お見舞いに 行ってきた 命に関わる病気なので
いろいろ この先のこと とか 治療の副作用とか
とても 心配していた が が なんと 御本人は
そんなことより 見かけが気になるようでした
等価交換で 神様に差し出した部位に代わる作り物
（これは 無くても 生活に大した支障は無い）
もっと 治療が 済んでから考えればいいのに
なにやら この人も あんたさぁ～ の人でした
そんなことでも 考えていなければ 追いかけてきた闇に
負けてしまうのかも 知れないけど
秋の夜は 長いね
世間様では 三連休 石橋は 二連休
それでも とっても 嬉しい 一日は 家事に費やすけれど
マルッと 一日 自由である すっかり 忘れていのだけど
今月末に バイアス編み３５周年の パーティがある
参加の予定は 無かったのだけれど 急に行けなくなった
人に 代理を頼まれてしまった シマッタのである
着ていく服が無い お洋服は たんまりあるのだけれど
バイアス編みの 手ごろな物が無い バイアスでお洒落な
感じの物は ニット好きのパートさんに 譲っていたので
無いのだ というわけで 慌てて 編むことになってしまった
ムチャクチャ編んでいたら 肩と首と腰が スクラム組んで
進行を 邪魔してくれる 一日 一玉が いいところです
間に合うのか 石橋 あと 前身頃と袖 ヒラヒラ縁飾りだ
ひらひら そう ヒラヒラなの しかも 水色
またしても 似合わないだろう
気休めにアミアミタイツにハイヒール
バックリ スリットタイトスカート なのに ヒラヒラ
へらへら 笑いながら 編んでいるのだった
お見舞いに 行く際に もっと仲良しの方が もう行ったと
いうので 様子を 聞こうと 質問しに行った
間違いだった 帰ってきた返事は 自分の時のことやら
（同じ病気でしたが すでに完治） 自分の従姉妹のことやら
てんで 違うことばかり 病院の名前を聞いても 恐ろしや
駅の１番出口を 出て そのまま まっすぐ・・・・・と
道順を 教えてくれる 病室番号も エレベーターに乗って・・・と
またもや 答えを得られず
あんた さぁ～ 質問に答えてないよ ファイナル アンサー？！
やっぱり おばちゃんじゃなくて 爺ちゃんに ならねば と
改めて 誓うのだった 秋の夜は 寂しい
雨の音が・・・
閉じ込める・・・