胃がんとお付き合いしましょ

還暦をすぎて癌適齢期なんてあるか解りませんがやっぱり心配、胃がん日記を書きます。アドバイスお願いします

胃がんの結果を聞きに行く日

2006-11-22 01:26:13 | Weblog
11月21日
今日は2回の胃カメラによる検査結果を家内と聞きに行く日です。なにやら恐ろしいものを、確認しに行くような気分になり朝から重い気分だ。診療室の前で待っているときも、血圧が上がっているような感じがする。結果は早期胃がんである事は間違いなさそうであるが、期待していたい内視鏡による手術ではすまないようで、胃の切除が必要であることを告げられる。院内LANのディスプレイを見ながら、データーや写真を食い入るように見据えるが、知識の無いことが残念である。胃が無くなった状態ではどうなるか?なんて質問が精一杯。先生に質問しお答えいただくが、胃がんと言う病気の本質などの質問もなかなか思い当たらない。消化器内科の先生と胃がんについてお話するのは2回目でしかも短時間。胃がんの事がまだまだ解っていない自分に気がつき、何か消化不良状態で知りたい事が満たされない状態。明日は外科の先生と相談する日に決まりました。初めての市民健康診断から3ケ月弱、ここまで来て何か回転が速くなってきたかな。

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1 コメント

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胃癌について (Lascaul)
2006-11-23 01:45:28
はじめまして。少々医療系の仕事に携わる者です。ご心配ですね。でも近年胃癌は他の癌に比べて発見しやすく、処置さえ適切なら5年生存率も早期癌であればほぼ100%(つまり殆ど死なない)です。

胃癌の場合はいわゆる見かけの大きさより、癌がおよんでいる深さの方が問題になります。即ち、癌が胃の表層部分にとどまっている間に処置できれば転移の危険性はほとんどないと考えていいと思います。担当の先生が初期とおっしゃっているのであれば、おそらくまだ癌は胃の深部までおよんでいないのではと推測します。切除の方法としては、内視鏡術(王監督と同じ手法ですね)が一番術後の回復は早いのですが、技術的に高度で、希に取り残してしまう可能性があること、また手術時間がかかります(内視鏡で開始しても、上手くいかなければ途中で開腹術に切り替えることもあります)。開腹は最も一般的な方法で、術後の回復に時間がかかりますが、術野も大きく取れますし、周囲の組織・臓器への転移の有無も確認しやすいので、取り残しや転移の見逃しの可能性は小さく、その点では安全な方法と言えます。上手な先生であれば出血量も少なくてすみ、輸血なしで手術を終了することも出来ると思います。術後は予防の意味も含めて、しばらく抗ガン剤を服用することになるかもしれません。
今は「胃癌=もうだめだ」と考える時代ではなくなっていますので、まずは担当医のお話をよく聞いて指示に従った方がよいと思いますよ。
お大事にどうぞ。
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