すっかり肌寒くなりました。もうすぐ11月ですものね。
気温の変動が大きいので風邪が流行っているようです。体調管理に気をつけないとですね。
さて、半日陰の庭は只今、秋の七草のフジバカマが満開に♪ 古風で奥ゆかしい風情の花です。
少々、薀蓄など。
*名前の由来は、花色が藤色で花弁の形が袴に似ていること。
*桜餅のような香りがあります。
*平安時代の女性は、干した茎や葉を水につけて髪を洗ったそうです。防虫剤、芳香剤、お茶などにも利用したとか。
*秋の七草(萩、薄、葛、撫子、女郎花、藤袴、桔梗)のひとつ。
*「藤袴きて脱ぎかけし 主や誰問へどこたへず 野辺の秋風」 金槐和歌集 源実朝
雨上がりの花が水滴で重たげに。。
こんなものも見つけました! カマキリの卵です。
毎年、この庭のどこかで産卵して子カマキリが1匹だけ成長します。何故かみんなメス。
そして、秋には卵で大きく膨らんだお腹をしてウッドフェンスの上にいたりします。何気に目があったり(笑
いつの間にか産卵して、寿命を全うしていき、また来年の春には小さな子カマキリが「こんにちは~♪」とやってくるわけです。
これが毎年、このさほど大きくない半日陰の庭で繰り返されているんです。
生命って不思議ですね。。
1匹の虫だけど、なんだか縁のようなものを勝手に感じてしまいます。
また、春になったら会おうね♪