胃がんとお付き合いしましょ

還暦をすぎて癌適齢期なんてあるか解りませんがやっぱり心配、胃がん日記を書きます。アドバイスお願いします

1年が経過しました

2008-01-01 11:05:49 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。
手術から1年が経過しました。
長いようで短い1年、胃の全摘出をきっかけに自分自身の健康面や年齢を改めて思い知らされる1年間であったような気がします。現在は体重が15Kg減量になりその影響も含めて、今まで経験が無かった体調の変化があり「そーなんだー」と気がつくことしばしば
●体重減少と食事のこと
体重は手術前より15Kg減で言うまでも無く、食事が手術前の半分ちょっと位しか食べられ無い事が原因です。手術直後は子供の茶碗くらい食べるともう苦しくなるほどの暴慢感に襲われ、思うように食事が摂れない状態が3ケ月ほど続きましたが、1年経過した現在ではだいぶ改善し、手術前の7~8割程度まで一度に食べられるようになった。でも体調は思いのほか良いのが光明です。メタボリックとやらは完全におさらば先生曰く「このくらいの体重減が底だな」そう願いたい。最近は空腹感が少し戻ってきたような気がします。お腹が減らないのは情けないですから。
●1年後の検査結果
術後1年の検査を12月に行いました。お陰さまで転移なし、異常なしの結果を聞きホットする。CTの造影剤撮影で、体の中央の太い血管はだいぶ「動脈硬化が進んでいる」と言われ(半年後の検査でも指摘されましたが)私「今後どうしたらいいのでしょうか?」先生「長年の蓄積なのでどうしようもない」・・・まいいか 先生「胃の全摘出は究極のダイエット」・・・その通りだ
●好みの大変化
今まで、お汁粉、お饅頭、サツマイモ、など見向きもしなかったのですが、何かおいしく抵抗無く食べられるようになり、ともすれば自分で買い求めて食す事もあり、自分で驚いています。やはり体重の減少で体が要求しているのか?これで家族とのお仲間になれるかも。でも酒は今まで通り飲める不思議(量は以前より少し減ったが)懲りない男
●今まで飲んでいた薬とはおさらば
糖尿(血糖値が高い)、高血圧の薬はここ数年来飲みつづけていましたが、血糖値、血圧ともまったく正常値に戻ってしまいました。胃が無くなり体重減少の御利益、このくらい良いことなくっちゃ。

★改めて健康の大切さを痛感しているこのごろです。
今年も又健康でやりたいと思っていることを少しずつマイペースでやろう
こんな状態です。今年もよろしくお願いいたします。

胃がなくなって4ケ月(胃がんとお付き合いしましょ)

2007-04-09 06:30:41 | Weblog
●胃袋と生活の品質
「失ってはじめて解る・・・・の恩」なんてどこかで聞いた事があるが、胃袋を全摘した状態がいかばかりか、無くなってみない事には知る由も無い。「生活の品質」などと解りにくいが、楽しく普通に生活できる事が生活の品質かな。もうこの年齢になると食の楽しみのウェイトは高い。今の状態は、・空腹感がほとんど無い・口の中に入れたものがおいしいと感ずるものが少ない(皆無ではない)・少なくとも食物の種類はかなり限定される・一度に食す量は今までの1/3程度・自分も家族もいつも食に神経を使わねばならないetc・etc まったく我が家の愛犬の食べっぷりを少し分けてもらいたいよ。

●胃が無い事は病気?????
少なくとも胃の全摘出で癌の心配は当面遠のいたと担当の先生もおっしゃっているし、私もそう信じます。でも胃が無くなった事への苦しみのケアーは、ほとんど無い、で「胃が無くなった事は病気では無い?」と解釈するしかない。外科医はもちろん、何とか栄養指導でも食物の栄養バランスや、消化の良し悪しを教えてくれるのが精一杯の感があります。体重が-13Kgまで落ちたので、外科の先生に高カロリーのドリンク栄養食を処方していただいた。改めて「胃が無い事は病気?」

