しずッスさこッス

ネコと趣味

たけちゃんのこと

2018年01月18日 | 日記
うちの近所に柴犬を飼っているお家がある

素直で人懐っこくいいやつだ
「たけ」と呼ばれていたので、たけちゃん

このたけちゃんのこと

彼に初めて会ったのはもう6~7年前になるだろうか。
家の外に出されたケージに入っていた。
座るとちょうどの高さ、立つと頭を少し下げる形になる
ペットショップで子犬が入ってるガラス張りの箱と同じ大きさの箱形のケージだった
一才になるぐらい、ほぼ成犬のその子は少し窮屈そうに
それでも出してと暴れることもなく座っていた。

掃除かなにかでたまたま出されていると思い、
「柴犬も室内飼いするんだ」と感心しながら出勤した。

数日後、土日のお休み。
同じ状態。
動き回れるわけでもなく方向転換が辛うじてできる
ケージのなかでおとなしく座ってうなだれていた
「え、また出されてる?あれからこのまま?」ちょっと驚いた

土日の間、朝から晩まで家主が出てくるわけでもなく
いや、ずっと見てるわけじゃないのでわからないけど
とにかく家に入れてもらえる様子はなかった

うちの家から見える位置にいるので
観察するつもりもないけれど「見える」から仕方ない。

もし自分が立ち上がることもできないトイレみたいな小部屋に
一日中入れられていたらどんな気持ちになるだろうと
心が痛かった
でもご近所で変な摩擦は避けた方がいいので我慢。

その我慢もその翌週日曜の夕方にはきれた。
『犬をケージから出してあげてもらえませんか』とメモ書きをポストに入れた。

翌日からたけちゃんはケージから出してもらい、家の回りを自由に歩けるようにしてもらえた。