kia ora

趣味が多くあり、内容にまとまりがない、ワタクシの雑記張です。最近はタロットに興味があります。

RENT

2006-06-11 22:21:05 | Weblog
昨日、ブロードウェイでヒットした舞台ミュージカル
RENT』の映画版を見に行った。


ロックをベースとした音楽ということで、少々は期待して行ったのだが…
私、最初から最後までだめだった。
音楽も、ストーリーも受け付けなかった。


アメリカの問題を描いてはいるが、けっこう中身が甘ったるい。
(問題があるが故に、みんな前向きに生きようということなのかもしれないが)
歌詞もけっこうまっすぐ純粋な感じで
ものごとを斜めに見がちな私には受け付けなかった。
ものを知らない子供のときだったら、感動したかもしれない。
というか、このストーリー自体、青春もので子供向けなんだろうな。

あと、味付けの派手さがところどころに感じられ
そんなにせんでもええだろう、と日本人の私は思ったりした。
もともとは舞台のものだから、まあそれもしょうがないか。

そして、何と言っても私が重要視している、「笑い」に欠ける。
文化の違いもあるのかもしれないが、笑う場面がほとんどなかった。
でも笑える人もいるんだろう…多分。


もちろんヒットしたのだから、音楽もいいものだろうし
キャストの歌もうまい。
お好きな方はもちろん好きだろう。
しかし、私はだめだった。
これを見ている方で、好きな方がいらっしゃったら申し訳ないが
こうなると好みの問題だな。
私、「少林サッカー」とかバカバカしい映画が大好きなもんで。
(この映画をここで出しても何の比較にも足しにもならないが…ミュージカルでもないし)


最近何本か見たミュージカルがよかったもんだから
期待しすぎたかもしれない。
色々な作品に触れてみるのも、またよしということで。
何年か後に、「ああ、そういえば」と思い出すこともあるかもしれない。


しかし、ミュージカルで音楽受け付けないとなると
時間が過ぎるのがやけに遅いぜ…