大きく深い森のように

秋の密かな楽しみ…

2006年10月20日 | 日々のこと
”クシャッ” ”クシャッ”

何の音か分かりますか?

この音を聞くと小さなころのことを思い出します
正確には、この音を作り出すと…



街路樹の大きな落ち葉。
兄と競争して踏んづけた秋の夕暮れ。
どうしても兄より足の遅い私は、
兄の踏んだ落ち葉をまた踏んで。
それでも私達の足より大きな落ち葉は、
”クシャッ”とまた乾いた秋の音をたててくれました。


実家の近くのバス道にその街路樹は並んでいました。
今は団地を出た道がその街路樹です。

自転車で通るときも、
歩いて出かけるときも、
ついつい何気ない振りをして踏んでは、一人心の内で楽しんでいます


”クシャッ””クシャッ”

秋の音。