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DoaU343日目_Part1_スパゲッティーニのバジルクリームソース

2010-02-07 16:15:46 | レシピ
2/6(土)

飢えは叔母さんではないから、ピロシキはくれない
困った時ほど、自分でなんとかしろ、そういう意味である。

今のところ、飢えてもいないし、困ってもいない。
しかし、だ。
嫁さんの実家周辺では奇妙なことが起きる。
母親の姉、つまり伯母さんが入院している。
母親の妹、つまり叔母さんに金を集めさせ、
そして、嫁さんに送れ、そう指示を出した。
それが義母から電話で知らされる。

年金生活者から金をむしり取るなんて素敵な趣味は、
オレにも嫁さんにもないから拒否る、当然。
2010年度分の住宅ローンの振込だって終わっている。
田舎の人だから
嫁さんはそう言うけれど、意味がわからん。

9時ぐらいには家が揺れるぐらいの強風、
いや、疾強風と言ってもいいかもしれないぐらい。
出掛けることはすっかり諦めて、午前中にOKストアヘ。
日本酒やらビールやら足りないものを、
もちろん買わなくていいものまで買って帰る。

帰りの車中、お昼ごはんはパスタを喰いたい、そう言う。
お、バジルソースにする?
叔母さんでも伯母さんでもないけれど、
嫁さんが職場からバジルを1袋もらってきた、木曜日に。
もう何とかしなければならない。やりますか。

フレッシュバジル1袋を水にさらす。
ニンニク2片を4等分する。
クイジナートにニンニクとバジルを入れる。



最初はパルスでがぁーーーーっと。
上に跳ね上がってきたバジルを落としたら、
本格的にがぁーーーーっと。



10秒ぐらいで見事なみじん切り。
包丁でやってたら、たぶん嫌気がさして、放り出している。
フードプロセッサーはホントに素敵だ。

フライパンにオリーブオイルをたっぷりとひく。
唐辛子1/2本を入れ、さらにバジルをどばっと。



弱火にかけて、木べらでオリーブオイルと馴染ませる。
香りがたってきたら、1/25に作った得体の知れない物を。



これで約250cc分の生クリーム。
バターになっていなかったらタダの生クリーム。
単なるバジルソースじゃなくて、クリームソースにしてやろう、
そういう魂胆である。



見た目はクリームソースっぽい。
とろ火に落として、ちょっと煮詰めましょう、
ゲランドの塩を小さじ1を加えて。

乳脂肪分48%に対応できるのはスパゲッティーニしかない。
今日は8分、アルデンテよりちょいと硬めに。
フライパンのソースに放り込んでしっかりと絡ませる。



途中で気付いていたことだけれど、
どうやら、得体の知れないものはバターになっていたらしい。
クリームソースではなく、バターソース。
しかも雪印バターなら1本分を1食で食べきるという荒技である。
マズくはない、てか、旨いんだよ、旨いんだけれど、
腹より先に胸が一杯になる。

昨夜、大塚会に行く前に作った肉豆腐が残っている。



油を一切使っていない、素敵な食べ物である。
困った時は、あっさりとした食べ物だ、ホントに。


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