●胃袋の全摘は正しい選択であったか?
もちろん胃がんの再発に関しては正しい選択であった。人間は贅沢なもので、胃が無くなった事で、苦しい生活が続くと、「胃を少し残しておけば・・・・・」などとBestな選択にも疑問を抱く。病気の再発リスク:生活の品質(おいしく食べられる)などと天秤にかけたがる。一生続くんだもの

●でも悪い事ばかりじゃ無いが
今までなかなかできなかったダイエット、体重が-13Kgまで落ちた事によって良い影響も出ていると思える。長い事薬を飲み続けてきた「高血圧」「糖尿病」が一挙に良くなってきている様子、糖尿はこれからの検査を待たねばならないが、双方ともかなり改善されてきているのは実感できる。
反面、尻の筋肉は、たっぷたぷ体力もかなり落ち、ここの所ひどい風邪をひいたと思ったら今度は副鼻空炎とやらで、体力低下の影響が出ている様子、お花見もどこかに吹き飛んだー ♪はーやく来い来いお正月♪



胃の摘出/退院から2ケ月経過して

2007-02-25 04:30:55 | Weblog
  
退院後2ケ月を経過して
早いもので退院後もう2ケ月経過しました。
この2ケ月に起こった変化を公開します。同じ経験された方お便り下さい
○食生活
 ・食の種類
胃がん摘出患者のための食事指導は受けたものの、実際自分で経験しないと、自分に合った食事は会得できない。人間「食」は生活の基本で、大切なものです。退院直後は、まだ半信半疑で、好物を試してみるが、胃がなくなった現実に直面、未消化で、とたんに腹痛、下痢で、苦しむ事たびたび、ここの所やっと納得し、ご推薦の食品群を選んで、その中から自分の好物を選択し食べています。いろいろ暗中模索の最中ですが、今の所ベビーフード(レトルトでパックになっているもの)がピッタリの感がします。これが又結構凝っていておいしいものが豊富にあります。(量よし、味よし、値段よし)また持ち運びにも便利です。
 ・食べる量
以前お腹一杯食べていた頃が懐かしい。一度に食べる量は、手術前のせいぜい1/3程度。それも時間をかけてゆっくり。胃の代わりに自分の歯で細かく咀嚼(そしゃく)粉砕することその通りで、歯の手入れは重要と、歯科でチェック。でも部分入れ歯ハンディキャップだ「あわてず、適量、良く噛んで」これがキーワードかも知れない。
 ・好き嫌い
でもやっぱりおいしいもん食べたいな。あんまり我慢すると欲求不満になる。大好物は、消化の良し悪しと量を考え、あまり我慢しないようにしていますが、未消化で、何度かつらい思いをしました。
○排便
消化の良し悪しと量を考えないで、好きなものを食べると、たちまち罰が当たる。その見返りに一日辛い思いをしなければならない。この寒い時期に一日に何回も、お尻を冷気にさらしているのも楽じゃない。神さんが「介護用パンツ」を買って来たのには、ドッキリしたぞ。「介護用パンツ」なぞ想像したことがなかった。でも実際は、これが必要な状況が何度かあった。トイレットペーパーの消費量も多大なり。
手術後初めて出たウンチの見事さは、なんだったんだろう?やっぱり入院中の最適な食事のせいだろう。
ウンチの色が以前と違うのも胆のうも取ってしまった影響か?

○体重変化
入院前76KG⇒現在66KG(-10KG)今までオーバー気味だった体重は順調に?減量 だがいいこともあるようだ。ここの所血糖値、血圧が改善されているようだ。いいほうに解釈。次回の検査時には体重減少の効果がわかるかな?

