MAYUMI ART (ソプラノ長谷川眞弓 のブログ )

「歌うは愛する業なり」・・「歌に生き、愛に生き」・・「SWEET SONGS FOR LIFE」・・「優しい歌」

5/3  ブラッドダイヤモンド

2007年05月04日 10時59分13秒 | つれづれぐさ
もどって、ちょっと小走りに、はぐれないように手をしっかとつないで人の中を歩き、TOHOシネマズなんば「ブラッドダイヤモンド」を鑑賞。

こんなに律儀に時間通りに来たというのに、映画のほうはいつ始まるのジャーーーって言うくらい、ほかの紹介ばっかりで、入るスクリーンを間違えたかと思ったりする。

この映画は社会派の非常に辛い現実、ダイヤモンド→宝石商→お金→武器→アフリカの内戦→内戦を制圧する軍の大佐がダイヤを密輸する商人を守り、→、またダイヤを英、米に流す。

ひとつの家族の命と愛を守って、悪の密輸商人(デカプリオ)が、善をなして死んでいく、ドラマティックな話です。彼の中にもアフリカの白人という大きな悲しみがあって、残忍な商人になった。

善人も悪人もなく、行いでそれが決まる、という言葉
自分の善の行いに微笑みながらアフリカの大地を見渡す場所で、死んでいった。

私は泣きました。
小さなわが息子を助けるため、必死の父、
悪の兵士に暴力を強制されて、心も悪に染まったその息子、
息子から銃口をむけられ、驚き、悲しみ、強くやさしく説得する場面は、
どきどきしました。
そして目を見開いて、息を呑み、
息子が涙を流して父に抱かれるところは、泣きました。

夫は泣いてる私に「泣く映画じゃないよ・・」という。
お父さんの愛には泣けた、
デカプリオにも泣けた。

すばらしいね、キャストも全部。


5/3 なんばでぶらつく

2007年05月04日 10時54分40秒 | つれづれぐさ
アリエッタホテルで一人朝を迎えた、
おいしいパンの朝食がついていて、コーヒーとヨーグルト、ロビーのソファーでゆっくりいただいて、のんびりする。

自宅では家族の朝食を作って、洗濯機を回しながら、玄関の掃除や、「お母さん駅までおくって・・くれたりする?」というかわいいオファーに答えて、何かとばたばたする毎日。

この朝は、なぜ一人なのかちょっとしらけているが、あきらめの開き直りでさばさばと、している。

ゆっくり、のんびりをたのしみながら、朝風呂、朝シャン、テレビでメロドラマのスペシャルをみて、「いいとも」がはじまり、おもしろいおカマちゃんが出てきて、おもいきり笑う。

さーて、「住まいミュージアム」・・知り合いのおじさん(一級建築士です)がボランティアで館内を説明しているということでしたので・・でも寄って帰ろうかな。とのんびりしていたら、なんと30時間ぶりに夫から連絡あり。
どこにいるのか、と聞くので、(自分はどこにいるのかまったく連絡なかったのに)ホテルチェックインしてるよ。というと、しばらくしてから部屋に来ました。
「お疲れ様です」と迎え入れ、・・再会の抱擁もなく、夕べはごめんもなく。

出かけようか、と見るつもりで調べてあった、「ブラッドダイアモンド」のTOHOシネマズにタクシーで向かう。

ものすごい人波の中、映画の席をとって、上演まで、なんばをぶらつく。
とんぼりウオークというおまつり開催中で、にぎやか。
観光クルーズに乗ることにしました。
大川の帝国ホテルと造幣局の岸辺あたりまで行き、戻ってきました。
エンジンのめっちゃうるさい船で、ご案内のアナウンス聞こえず。がーがーがーのおとばかり、緩やかな川面ときらきらする陽の美しさとが台無しになりそうなくらいでした。
中ノ島に出たときの緑の岸辺がすばらしくて、幸せでした。