DoaU403日目_Part2_肉じゃがとカレーとさくらパパ

ウザい

昨年の賞金女王である横峯さくらは何度も言った、
初優勝までキャディを務めた父・横峯良郎に対して。
今や参議院議員となっているこの人物、
さくら専用のゴルフ練習場を造成、レッスンプロでもないのに教えはじめる。
枕が変わって眠れないと困るからとマイクロバスをキャンピングカーに改造。
横峯さくらとともに日本各地を走り回る。
そして、このさくらパパは料理も作る。
肉じゃがを大量に作って、さくらが飽きないようにアレンジする。
いや、ホントにスゴいオヤジだった、国会議員になってからも。

オリジン弁当を片付けた後、ぐだぐだである。
渋谷を歩いているときはさほどでもなかった水洟が溢れ出す、
鼻栓が欲しいほどに。
帰りにコンタックを買い忘れたことを、つくづく後悔する。

水洟を垂らしながらキッチンに立つ。
昨日の肉じゃがを加工するのだ、今日は。

昨日の残りのタマネギ1/2個を櫛切りにする。
ニンジン1/2本は縦に半分に切って、さらに3等分に。
残りの牛肉にナツメグと白コショウをふっておく。

肉じゃがの鍋を中火で熱し、ジャガイモがひたひたになるぐらいまで水を足す。

フライパンにオリーブオイルをひいて、ニンジンとタマネギを。



ざざっと炒めたら、肉じゃがの鍋へと投入。
カレー粉を小さじ4を加えて、さらにカルダモンとチリパウダーを。
中火でぐつぐつ煮込む。

ニンジンを炒めたフライパンにオリーブオイルを追加して、
乾燥ニンニクを馴染ませる。
強火で温めたら、牛肉を入れてカレー粉小さじ1をふりかける。
両面にざざっと火が入ったら、赤ワインをどぼどぼと入れる。
アルコールが飛んだら、ワインごと元肉じゃがの鍋へ。

30分ぐらい煮込んだら、一旦火を落とす。
牛乳100ccを加えて、再び加熱。
ちょいとコクが足りないので、フライドオニオンを追加。
さらにケチャップでトマト風味をプラス。
目指すは蕎麦屋のカレーである。
嫁さんが先週開けた麺つゆを取り出す。
大さじ3ぐらい入れて、あざとい和な風味を出す。
最後にガラムマサラを2振りしたら出来上がり。



肉じゃがカレー
結び白滝にしかその片鱗はないけれど、もとはれっきとした肉じゃがである。
蕎麦屋のカレーを目指した割りに、かなりスパイシーになってしまった。
小麦粉を使って、もっともっさりとした感じにしないとダメだ。
そもそも蕎麦屋で赤ワインは使わんだろうし。

肉じゃがをカレーにするというのは、さくらパパのアイデアである。
シチューにもしていたし、この国会議員の才能はホントに自由だ。
しかし、発言も自由過ぎた。
当選当初はコメントをやたらと自由に出していたけれど、
その自由過ぎる発言は問題発言となり、民主党から禁じられる。
そう、ウザすぎたのだ、彼は。