○体調/体力とやる気
体力は確実に落ちたのを感じる。特に筋肉が細くなったのが、良く分かります。このままは済まさないぞ・・とばかり一念発起し近所のスポーツジムに入会しました。まだまだアイドリング状態です。せっかくはじめたのだから、何か目標を作らねば
やる気、気力は衰えていないと思います。今回の病気でまだまだやりたい事がたくさんあることに気づいて・・やる気はあるな。
○家族と生活環境
胃がんと診断された事を家族に話したときの家族の反応は如何ばかりか、とても興味がある、今までの家族関係の結果は如何に、家族にとっての私は?非常に重たい審判の結果を聞く思い。なんだか家族は「ぴんと来な」反応に拍子抜け。この反応は一体なんなのだ?もう少し時間をかけて様子を見ることにしました。
言葉での反応は少ないが、食事のこと、介護パンツなど、そこはかな私への配慮が感じられ、「まあーこんなもんだな」高額な生命保険し入ってないでよかった

入院から退院まで・帰って来ました

2006-12-28 17:27:45 | Weblog
12月5日に入院し退院は12月25日延べ3週間でした。
終わってしまえば、短い期間でしたがその間の苦楽と新しくわかったことなど、3週間分投稿します。
●12月5日入院
入院予定日が少し早まってしまいました。原因は事前検査での血糖値と「HbA1c」の値が悪かったことで、早めに入院加療の目的です。血糖値が高いのはもうかれこれ20年近くになるが、何とかだましだまし今まで来ました。今回入院と胃の摘出手術予定になり、「今のうちうんと美味しいもの食べておこう」特別出費覚悟で3週間ほど前から美味しいもの=高カロリーな物をたらふく食べたのが主原因と思われる。まったくいじましいやつだ。1日3回血糖値が150を超えたら即インスリン注射。退院までに、10回以上インスリン注射されたのを記憶しています。新しい病棟でもあり環境はとても良い
●手術日までのあれこれ
手術前まだまだ検査は続く、血液検査、大腸内視鏡(前回のCT検査で大腸にバリュウムが残っていた)日に3回の血糖値、血圧、体温測定。無理もないです、この沢山のdetaはパソコン処理でビジュアル化。2,3、データの中での心配項目があったようですが、手術GO!!
●今回の手術前の説明(12月8日)
今回の手術に関しての手術前最終説明がありました。神さんと二人で神妙に
・胃の全摘出か/一部を残すか?????
先生から再発に関する数字データの提示がありました。これが判断基準となる数字なんだな
「胃を一部残した時の再発率」3年後⇒2% 5年後⇒3% 10年後⇒10%、全摘出の場合は私の場合の予想は10年後の生存率98%だそうです。もし自分で決めなくてはならないのなら、「全摘出」!先生も同様の意見で、これですっきり観念しました。私の場合は胃がんの発症場所にもよるが、胃の中に複数の場所に癌が見つかっていることもあり先生の意見は、やはり、「全摘出」だそうで、やはり数字は説得力があります。この中であれこれ手術によるリスク説明があり、深く追求すると手術が恐ろしくなりますので、確率の数字のみ流し目で!!!先生から「胃がんガイドライン解説」書籍購入勧められる。
◆◆◆
コラム・・・12月8日毎日新聞記事に「がん難民」の記事が掲載されていた、大筋は自分の癌の病状が自分自身で把握されておらず、今後どのような治療が最適なのか、適切な処置、治療の方法を求めて病院を捜し求めている・・の様な内容であった。現時点自分が納得した状態であり何の不安もないのは幸せなのかもしれない。後は先生の執刀に委ね、自分自身が「治る」と言う強い意志を持つのみと考える。
◆◆◆

手術前日午後から絶食下剤・・その前に寿司を隠れて食べた「もう当分食べられないから」やっぱり私は意地汚い・・・か
●12月11日手術
思いのほか落ち着き払っていて洒落なんか頭によぎる自分に自分が驚く。手術着に着替え、手術室へ家族がエレベーターまで付き添いなんとなく寂しい気分になる。コロコロと移動する音と共に天井がスーと動いて別世界に行くような感じがふと頭をよぎる。普段は見られない手術室がいくつもズラリとあり、この病院の大きさが、ここで解る。手術台に移動し体を海老のように曲げ脊椎の硬膜麻酔が始まった。周りのスタッフがオーバーなくらいの優しい言葉で声をかけてくれている「いよいよ手術が始まるんだ」と感じた。でもまだまだほとんど平常心+少しの興奮でいる自分自信を感じていました。・・・・・何分かあと、あっと言う間に麻酔により意識がなくなっていました。


