帰ってきた“いつまでかけるか”

マイペースに日常を暮らす。

不完全ミステリー「相中探偵倶楽部」~こんな命、あんな命~その2

2013-04-06 10:23:43 | 小説
「ハア~ア・・・。」
これは私のあくびだ。中学3年になった私は
パソコン、パソコン、ちょっと受験勉強、パソコン、パソコン、ケータイ、ケータイで
それが重なり、ちょっと眠い。
さすがの担任である何出藻先生も渋い顔をしている。
「お~い、相田!眠いのは分かるが、みんなの前だからな!」
そうだ。いくら眠いといっても、みんなも
私と変わらない生活をしているだろう。
にしても眠い。私は、そのまま眠りについた。
その直後だったかに、いきなり大爆発。
ああ夢か・・・と思いきや、本当に学校の校庭で
何かが大爆発したようだ。
みんな騒然としだした。
「みんな~、落ち着いて。」
そうナンデモ先生が言うと不思議と、みんな静かになった。
先生には、そういう人徳というものがあるようだ。

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