われてるみたいな気がして。

そして、ウィルが覚悟を決めて、みんなが団結して杯を手に取る!
一座みんなの表情が一気に明るくなって晴れ晴れしくて、見てるだけで笑顔になる。
あと、このときみんなが来てる衣装がとにもかくにも好きすぎる!
宙組さん、衣装似合いすぎだよぉ~眼福すぎる(><)


そんで、上手側にハケていくジョージとリチャード。

お互いのことそんなに好きじゃなさそうなのに、息ぴったりなのがいいのよね~w
良くも悪くもビジネスパートナーというか(^^)
こういう人たちは絶対腐れ縁で長く付き合うことになりそうw
ウィルを中心に出来上がる人間関係がほんとにいいわ~


・冬物語

さらっとアンを連れてくるすっしーパパ!
さすがです!描かれてないけど、アンを説得したんだろうなぁ~と思うと、
すっしーパパがめちゃめちゃいい人に見えてくる。っていうか、めちゃめちゃ息子思いよねw

そして、それを迎える翔くんともんちの安心安定感!
この二人のお芝居、宙組の中でかなり好きです。

そして下手側で、動揺を隠しきれないせーこさんw
ここらへんからもう笑いが止まらん・・・w

極め付けは真風ジョージ!!!

手足揃う幼稚園児みたいなのからの・・・「ベスっ!・・・」
のくだりは、もう爆笑鉄板ポイントですから!!!

この前の木曜日夜公演は左側近くに男性が座ってたんですけど、その方もガッツリウケててなんかうれしかった♪

そんで、愛ちゃん、ずんちゃんと下手にハケないといけないのに、
3人で決めポーズしてるのがマジウケw
役者として、完全に気持ちよくなってますね、あれはw


この笑いムードから一気にシリアスモードへ・・・
ここ、難しいだろうなぁ、切り替えるの。
まぁさまの演技が光ります。

王妃の像から降りてくるアン・・・
ここでのアンのセリフが本当に印象的。

「演劇、詩・・・私からあなたを奪った・・・でもやっぱりあなたの言葉が好き」
みたいな感じだったかな。

ウィルが家族から離れるきっかけとなったものを認めるってなかなかできることじゃない。
ここがやっぱりアンの強さなんだろうなぁ。

そして、お互いを許しあう二人。
悲しさは消えることはないだろうけど、二人なら乗り越えられる・・・
そう思わせてくれるエンディング。


そして、最後の全員での Will in the World。

もうここらへんで、ボロ泣きです。。完全に。。(;▽;)

だって、良すぎるんだもの!流れが、構成がっ!!

役者たち全員を、そして観客たちをも包み込むこの曲。


もう、生田先生、そして宙組子たち・・・
本当に感謝しかないです。。こんな作品を作ってくれてありがとう☆

この作品を見られて本当によかった。自分の人生にとっても!!

次回はショーについてじっくり書きまーす♪ 

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