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帰ってきた“いつまでかけるか”

マイペースに日常を暮らす。

小説「ホテル・フィクション」その1

2012-11-30 21:29:45 | 小説
ぼくはホテルの一室で目が覚めた。
前日までのことがまるでなかったのように・・・。


ぼくは某一流ホテルに勤めるシェフだ。
いつも朝早くから仕込みがあるので早くから起きなきゃ
いけない。
その日は朝(?)3時に起きた。いつもよりちょっと遅かったかもしれない。
それが良かったのか悪かったのか。
急いでホテルの厨房に入った。
と言っても少し眠かったので来る途中で買った
缶コーヒーを飲んだ。
しかし、飲みすぎると味覚が鈍る気がしたので
少しにしておいて残したコーヒーをその辺に置いといて
“仕込み”にかかった。

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