●手術後
何時間か経過して目が覚めた。いとこが心配して見舞いに来てくれていた。まだ麻酔が効いているようで、特に痛いところなどはなく、いとことしばらく会話。その日はあまり記憶がないまま過ぎてしまったような気がする。
・手術後の痛み・・痛みのピークは手術後24時間から48時間くらいの間がもっとも痛みが激しかった。体を動かす、咳払いをする。そのたびに電撃の様な激痛がはしる。主に傷口がもっとも傷み耐え難い。途中で痛みに耐えかねて追加の鎮痛剤を投入してもらいました。その後食事後などに腹に軽い鈍痛は感ぜられるが、すくなからず内臓の場所も変化しているはずですから、何もないことは考えにくい。
・食事・・・水分は4日間、食事は6日間とれず点滴のみ。待ち焦がれていた術後初めての水分や、食事(と言っても始めはほとんど水分同様のおもゆなど)は感激ものでした。やはり自分の口から摂取するのが本来だ、今まであまり意識していなかったことが、ありがたく思える。

・食事のこと・・・この手術後のキーポイントは食事のようだ。何しろ胃がまったくなくなってしまったのだから、いきなり腸なので腸もさぞびっくりしているのではないでしょうか。食べ物の種類についても、好ましいもの、避けたい物などいろいろ指導をうける。「少量ずつ、良く噛んでゆっくりと」がキーポイントのようだ。それにしても気になるのは「お酒が飲めるか?」テストの結果ぼちぼちいけそうなので一安心(懲りない男!!)
・看護師さん・・・職業であるとは言え頭が下がる。真夜中などに苦痛を訴えるのは看護師さんしかいない。結構な激務であることがわかる。ありがとうございました。
●今回の入院で・・・手術後の結果
今回胃の全摘出と胆嚢の摘出手術をしました。術後の胃には正確には3ケの初期の癌が発見され、2つは表面の粘膜層もう1つはその下の粘膜層で、初期の段階の癌と説明があり、結果的には全摘出は正解であった旨確認できました。またリンパ節の病理検査の結果転移も認められず、「よい結果でした」と主治医の先生からお話があり、自分も納得した結果だと思えます。
●12月25日 退院
これから胃袋がなくなった体をいたわりつつ、「今まで以上の生活が出来る様、がんばってみよう」これで癌とはさっぱりおさらば出来たかどうかは、数年後かそれ以上か?今は解りません。「毎日を一生懸命生きよう」これが今のところの結論です。入院中、皆様にお世話になりありがとうございました。

胃がんとお付き合いしましよ・検査・検査・検査

2006-11-29 03:36:55 | Weblog
12月4日
検査は実態を知る上で必要不可欠と理解していますが、患者にとっては苦しい検査が続いています。まだ大腸の内視鏡検査が残っています。自分の不摂生の賜物と思い「がまん、がまん」入院、手術となると、おいしい食事などまったく期待できないと考え、「食いだめ」とばかりに、美食に心がけていたら、血糖値がグンと上がってしまい、「まず手術前に糖尿、血糖値のコントロールから」と入院時期が早まってしまいなした。やむなし。
日程が決まりました。入院が12月5日手術12月11日、正月には戻ってこれるでしょうか。いろいろ医師から、説明を受けてある程度は、理解できましたが、胃がんの説明はトータル時間にして1時間にも満たない時間、自分の質問したい事もなかなかまとまっていませんでした。61年間お世話になった自分の胃袋と、まだまださよならするに忍びない心境です。スタートに戻って、仮に胃を摘出しないで、他の方法で治療したらどうなっちゃうのか?想像はつくけど、そんな話も医師の話を聞いて手術の事も自分自信を納得させたい心境です。さて入院前日、今晩は何を食べようか・・(いじましいの)


私の趣味・「じっちゃんの昆虫写真集」
今年はデジカメ写真にはまっていました。マクロ一眼レンズでのクローズアップ写真は、昆虫たちの華麗な色彩と細微デザインに魅せられてしまいました。このブログとは別に「デジカメ昆虫記・虫たちとの出会い」のタイトルで公開しています。興味のある方は下記のアドレスをクリックして昆虫の色彩美、すばらしさをお楽しみ下さい。
デジカメ昆虫記・虫たちとの出会い

胃がん診断その3、胆のうって無くても??

