☆つる姫の星の燈火☆

#250 秘仏たる由縁

帰省したいきさつもありますが、御開帳に立ち合えたり実家の整理もできて、達成感が勝っていましたので、疲れはなかったのですが、

東京に戻って、色々と精神的に来てしまったので、身体的にも影響が出ないかと心配です。

ほんと、困った性格ですが、この性格で生きてきたのですから、これからもうまく付き合うしかないです。

 

しばらく描けてない絵を描いて、心を落ち着けようと思い、御開帳だった観音様を描いてみたのですが、

これまでのイメージと全然違う観音様、うまく描けない。

しかし、考えた。

今まで沢山の観音様や仏像を見てきたけど、今回のように、生まれ育ったところに何百年もあったにも関わらず、一度も見たことのなかった観音様を見た、というのは、特別な事。

しかも、それが既存のイメージと全く違うお顔だったというのは、あり得ないご縁だったのだろうと。

あのお顔を見た皆さんの中で、私のように何日も経っているのに、強烈にあのお顔、お姿を思い出す人がいるのだろうか。

絵に描いて人に見せるものなのだろうか。

 

話が違いますが、弥勒菩薩が釈迦の入滅後、56億7千万後に降りてきて、衆生を救う、という話もございますが、そんな遠い未来になるまでに、衆生は滅亡するよ、と私は思っていました。

その間の33年などは、とるに足りないあっという間の時間なのだろうと、今回つくづく感じました。

そのとるに足りない時間を生きている私が、33年ぶりに扉が開かれた観音様のお顔を見れた。

 

秘仏たる由縁を想うと、言葉にできないものを感じます。

それもこれも、すべて生きている人間の受け止め方、感じ方、そして都合。

滅多に見れないほうが、人間様はありがたいと感じる。

有難い、ということです。

 

あの観音様の絵をうまくかけないのは、見る人その心によって違って見えるし、チャラチャラ公開するものではないから。

いや、本当はただ単純にへたくそだから。はい。

描けたものは絵は33年後にお見せしますから、それまで長生きしてくださいよ。

 

朝からまた小難しい話で、しかもいつもみたいにまとまらず、ごめんなさい。

こんな文章からでも、どなたかの気づきとかきっかけになれば。

 

ボクは、お布団の中から御開帳。

今日も快調。

 

ご訪問いただきありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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