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プラネッツ鍼灸院笠間

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睡眠時の口テープのススメ

2025-03-30 11:36:51 | 健康・生活

前項で、口呼吸の悪影響と、鼻呼吸の利点について書きましたが、この項はその続きとして、鼻呼吸にするためにどうすれば良いかを書いていきます。

 

おススメの方法としては、睡眠時に口テープをすることです。口にテープをして強制的に口を閉じてしまうことで、雑菌やウイルスが口内から侵入することを完全に防ぐことができます。

 

使用するテープは、医療用の12mmか24mmのテープで良いです。私が利用しているのは24mmのサージカルテープです。貼り方は慣れない方は縦に張るようにし、もし鼻呼吸だけでは呼吸が苦しいなら、口の両端で少し呼吸をできるようにしておきます。慣れて、鼻呼吸だけで呼吸できるようになったら、24mmテープを横向きに張り、口を完全に閉じるようにしましょう。私は24mmテープを横向きに使い、完全に口を閉じるようにしています。

よくある質問で、寝ている間にマスクをすれば良いのではないか、と聞かれることがありますが、マスクは呼吸ができるように作られているので、小さな細菌やウイルスの侵入を完全に防げるわけではないので、実は十分な効果がありません。また、当然ですが、睡眠時に口呼吸になっている習慣を鼻呼吸に直すことはできません。完全に口を閉じるために口にテープを貼ることをお勧めします。

 

もう一つ、よくある質問で、口にテープをして寝たら、窒息してしまうのではないか、と聞かれることがあります。確かに慣れないうちは少し苦しいかもしれないので、上記したように口の両端から呼吸できるようにしておくとよいでしょう。慣れて、鼻でスムーズに呼吸ができるようになれば、そんな心配をしなくなるほど、気持ちよく鼻で呼吸できるようになります。

 

私がみてきた患者さんで、睡眠時に口テープを貼るようにして改善された症状は、以下のようなものがあります。

  • 風邪を引きにくくなった。
  • 以前はよく咳が出ていたが、あまり出なくなった。
  • 鼻炎の症状が軽くなった。
  • 鼻炎とともに、前頭部の頭痛の症状があったが無くなった。
  • 花粉症の症状が軽くなった。
  • 扁桃炎を発症しにくくなった。

 

口呼吸により、口から雑菌・ウイルスが入りやすい状態だと、のどや鼻の症状だけでなく、雑菌・ウイルスによって体内が汚染され、全身の免疫力が低下することが考えられます。今思えば、私も気管支炎と肺炎を起こしたので、体内がかなり汚れていたようです。そう考えると、口呼吸を放っておけば、重い病気につながる可能性も十分考えられます。

 

口テープをして寝てみてはいかがでしょうか?

 

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呼吸について:口呼吸の悪影響と鼻呼吸の利点

2025-03-30 11:30:14 | 健康・生活

お久しぶりです。プラネッツ鍼灸院笠間です。

 

今回は鼻呼吸について書いていきます。

 

皆さん、呼吸の重要性について意識したことはありますか?口からではなく、鼻からの呼吸が大切ということは耳にしたことはあるかもしれませんが、なぜ大切なのでしょうか?

 

実は適切でないとされている口呼吸によってもたらされる可能性がある身体への影響はたくさんあります。直接的に引き起こされる症状は、風邪、口臭、虫歯、歯槽膿漏、扁桃炎、鼻炎などが挙げられます。なぜなら、口呼吸により、空気中の雑菌やウイルスが口内に侵入しやすくなるという単純な理由がひとつ。また、口呼吸により口腔内が乾燥し、雑菌、ウイルスが繁殖しやすい状態を招いてしまいます。

 

虫歯菌など酸素を栄養に繁殖する雑菌は多いので、口呼吸によってそれらの菌の増殖を促してしまうわけです。さらに口は食道、胃に繋がっていますが、飲食物を体内に取り込むため、雑菌の侵入を防ぐフィルターがありません。口腔内のよごれは喉や食道、更に胃に雑菌を侵入させてしまうことになり、風邪を引いたり、扁桃炎を起こしたりします。

 

一方、鼻は鼻毛や粘膜が豊富に存在し、物質が簡単に通過できない構造になっています。そのため、雑菌やウイルスは容易には侵入できません。更に鼻から空気を吸い込んだ方が効率的に酸素を取り込めるということもわかっています。鼻に雑菌が入ると鼻炎を引き起こしそうに思うかもしれませんが、実はその逆で、鼻呼吸で鼻の粘膜をよく使うことでその働きが良くなり、鼻炎を改善・予防できる効果も期待できます。

 

幼少期は体内の免疫が未発達で、成長期に免疫が構築されていきますが、その時期に多くの子供がよく風邪を引く、鼻水、鼻づまりなどの症状に苦労します。そして、口呼吸の悪癖が身についてしまうと、免疫力の低下により、風邪を引きやすくなったり、虫歯ができたり、花粉症などのアレルギー症状を発症しやすくなります。

 

実は私も20代のころまでは、口呼吸だったので、よく扁桃炎を起こしていました。そして、それをこじらせ、気管支炎や肺炎を発病させてしまったこともありました。今は鼻呼吸に直すことができたので、扁桃炎は発症しなくなりました。

 

多く方が自分は口呼吸ではないと思っていると思います。なぜなら、起きているときに口を開けて呼吸はしていないからです。でも気をつけなくてはならないのは、教師や講師など仕事でよく話をする方や寝ているときの呼吸です。人は、言葉を話すことができますが、話すことができることで、話している間は口呼吸になるという構造的な欠陥があるようです。長時間話をする人は、必然的に口呼吸になっている時間が長くなります。また、寝ている間に口が開きやすい人は口呼吸になっています。それはたとえ小さな隙間が空いていたとしてもそうです。いびきをかく方、寝起きの口臭が気になる方、寝起きに口が乾燥している方、よく朝にのどの痛みを感じる方は口呼吸になっていると思われます。

 

一般的に、一日24時間のうち、6~8時間は寝ていますので、寝ている間に口呼吸になっている人は、生きている間の1/3から1/4は口呼吸になっていると考えられます。

 

私の場合も、扁桃炎を発症していたのは、寝ている間の口呼吸に原因があったようです。そこで、寝ている間の口呼吸を鼻呼吸に変えました。

 

どのようにして、鼻呼吸に変えたかというと、寝る前に口にテープをして強制的に鼻呼吸になるようにしたのです。

 

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