ビデオ・あっ!とランダム・SharakuのLIVE映像&情報

撮影・Shigemi TakamatsuのLIVE映像の紹介 from 10/Apr'06

映画・バベル

2007-04-28 | 映画

初日バベルを観た。
2003年の「21グラム」から早4年が経過し今度はどの様な切り口、時間軸で繰り広げられるか非常に興味があった。この映画はモロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に物語は展開する。
吉祥寺東亜チェーンは初日にもかかわらず入りは90%とチョッと意外・・?だった。
さて、映画はアメリカの日常から始まり撮影はドキュメンタリータッチで大型画面にも拘らず手持ち撮影が多くトーンも重たい。
ストーリー展開は20分を過ぎたあたりまでチョッとかったるかったがモロッコに舞台が変わると物語は徐々に現実味を帯びてきてぐいぐい引っ張っていく。
言葉が通じない、心が通じない世界における人間をストーリーの行間から浮き上がらせていくアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の世界観が伝わってくる。音や音楽の使い方も絶妙で素晴らしい。監督が何を表現したいかひしひしと伝わってきて・・う~ん、一筋縄では行かない映画、傑作である。
2時間20分重たい映画が好きな人は是非ご覧あれ!





コメント
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