2006-11-25 12:03:17 | Weblog
11月24日
11月22日に初めて外科のK先生に診断していただきましたが、今日はH先生。患者はちょっとした事でも気になるものです。何で担当の先生が変わったんだろうか?一昨日順番の件でクレームつけたせいかな・・とか病院のホームページに乗っていた「セカンドオピニオン」の件を質問したせいかな・・・とか(セカンドオピニオンの件に関しては別途投稿予定)H先生の診断は、内科O先生や消化器外科K先生と同じでした。H先生は紙に胃の図を描いて癌の場所や手術に関しての基本的な説明をしてくださいました。解りやすい・・・でも 今日解った事・胃は全摘か、良くてもほんの少し残せるかどうか・胆のうも一緒に摘出した方が良い。でした胆のうを摘出した方が良い理由は?、そのときは「なるほど」と理解したつもりが帰ったら???の状態になってしまいました。人間の体には無駄なものは「盲腸?」ぐらい、胆のうを摘出したらどんな影響があるのか、摘出しても影響が無いと言っても、じゃ今は胆のうは何してんだ?解らぬ事ばかり。今日一番の収穫は手術日程が、決まった事です。私事ですが、家族、仕事の関係で、来年の1月中旬には復帰できればと希望しており、T先生にその旨お話し、折りよくキャンセルがあったとの事で、12月11日に手術日を予約できる事が決まり一安心。手術までの日程があまり無いとの事で、追加の苦しい検査日程目白押し。無理を言ってるのだからがんばらなくては。追加でH先生からきつい一発「禁酒、禁煙しなければ手術しない」・・・ハイ

今日は外科医の先生と

2006-11-24 06:39:27 | Weblog
初めてコメントをいただきました「Lascaul」さんありがとうございました。専門の知識を持った方にアドバイスいただきほんとに心強いです。またアドバイスお願いいたします。
11月22日
昨日に続き今日は消化器外科のK先生に初めてお話を聞く日になりました。この病院は1年ほど前から予約システムが完備され待ち時間も少なくなって楽に見ていただくことができていましたが、どうした事か予約時間を1時間半してようやく自分の番。何か順番も不明確で??消化器外科のK先生のお話も消化器内科のO先生とほぼ同じで、2つの癌の内1つは直径が2cm程度で、予想より深くまで癌が達しているので「内視鏡による癌の切除はできない」事を告げられました。胃の上部に2つあるので胃のほとんどを摘出しなければならない事も説明される。60年以上お付き合いしてきた胃袋ともおさらばしなければならないと思うと悲しい。現品限りの私の胃。胃が無くなったらどんな生活になるのだろう・・・ 診察が終わり今日は検査各種を行いました・心電図・12誘導・スパイロ(肺機能検査・レントゲン胸部/腹部・放射線CT胸部/腹部/骨盤部、たぶん入院までまだまだ検査が続くでしょう。何とか夏に受けた市民健康診断のデータ生かせないものか?今日は待ち時間や入院のスケジュール不透明で何か割り切れない不満が残った日になりました。明後日24日は又消化器外科のK先生に予約が入っています。
Column商売っ気なしの自動販売機病院内には何台もの飲み物自動販売機がありますが、飲み物を2本買い求めようと2本分のコインを投入し1本目をのボタンを押したとたん、ジャラジャラとお釣りが出てきた、それも投入したコインとは異なる10円玉・・・・「商売っ気ないねこの自動販売機」もう1本は始めっからやり直し。

