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Plaza de Montes~報告書~

愛犬そぼろ&おかかの成長日記と、お取り寄せ&テイクアウト中心のグルメレポートがメインのブログです。

イベント報告・その34:Koji YAMAMOTO 35th Anniversary Live

2012-01-29 11:41:22 | イベント報告

山本耕史の35歳記念ライブ。
彼の人生を変えたジョナサン・ラーソン(享年35歳)の命日とその前日の2日間に開催されました。
私が参加したのは命日前日の1月24日の回です。

彼が今まで出演したミュージカルナンバーを披露するライブ。
2部構成でのライブでした。


第1部はこちら。
私はTHE LAST 5 YEARSしか見たことがありませんでしたが、
知らなくても十分楽しめる感じ。
特にHedwigは、是非舞台版を見たいと思いました
しかし舞台版も歌は全部英語で歌ってたんでしょうか。。。


そして15分の休憩をはさんで第2部がジョナサンのメモリアルライブ。
MCもしっかり入れて、今回彼がこのようなライブを開催したいきさつや、
ジョナサン&RENTに対する思いなんかを語ってくれました。
(「オリジナルにこだわりたい」「オリジナルこそがRENT」
というようなことを話してましたが、本当にそのとおり
因みにラーソン一家もこのイベントの開催を応援してくれたそうで、
会場のロビーに「ありがとうジョナサン」のプレートや、
ジョナサンのフォトプレートなんかもありました。

tick, tick ... BOOM!までは、チーム山本のメンバー?
のコーラスが男女各1人ずつ参加していたのですが、
tickはやっぱりマイケルとスーザン役がそれぞれメインボーカルを務めてる楽曲なので、
「コーラス」の声量だとちょっと不完全な感じでした。

RENTの原型となったNo More、歌うのは初めてと言っていましたが、
tick, tick ... BOOM!2回もやってて初めてなわけないじゃんと思ったら、
なんと全編英語で披露してくれました
今年9月に再演が決定していますが、
回数を重ねるごとに、CDのオリジナルキャストの声に似てきてる気がします。
ということで、山本版ジョナサンは、マーク以上に安心して聞けますね

そして待ちに待ったRENT

マーク1人では到底間に合わないので、日本初演版(1998年)のメンバーが
ずらりと駆けつけました


プログラムに最初からキャストが載っていて、
コリンズ役の石原さんとか、ミミのTSUKASAさんとか、エリカ様(笑)とか
初演版キャストが集まっているのに肝心のロジャー役宇都宮隆の名前がありません。
じゃあ98年だけダブルキャストで出てた渡辺忠士?と思っても見当たらず。
もしかして東宝版ロジャーがこの中に入ってるのとか色々考えてみましたが、
なんてことはない、渡辺氏が芸名の忠士から本名の正に改名しただけでした
因みにその後劇団四季のオーディションに合格して、
アイーダのラダメス役も務めていたようです。アダムと同じじゃん
エリアンナさんだけ東宝版から駆けつけた模様ですが(SOLの女性ソリスト)、
他は初演版キャストがそろって、TSUKASAさんとか感極まって泣いてました。

私が見たのは再演版(1999年)で若干キャストが違いますが、
初演版キャストのCDを購入してずっと聞いていたので聞き覚えのある声ばかりで
とても懐かしかったです

ただ。。。

やっぱり10年以上経って、皆見た目的にも年を取ってましたが、
声も年を取っていてかなり声量がダウンしてました。
特に今回RENTでベニー役をして、SOLで男性ソリストを務めた男性キャストが
あまりにも声量がなさ過ぎてビックリしました
CDに収録されているベニーと同じ声だったので、オリジナルのベニー役のようですが、
なぜ彼がSOLのソリストをやったのか。。。
CD版では全然違う声の人だったし、この日出演してる中では
石原さんとかまだ声量ありそうだから彼にソロやらせればよかったのに。。。
と、この点も少々不満でしたが、
東宝版から助っ人で来たエリアンナさんは若くてパワフルでとてもいいソロでした

ということで、各キャストの劣化が目立つ中、
主役の山本耕史は一人着々とミュージカルの経験を積んでいて、
彼だけが初演版の頃より確実に歌がうまくなってました
ということで、やっぱり彼のマークは安心して聞けましたね
あと衣装もマークだけ当時のままで登場して良かったです

ジョナサン追悼イベントのような形になった今回のライブ。
やっぱりRENTは素晴らしいということを再確認できた良いイベントでした



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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御礼 ()
2012-01-29 16:28:26
お邪魔を致します。日本版を見ていらっしゃるからこその感想(各人の印象とか)を興味深く拝読しました。そして、Hedwigを是非舞台版を見たいとと言って下さり、とても嬉しかったです。
2007年から3年連続で再再演していらっしゃいますが、歌は全て英語でした。
意味が分からないとの批判も多くありましたが、最後まで英語歌唱で通しました。ついには本家のジョン・キャメロン・ミッチェルと、打ち上げライブと云う形でしたが舞台共演してしまいました。ファンの間でも渇望されている舞台なのですが、諸々難しいことがあるようです。
と、長々と失礼を致しました。
でもとても嬉しかったです。


歌ってたんでしょうか。。。
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>杏様 (plazademontes)
2012-01-30 08:54:29
コメントどうもありがとうございます。
Hedwigはやっぱり舞台版でも英語で披露されていたんですね。今回のライブでは、ちゃんと英語の意味に合わせたジェスチャーをしてくれてて、初めて聞いてもわかりやすかったという印象でした。無理矢理日本語に直して雰囲気や意味を変えるよりは英語でやってくれた方が個人的には良かったと思います。
Hedwigからは3曲歌ってましたが、背後のスクリーンに上演時の写真が映し出されたりして、とても見応えがありましたよ!
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