渦萌

徳島ヴォルティス、主に「ヴォルタくんとティスちゃん」について書き散らかしております。
斜めな愛だけはあふれております。

あの日あのときの、のの字

2010-06-02 | タイムカプセル
引き続き、もいっちょ、ぱかー。

「ヴォルティスロール」
これは箱だけです。中身を食べてしまった後も、何とはなし、捨てるに捨てられず。


現在の中身は、徳島の選手の缶バッチでみっちり。

鳴門金時の餡とクリームを、チョコスポンジ生地で巻き込んだウマ菓子でした。
スタジアムからのお土産に買って帰る予定のときには、保冷バックを持って行ったものです。
確かスタッフさんが、ホームゲームごとにスタジアムの不定位置に長机を設置して販売されておりました。
「今日はどこで出店しているのだ」と探したりした、懐かしい思い出。
というのも、現在スタジアムで販売はされていません。
お菓子屋さんのHPにも載っていないのですでに扱ってはいないのでしょう。

ロールケーキ一本丸ごとが最小単位だったので、
ちょっと厚めに切った一切れを、個包装で売ってくんないかなぁ…
コーヒーなどお供に、客席に座ってピッチ見ながら食べたいなぁ…
ミニロールとかできないものかなぁ…
とか、食の妄想はとどまらなかったものです。

目になじんだ頃に、気がつけばいつの間にか消えてしまっていました。
以前よりロールケーキに波が来ている昨今、復活超希望。


ヴォルティスロール絡みの対戦相手、というと思い出すのは、対戦するたび
「ゴール裏で五芒星のフラッグを振られるのは結界張られてるよーでやだなぁ」
という気分で相対しておりました、京都サンガです。(あの頃は京都パープルサンガでしたね)
鳴門での京都との1戦目が、ヴォルティスロールの発売開始日でありました。

あの頃は1対戦相手と、ホーム、アウェイで2回ずつ戦うというある意味贅沢な試合日程でした。
そのホーム2戦目。思い出すのもしょんぼりな点差で負けましたその日。
試合が終わってスタジアム前の広場に出ると、ゴール裏にこれでもかとひしめいていた京都サポ様が大勢移動、本部テントになんの列やとびっくりするような長蛇をなしておりました。
そこにはヴォルティスロールの販売ブース。
スタッフさんと京都サポ様の「これ買いに徳島に来たんや」というやりとりが聞こえてきて、「そちら目当てなら、代わりに勝ち点を置いていっていただいても結構でございましたのに…」などと、どんよりな心持ちで帰途についたものでした。

その後、西京極にアウェイ観戦に行って、「サンガロールが食べたいなぁ」と探してはみたものの売り場を見つけることが出来ず、結局、試合終了後にスタジアム外にいた運営の方にお聞きしたところ、開口一番に、
「徳島さんのヴォルティスロールのように、お持ち帰りのお土産になるようなものではないのですが?」
と言われまして。
その時はサンガロールは品切れで食べられなかったんですが、「ヴォルティスロールをご存じですか!」とものすごくうれしかったことを覚えております。

それはあの日あのとき

2010-06-02 | タイムカプセル
岡山戦の結果を受けて、心の「タイムカプセル」、かぱー。


「アウェイの洗礼をうける」、とはよく耳にする言い回しですが、岡山で見まわれたあれは、気象レベルではなかったろうか。

昨年5月のGW。
アウェイのファジアーノ岡山戦に遠征することにしました。岡山には、以前徳島にいた選手が数名いることで、彼らが元気で頑張っているところも見たいし、車で日帰りできるスタジアムだし、ということで決行いたしました。

岡山に着いて、駐車場からスタジアムに向かうときは、ほどよく曇り空でした。
青天井の観戦にこれほど向いたお天気はないかと安堵していたところ、入場して試合開始までの間に、あっさりとピーカンに。
「あぢぢぢぢぢぢ」と、はれの国おかやまの太陽光線に炒りつけられながら、応援、観戦しつつも試合は膠着状態。頭も煮える。
終了時間も迫り、「これは0-0かなあ…」と思い出した途端に押し込まれ、矢先に試合終了の笛が。
目の前のゴールに転げこんだボール、最後まで止めに入ったが及ばなかった選手が立ち上がれない、
近くの席で見ていた男の人が、矢も楯もたまらずという風に「立てー!顔あげろー!胸はれー!」と叫ぶ、
頭からタオルをかぶって他の選手に引き立てられるようにその場を立ち去る選手、
それを見ている自分たちも涙目。

それでも、選手バスの見送りをと、気を奮い起こしてスタジアム前に移動しました。
すると、なにやら晴天にわかにかき曇り、「へ?」と思うまもなく風呂桶の底を抜いたようなにわか雨が。
傘が間に合わない、あわててカッパを着るも中がしっとり、足元じょぼじょぼ、なんじゃこりゃー?
選手バスも去り、しばらくしたら雨も何事もなかったかのようにあがりました。雉に化かされたような心持ちです。
ここまで徹底してアウェイ扱いの気候天候に翻弄されたことに、お見事としか言えず。
「試合が終わったら、近いみたいだから駅前散策にいってみる~?」と出がけには話していたのですが、
いろいろなものにコンボで襲いかかってこられた我々の気力ゲージは、目減りする一方でした。

「…帰ろっか」

悄然と南下する車は、休憩で吉備SAに停まりました。
軽食を取り一息入れるうちに、なにやら緩やかにハイになって行く我々。
敷地内にて気持ちのやりどころを模索するうち、なぜかお調子な撮影会となってしまいました。

 

 

 

そして、追い打ちのようにデジカメの調子も悪く、こんなものまでおさまる始末。

ずんでろれ~ん
  
(デジカメの回路の調子が悪いからというだけで、まったく「それ」な方向の写真群ではありません)

退治されたのは自分たちなのかちくしょー。

…という、去年のとほほな顛末を思い出してしまいましたよ。しょんぼり。
来年も、どちらでやるにせよまたGWに対戦が設えられるのであれば、今度こそは負けないー!