胃がんの結果を聞きに行く日

2006-11-22 01:26:13 | Weblog
11月21日
今日は2回の胃カメラによる検査結果を家内と聞きに行く日です。なにやら恐ろしいものを、確認しに行くような気分になり朝から重い気分だ。診療室の前で待っているときも、血圧が上がっているような感じがする。結果は早期胃がんである事は間違いなさそうであるが、期待していたい内視鏡による手術ではすまないようで、胃の切除が必要であることを告げられる。院内LANのディスプレイを見ながら、データーや写真を食い入るように見据えるが、知識の無いことが残念である。胃が無くなった状態ではどうなるか?なんて質問が精一杯。先生に質問しお答えいただくが、胃がんと言う病気の本質などの質問もなかなか思い当たらない。消化器内科の先生と胃がんについてお話するのは2回目でしかも短時間。胃がんの事がまだまだ解っていない自分に気がつき、何か消化不良状態で知りたい事が満たされない状態。明日は外科の先生と相談する日に決まりました。初めての市民健康診断から3ケ月弱、ここまで来て何か回転が速くなってきたかな。

家族

2006-11-21 02:11:32 | Weblog

11月19日
娘婿が心配して娘と孫と一緒に家に来てくれました。ありがとう。「心配ない、たいした事ない」を装って、孫を肴に娘婿と晩酌。手術なんかしたら当分酒など飲めないだろうから。実際孫と一緒にいると胃がんの事など忘れてしまう楽しい時間が持てる。まだ一歳半の孫と自分を照らし合わせて考えると、心が温まってくる。

市民健康診断で

2006-11-20 06:48:24 | Weblog

自己紹介
栃木県在住です。去年還暦を迎え、まだまだ元気なつもりな男性です。やりたい事がたくさんありますが、まだ物になっている事は少ない。考えてみると、子供の頃や若い頃、興味を持って経験した事に回帰しているのかも知れません。アルコール、タバコ、ひごろ不摂生が原因か「胃がん」と診断されました
胃がんと診断された経緯
8月23日
今年の8月末に市民健康診断を受信いたしました。昨年は大腸の検査やら、足裏の手術やら病院通いが続きましたので、市民健康診断はパスしてしまいましたが、今年はまじめに健診しました。
9月26日
「健診結果のお知らせ」が届きました。いつもの事ですが、「糖尿病」の検査項目で「HbA1c」の項目が「要医療」となっておりましたが、血圧は普段服用している薬が効いているせいか、」異常なし。
ただ「要精検」となっているのは、胃がん検診でした。これが無ければまあいいかの所だったのですが。
10月23日
近くの大学病院で、予約の内視鏡をしてもらいました。予約してから1ケ月、日本から船に乗ったてらくらくアメリカ着いて余りある時間だ。まったく具合の悪い人が多い事、その一人が私か・・・もうかれこれ10回近く内視鏡検査経験していますが、何度経験しても胃の内視鏡は苦しいものですね。検査自体もいやですが、当日の朝が特に情けない。その日は組織を採って終了。
蛇足 検査中検査をしている先生方の会話がやけに気になるものです。解らない単語や数字にも耳を欹てています。先生方へ「医療中の会話の内容は要注意」デス
10月31日
待ちに待った??検査結果の日。半分以上は大丈夫と自分に言い聞かせて、先生の結果報告を聞きました。結果は「胃がん」と宣告され、半分頭の中が真っ白になりかけましたが、何とか気を取りお直し、現在の状況を聞いていました。現状では初期で、全快する確立がとても高く先生も気軽に?「胃がん」と言われたのか、ま-いいか 又内視鏡検査が必要だそうで、予約今度は待ち日数が1週間で短・・
家に帰ってなんと話そう・・家族の反応やいかに・・・・この件はまた後日感想を書きたい。
11月7日
また内視鏡検査の日が来ました。今回は先生にチョッと太いと脅かされていましたので、苦しい上に太い分さらに苦しいと、勝手に想像していましたが、「今回は軽い麻酔を併用します」で、「うつらうつら」しておりほとんど苦痛は無く、これなら楽だ。今回は患部の深さを判定できる装置付内視鏡(エコー?)だそうで、この検査で、どのような処置になるのか判断するのだ、と解釈しています。確か先生がそのように言っていたように記憶しています。次の検査結果は11月21日です。